JR東海は8月7日(金)より、過去最大の1時間に「のぞみを12本」ダイヤを実施します。気になる東海道新幹線の混雑状況はどの位なのでしょう。
先日、JR東海が発表したお盆期間中の「新幹線指定席予約状況」を紹介します。
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東海道新幹線 お盆期間の予約状況
先月22日に発表された東海道新幹線の予約状況は、予約可能席数436万席に対して、前年比21%の30万席(7月21日時点)です。単純計算で、予約されている指定席は約6.9%ということになります。
2020年度 お盆期間中の東海道・山陽新幹線指定席日別予約状況
発表は7月21日時点なのですが、変更があった場合はJR東海のホームページ「トピックス」にてお知らせされるとのこと。最新の予約状況は、JR東海HP「トピックス」からご確認ください。
https://jr-central.co.jp/
実は、JR東海は8月7日に、初めて「のぞみ12本ダイヤ」を設定しています。 -
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のぞみ12本ダイヤの背景に迫る
そもそも「のぞみ12本ダイヤ」とは何でしょうか?JR東海の新幹線「のぞみ」が、2020年3月のダイヤ改正で、これまで1時間あたり10本が最大であったところ、12本まで運行できるようになりました。1時間あたり12本というのは、5分に1本、のぞみが出発するということになります。JR東海は、この実現のため、全ての列車を時速285kmで走行可能な車両に統一するなど、様々な取り組みを2020年春に完了させていました。
ただ、1時間に12本走らせることはできるようになったものの、これまでは実際に運行されることはありませんでした。それが、8月7日に初めて12本を運行することになったのです。7月末時点の予約状況からも分かる通り、例年より少ない予約状況の中、本数を減らすのではなく、昨対104%の本数でお盆期間も新幹線を運行するのは、コロナ禍において移動されるお客様に、安心して新幹線をご利用いただけるようにといった背景があるようです。
JR東海は、コロナ対策にも力をいれています。(YouTube動画で紹介)
https://www.youtube.com/watch?v=O2d727qQ07I&feature=emb_title
この夏休み、新幹線を利用して移動する方は、感染防止対策を徹底して利用しましょう。もっと読む- 東海道新幹線の新型コロナウィルス感染症に対する取り組み
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