博多湾に浮かぶ離島「能古島」。周囲約12kmの小さな島は、大都会福岡からフェリーでわずか10分とは思えない程のどか。一年中いつ訪れても美しい花々が迎い入れてくれます。気軽に非日常空間で癒されたい女子に一押し♪アクセスから絶景フォトジェニスポット、能古グルメまで、その楽しみ方を一挙公開しちゃいます♡
-
01
【楽ちんルート】天神出発!フェリー乗り場まではバスで一本
能古島行きのフェリー乗り場である「姪浜渡船場」まではいくつかのアクセス方法があります。中でも一番おすすめなのが、天神からバスで行くという手段。渡船場まで乗り換えがなく、しかも30分弱で行ける最短ルートなんです。
バスの運行間隔は短いですが、予期せぬ交通事情に備えて早めの行動がBetter
天神高速バスセンターから乗りこみ、能古渡船場で下車。終点なので下り忘れの心配無用♪
-
02
船乗り場到着。束の間のフェリークルーズを満喫
フェリー乗り場到着。1時間1本の運行なので、乗り遅れないように注意しましょう。
搬送料金を支払えば、車を島に乗り入れることもできます。
【能古~姪浜 片道フェリー料金】
大人 230円 子供 120円クルーズ時間わずか10分。あっという間についちゃうので、美しい景色を写真に収めたいカメラ女子は、外のデッキ席で待ち構えておく事をおすすめします。
見えてきた!福岡から最も近い離島
能古島!
-
03
能古島、上陸!まずは名物「能古島バーガー」でブランチを
渡船場のすぐ目の前には、島の特産が集まる産直市「のこの市」が。能古島の豊かな恵みで育った、新鮮野菜やフルーツが並びます。同施設内の観光案内所ではお土産もGetできるので、帰る前に立ち寄りたいですね♪
島のミカン農家・久保田喜一さんが栽培する柑橘類で作るkiichi's シリーズ、「甘夏マーマレード」や、いよかんジュース「能古島100%」など人気アイテムが揃います。
喜一さんの似顔絵でしょうか?気になります。
施設内を進むと右手にあるのが「のこカフェ」。
一つ一つ手作りで作られるバーガーは数量限定。夕方には売切れてしまう事も多々あるので、到着後すぐ頂くのがbetter!
出来立てアツアツのパティはとってもジューシー。玉ねぎ、トマトなどのお野菜もたっぷりでボリューム満点♪能古島サイダーと一緒にどうぞ♡デザートは福岡県産の無農薬フルーツを贅沢に使った「カバ印のアイスキャンディー」。作られた味ではなく、果物そのものの甘みなのでとってもサッパリ。夏の暑さも一瞬で吹き飛ばしてくれる一本です。取材当日もうだるような暑さ、地元の子供たちがキンキンに冷えたアイスキャンディーを求め行列を作ってました。
「博多あまおう」味と迷いましたが、ココはやはり能古島名産「甘夏」味をセレクト♪
-
04
島内を気ままにポタリング
島内はバスが出ています。しかし、渡船場と島の北部にある「能古島アイランドパーク」を結ぶルートのみで、バスの本数も限られているのが現状。それ以外の場所も観光したいなら、自由に周遊できるレンタサイクルが断然おすすめ!
