【瀬戸内国際芸術祭に行くならココ!】 岡山県・瀬戸内の最新ホテル「UNO HOTEL」で海とアートを堪能


2022.04.26

マイナビニュース


アート好きにはたまらない、3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。この祭典では、春・夏・秋の3シーズン中、瀬戸内海の島々を舞台にさまざまなアートイベントが展開されます。その春会期が、2022年4月14日からスタート! 船でいくつかの島を巡りながら、アートを楽しみたい人も多いのではないでしょうか。
2021年7月、そんな瀬戸内観光の拠点にぴったりな「UNO HOTEL(ウノ ホテル)」がオープンしました。
瀬戸内海のブルーとデニムで彩られた館内は、どこを切り取ってもフォトジェニック。お値打ちに泊まれるドミトリータイプから、海を眺めて過ごせるバルコニー付きのお部屋まで、さまざまな客室を用意しています。そして、ホテルから1分の場所に「塩」の温泉パワーが自慢の日帰り温泉施設も……!
ホテルでのんびり過ごして、温泉にざぶんと入って、アートを眺めて、瀬戸内の魅力がぎゅっと詰まったホテルで、贅沢な休日を過ごしてみてはいかがでしょう?
■島旅をオシャレに楽しむためのホテルが誕生
船を使って、瀬戸内海の島から島へ。効率よく移動できる海上タクシーの拠点となる、岡山の「宇野港」から歩いて3分。JR宇野駅のすぐ目の前という、アクセス抜群の場所に「UNO HOTEL(ウノ ホテル)」はあります。
このホテルは、「アートな島々巡りの案内役になってもらいたい」という想いで、2021年7月に開業しました。建物はシンプルながらも存在感のあるデザイン。道行く人が「おっ、ここは何!?」と思わず足を止めたくなる、洗練された空間になっています。
ロビーラウンジは、まるで西海岸のリゾートホテルのよう! 瀬戸内海のブルー、岡山のデニムをイメージしたオリジナルの家具が目をひきます。
ソファにゆったり腰掛ければ、広い海の上を悠々と飛んでいくカモメのようにスローな気分を味わえます。
■無料サービスが充実の共有スペース
ゲストが自由に使えるシェアリングスポットでは、夕食前後の時間帯(15時~17時、20時~22時)と翌日のチェックアウト前に「日本茶バー」が楽しめるほか、無料で食べられるお菓子をスタンバイ。冷凍庫のシューアイスも食べ放題で、至れり尽くせりです。
さらに5月からは、岡山産にこだわった「日本酒バー」も時間限定で登場するとのこと! 好きなだけ岡山のおいしい地酒を飲める(しかも無料で!)なんて、たまりませんよね。
シェアリングスポットの先には、すがすがしい風が気持ちいいウッドデッキが。目の前には、広大なお庭が広がり、その奥に穏やかな瀬戸内海も見渡せます。
■贅沢なリラックスタイムを過ごせるバルコニー付き客室
お部屋のタイプは全部で8つ。カジュアルなドミトリー式のセパレートルームから、コーナースイートまで、旅の目的に応じて選べます。
今回泊まったお部屋は、眺望が素晴らしいプライベートバルコニー付きのスーペリアツインルーム。旅の疲れも、仕事の疲れも、瀬戸内の風景が優しく癒してくれるよう。海もよく見えて、旅行気分がいっそう高まります。
スーペリアツインルームの広さは、25~28平米。こだわり抜いた設計になっており、使い勝手は抜群です。ワイドな鏡があるのも、女性には嬉しいポイントですね。
■宇野港周辺でアート散歩
さて、3年に1度開催される現代アートの祭典も、2010年からスタートして、2022年で5回目。宇野港周辺も「瀬戸内国際芸術祭」が行われる度にパブリックアートが増え、島へ渡らなくても、お散歩気分でアート鑑賞が楽しめます。
どの作品もユニークな発想だったり、カラフルだったり、見応えたっぷりです。せっかくならホテルを出て、ぶらっとアート巡りへ出掛けてみましょう。
まず向かってほしいのは、ホテルからすぐのJR宇野駅。ここは、駅自体がアート作品というユニークな駅! イタリアのアート作家エステル・ストッカーさんが手掛けており、クラシカルな白い駅舎に黒の線が施されています。
黒い線が繋がりそうで、繋がらない……。目が錯覚を起こしてしまいそうなアーティスティックな空間にドキドキです。お馴染みの駅でさえ、こんなにも五感を刺激されるなんて!
次におすすめなのは、埠頭近くにある淀川テクニックさんの作品「宇野のチヌ」。
カラフルなチヌをよ~く見ると、チヌのパーツはすべてゴミの集まり。この作品は、宇野港沿岸に漂流した海ゴミを集めて作ったもの。第1回目となる「瀬戸内国際芸術祭2010」に公式作品となった記念すべき作品です。
驚くことに巨大なチヌは、染色・着色一切なし。アーティストの淀川テクニックさんがゴミ本来の色を仕分けして、再び命を吹きこみました。使われているのは、傘やバット、子ども用のおもちゃなど、どれも身近な家庭ゴミばかり。ユーモラスなだけでなく、見ている人の心にぐいぐい入ってくる作品です。
「宇野のチヌ」と合わせて見ておきたいのが、「宇野コチヌ」。こちらは、中が滑り台になっていて、実際に滑ることができるんです。
頭から入って、お尻へぴゅーっと滑り抜ける……。食物連鎖感を味わえる点が、なんともシュールで面白い!
海上タクシーからクルーズ船まで、いろいろな船が行き来する宇野港周辺。船にのっている人が手を振り、そして、歩いている人が手を振り返す。そんなやりとりが、あちらこちらで見られます。
もちろんみんな知らない人ばかりなのに、ここにくると心が和むのは、ひとりじゃないと感じられるからかも。時間に追われる生活や都会のギスギスした人間関係もみんな忘れさせてくれる、不思議な癒しパワーが満ちあふれています。