坂道が多いので、体力に自信のない筆者は迷わず電動自転車をチョイス。そして、後々この選択は間違っていなかった事を改めて実感することになります。
【電動自転車】 400/hour 1500/day
【普通自転車】 300/hour 1000/day潮風に吹かれながら海岸沿いをポタリング。テンションが上がり思わず叫びたくなりそうです。
道順を示す矢印があるのでCheckしながら登ります♪
うーん、なかなかの山道、急な坂が続きます。普通自動車を借りていたら、間違いなく折り返していたところでした。あとどれくらい続くんだろう・・・と体力に不安を感じていると、コロンビアから旅行に来ているというカップルに遭遇。驚いた事に島中歩いて観光しているそう。電動自転車に乗っているにも関わらずゼーハー言ってる自分、反省です。
-
05
目的地到着!福岡を代表する花の名所♪ 「能古島アイランドパーク」
電動自転車で山道を登ること約30分、気持ちのイイ疲労感を感じてきた頃、メイン観光スポット「能古島アイランドパーク」に到着。
春は菜の花、秋はコスモスなど一年中美しい花々が咲き誇ります。
パーク内はレンタサイクルの乗り入れ不可なので、入口に駐輪する事に。スタッフの方に頼めば電動自転車の充電をしてくれますよ。春の菜の花
秋のコスモス
取材した7月はマリーゴールドが丁度見頃♪黄色にオレンジなどビタミンカラーで元気がもらえます。花畑の先に広がる博多湾も一望でき、絶景スポット!
花畑で飲むご当地ドリンク・夏みかんサイダー「ノコリータ」は又格別です。
インスタ映え抜群「花」x「ノコリ―タ」
パーク内には能古島名物・能古うどん屋さんの姿も。山道を登ったらお腹が空いたのか無性に気になります。先ほど「のこバーガー」を頂いたばかりですが迷わず「耕ちゃん うどん」の中へ。
木目調の店内に優しい日の光が差し込みます。おすすめはお座敷席、窓から見える紫陽花を眺めながらうどんを頂きましょう♪
コシの強さが特徴のうどんは島内の工場で作られており、使われる原料は小麦粉、水、塩のみととってもシンプル。生地を鍛え、寝かせ、見守る・・・。そこに匠の技が合わさった極上うどん♡
つるしこもち食感がたまらない!!!
続いて、レトロな駄菓子屋さん「思い出や」にやってきました。こちらでは能古島Tシャツやポストカードなどお土産アイテムは勿論、昔懐かしのおもちゃや駄菓子が置いてあります。
子供の頃の思い出がよみがえりますね。
絵葉書と切手を購入して、大切な人に旅先からの一枚を送るのも良いカモ。
「思い出や」を出たすぐのとこにポストがあります。(Café Yumejiの前)
-
06
気分はハイジ♡ ”ヤシの木ブランコ”で海上散歩
「のこのしまアイランドパーク」に別れを告げ、次に目指すはキャンプ村。
筆者がどうしても訪れたかったのがこちら。海辺のハイジ風ブランコです。
海に突き出すように伸びるヤシの木に吊るされるロープ。もう少しで水面につきそうな絶妙な長さです。「体重制限は何kgだろう?」と恐る恐る座ると・・・。おおお、抜群のしなり具合 笑まるで海の上を飛んでいるかのよう。浜辺からとは又違った景色が見れますよ!
乗った者にしかわからぬ絶景をぜひ!
キャンプ小屋発見。仲間とワイワイ泊まるのも楽しそう♪
キャンプ場で青春!
-
07
帰りはヨイヨイ下り坂♪絶景を横目に自転車で駆け下りる
行きの上り坂とは打って変わって帰りは楽々♪風を感じながら勢いよく駆け下りたいところですが、前日の雨で滑りやすくなっている路面。ブレーキをいっぱいに握りしめ、ゆっくり下っていきます。雨上がりの少し湿った山の香り、枝と枝の間から降り注ぐ木漏れ日、森林浴を満喫。
しばらくの間海を眺めていたい衝動にかられ、自転車を止めてぼーっとします。何もしない、何も考えないという贅沢な時間。自分のペースで自由に、それがポタリングの醍醐味!
「あ~、帰りたくないなぁ」なんてふと思ったり。
-
08
能古島1Day女子旅、思う存分大自然に身をゆだねよう♪
福岡からフェリーでほんの10分。ゆったり気ままにポタリングをしていると目に飛び込んでくる海、山、花・・・。お腹が減れば”能古グルメ”に舌鼓、人恋しくなれば旅人や地元の人達と交流。ゆっくり流れる島時間、あなたも感じてみませんか?