■岡山最大級の露天風呂がある「たまの湯」
アート巡りを楽しんだら、温泉で癒しのひとときを。ホテルから徒歩1分の場所にある天然温泉施設「たまの湯」は、「UNO HOTEL」を運営する「宇野港土地」が営む施設。入浴券付きプランで温泉三昧を楽しむのはもちろん、プランを使わない場合でも、ホテルのフロントでスタッフに伝えると割引対応してくれます。
館内は囲炉裏があり、和の趣を感じる造り。レストランや宴会場、無料で漫画を楽しめる漫画室、海を眺められる休憩室のほかに、遮断板が付いた女性専用休憩室もあり、至れり尽くせりです。
湯巡りが楽しい「たまの湯」。最も大きな露天風呂「棚田の湯」は、岡山最大級の広さ。海に面していて、おおらかでのびのびとした空気感を楽しみながら、贅沢な湯浴みができます。
広々とした湯船には、透明な湯が満ちています。やわらかな湯に身を沈めると、「くぅぅぅ~、たまらん!」と歓喜のうなり声が。
さらに月に1度、女性サービス用にバラ風呂も登場します。ふわりふわり甘いフローラルな香りにうっとり。ジューシーな優しい香りに癒されます。
ほかにも注目すべきポイントは、温泉成分。一般的に1kg中の溶存物質量1,000mgを超えたものを「温泉」と呼んでいますが、ここの成分総計は21,240mg(既定値の21倍!)と、かなり濃い温泉です。
泉質は、ナトリウム・カルシウム一塩化物温泉。保温&保湿効果のある「塩」のパワーに加えて、カルシウムを4080mgも含有しており、鎮静作用もあります。さらに、鉄とマンガンに関しては、装置を使って除去。ぱっと見、無色透明のおとなしい湯に見えますが、実は岡山トップクラスの濃厚な塩湯です。
これだけ大きな温泉施設の中で「つぼ湯」だけは、ろ過もしていない源泉かけ流し。ひと度入れば、温泉パワー炸裂です。温泉好きなら、ぜひチェックしてくださいね。
■レストランで思い出に残る創作フレンチを
温泉を満喫したらホテルへ戻り、お楽しみの夕食タイム。今夜のディナーは、館内に併設されたレストラン「BLUNO」でいただきます。
レストランで腕をふるうのは、数々の経歴を持つ若き総料理長・中山公人さん。中山さんは、2021年の若き料理長が腕を競う「DRAGON CHEF(ドラゴンシェフ)」岡山代表にも選ばれました。
夕食のコースは、地元産の新鮮な魚介や旬の野菜をふんだんに盛り込みつつ、フランスのエスプリを利かせたメニューを展開しています。
中でも印象的だったのが、お花見気分を味わえるデザート。満開の桜をピンク色の綿あめで、幹の部分はチョコレートで表現した逸品。その可愛らしさに、写真を撮らずにはいられません!
そして、もうひとつの粋な演出が、メインのお肉料理で使うナイフを自分で選べること!
ナイフはそれぞれ刃の形や持ち手のデザインが微妙に違っていて、「今夜の相棒はどれにしようかな……」とワクワクしながら品定めできます。
ただ用意されたものを使うのではなく、カトラリーを自分で選べるなんて新鮮な気分。お気に入りの1本で味わうお肉は、おいしさも格別です。
■目でも舌でも楽しめる、ヘルシーなカラフル朝食
朝食は、夕食と同じレストラン「BLUNO」で。席につくと、まずカラフルな5種類のドリンクが運ばれてきます。
ドリンクの内容は、3種類のスムージー(紫キャベツ豆乳、トマトパプリカ、キウイとリンゴと小松菜)、2種類のフレッシュジュース(瀬戸内レモン、オレンジ)。これぞ、まさしくビタミンカラー。見ているだけで元気が出てきます。
ドリンクの後に続くのは、スチーム野菜の盛り合わせ、自家製パン、自家製ジャム入りヨーグルト、岡山ポタージュ、エッグベネディクト、コーヒーor紅茶。ほどよい量で、大満足です! いろんな素材感、味わい、甘味、うま味をじっくり吟味……。「おいしい朝食こそ、忘れられない旅の思い出になる」とは、まさにこのこと。
朝食の主役は、自家製の鯛ベーコンを使った、ここでしか食べられないエッグベネディクト。卵黄を絡めながら食べれば、その美しさたるや……! ねっとり濃厚な鯛ベーコンと、とろ~り感がたまらないポーチドエッグ、サクサクマフィンが三位一体となって衝撃的なおいしさです。
○■特別な時間を過ごせる瀬戸内のホテルへ
「UNO HOTEL」に滞在すると、「海も見たい、アートも見たい、ついでに温泉も!」とワクワクスイッチがONになります。瀬戸内の力強いパワーに癒され、帰る頃にはなんだか元気になれる不思議な魅力がいっぱい。
あなたもさまざまな楽しみ方が詰まったホテルで、リフレッシュしてみてくださいね。
■Information
「UNO HOTEL」
【場所】岡山県玉野市築港1丁目1−12
安藤美紀 あんどうみき 猫好きのフリーライター。2012年より独立し、全国津々浦々、旅をしながら見過ごすのはもったいない+αのワクワクするような旅情報を発信してます。これまで書いた記事の数は、700本以上。温泉ソムリエマスター、健康入浴指導士でもあります。温泉、ドライブ旅、グルメ、ディズニー系が得意。 この著者の記事一覧はこちら 

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UNO HOTEL
place
岡山県玉野市築港1-1-12
phone
0863330551
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2024/05/10 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/27

瀬戸内温泉 たまの湯
rating

4.5

53件の口コミ
place
岡山県玉野市築港1-1-11
phone
0863311526
opening-hour
10:00-22:00(最終受付21:00)
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