札幌のホテルで「住所非公開レストラン」の特別料理やアウトドア気分を満喫


2022.02.03

マイナビニュース

札幌の中島公園駅近くにある「UNWIND HOTEL&BAR 札幌」。繁華街「すすきの」近くにありながら、ロッジのような雰囲気なのでグランピング感覚で利用できるホテルだ。
今回、札幌市で住所⾮公開のアウトドアレストラン「mountainman」との新コラボプランをリリース。雪山でのテントサウナや焚き火といったアクティビティプランなので、冒険心をくすぐってくれるから、これまでにない北海道を満喫できそう。
実際に宿泊してみた体験レポをお届けします!
○木の香りが心地よい非日常空間なのに、自宅のような心地よさ
地下鉄「中島公園」駅より徒歩4分、「すすきの」駅からも徒歩10分と好アクセスに位置する。お目当ての「UNWIND HOTEL&BAR 札幌」は、中小路に面しており、大きな看板もないという隠れ家感が期待を膨らませてくれる。
ロビーは海外のロッジのような雰囲気。フロントの横には薪ストーブ、組み木のように積み上げられた薪からも木の心地よい香りが漂う。遊び心たっぷりのディスプレイも楽しくて、思わず立ち止まって眺めてしまう。
○ロッジのような木の温もりを感じるシンプルな客室、ミニバーも充実
薄暗い廊下を抜けて、山奥にありそうなロッジのような客室にたどり着く。余計な装飾を控えたシンプルな空間は、ナチュラル感が心地よい。
ミニバーには、バルミューダの電気ケトル、トースターがセット。トースターまであるのがニクイ。しかもバルミューダという選択にセンスも感じる。
○夜風と夜景も楽しめるルーフトップバーでは、フリーワインのサービスも
ホテル10Fにあるバー「Ignis(イグニス)」は、市内ではめずらしいルーフトップテラスがある。17〜18時30分は宿泊者のみにフリーワインを提供。
バーには、チェスやトランプなどのテーブルゲームもあるので、アルコールを嗜みながらいつもと違うアナログな時間を過ごしてみるのもいい。
ここでぜひ味わってほしいのが、オリジナルのクラフトジン「GIN IGNIS」。積丹町にある蒸留所「積丹スピリット」協力のもと開発されており、19種類のボタニカルからなる程よいスパイス感と奥深い甘さが特長だ。
シンプルに「ジントニック」(1,400円)がおすすめ。高原に咲く花のようなさわやかな香りも味わえる。
フードやアルコールのメニューは各種あり。ディナーはバーもしくはモバイル端末からオーダーできる。ここでドリンクをオーダーして、バーもしくは客室でいただける。
ディナーはピザ4種(エビとトマトクリームピザ、北海道産4種のチーズピザ、自家製ブルドポークピザ、スモークサーモンピザ)、肉料理(バッファローウィング、ワインポークソーセージ)、フライ(3種のフライドポテト、オニオンリング)、サラダ(ラムタコ、クランベリーピンク)から各1種計4品をオーダー可能。客室でできたての料理を味わえる。
○贅沢に北海道素材を使った具だくさんスープで大満足! オプションも充実
チェツクイン時に翌日の朝食時間を指定すると、ドアの外に朝食がセットされている。朝食のメニューは、具だくさんのスープとバゲット。スープは日替わりなので連泊しても楽しめそう。
また、北海道で人気のあるスチームクッキーやスコーン、ミルクジャムなどがオプションメニューとなっており、23時までにオーダーすると一緒に届けてくれるからうれしい。
コーヒーやティーセットも部屋にあるので、朝食時に入れたてのコーヒーやハーブティーもいただけるのは本当に贅沢。ゆっくり部屋で朝食をとり、チェックアウトまでのんびり過ごす。
いつもは慌ただしく過ごす朝の時間が、ここではゆったりとくつろげるから最高! グランピング気分を満喫したら、次はメインイベントであるアウトドアレストラン「mountainman」をめざして出発。
○自然あふれる札幌の秘境の中、テントサウナで「整える」
札幌市南区某所にあり、ホテルから車で30分ほどの場所にあるアウトドアレストラン「mountainman」。住所は非公開で、座標(42°59'13.9N 141°21'38.6E)を頼りに探し当てるから、ちょっとした冒険だ。
大自然の中に設置されたテントサウナには、薪ストーブが設置されている。温度を上げるときは薪をくべ、下げるときは雪をかける。そして、サウナで熱々のカラダは、水風呂ではなく雪風呂へ。大人になってコレできるなんて最高!
温浴施設では体験できない、非日常空間でのサウナ体験ができるのだ。貸し切りなので、家族や友人とプライベートサウナを楽しめるのも魅力。
テントサウナでしっかり整えたら、次は胃ぶくろを満たそう。
地元の素材を使ったキャンプ料理は、野生味を感じさせる盛り付けの中に、こだわりを凝縮したメニューばかり。
気になったのは「山男の焚き火カレー」。贅沢ついでに、角切りポークの焚き火カレー、ラムとひよこ豆のキーマカレー、サバカレーの全部がけをいただく。予約をすると、焚き火とBBQを楽しめるスペシャルプランもOKとのこと。
○ローカルコラボレーションから生まれる新たな魅力と、その先のこと
グランピング気分を楽しむだけではなく、自然の中でテントサウナとキャンプ料理も味わえるという、夢のようなコラボプランを生み出したUNWIND HOTEL&BAR 札幌 マネージャー 大場伸二さん、mountainmanクリエイティブディレクター メアラシケンイチさんにお話をうかがった。
――「mountainman」は、どのような思いから誕生しましたか?
メアラシ 「札幌の価値って、200万都市でこれほどの雪が積もることとか、30分車で走ったら大自然の中で焚き火ができたりキャンプができたりする。テレビを見るような感覚で、本格的なアウトドアが楽しめるのは、恵まれていると感じています。それを体現したかったんです」
――コラボレーションの経緯とプランについて教えてください。
大場 「ホテルのロッジの世界観を広げていった時に、クラフトやアウトドア、DIY、キャンプ……、いろんな関連ワードが出てきますけど、そうした冒険の拠点となる場所というイメージを、もっと表現したいとなったとき、知り合いだったメアラシさんが、『mountainman』を立ち上げることになり、こちらから提案しました」。
大場 「第一弾は、うちの宿泊とmountainmanでのブランチというシンプルなプランでスタート。冬バージョンはレベルを上げて、mountainmanのランチとディナー、テントサウナと、ゲストの目的に合わせて自由に選べるように、今回はお一人様3,000円の『mountainmanご利用付きプラン』として用意しました。mountainmanの予約専用ページで、メニューを選んでいただけます」。
――このプランを体験することで、お客様に感じてもらいたいことは?
大場 「まちと自然の近さとか、体温が伝わるようなサービス、新しい体験や価値みたいなものを感じていただいて、『札幌らしい体験ができたなぁ』『札幌に来て良かったなぁ』と思ってもらえたらうれしいですね。それから札幌で感じたカルチャーとか DIYの概念のような感覚を持ち帰って、自分の生活にも取り入れてみたいと思ってもらえたら。そこから、ますます札幌に興味を持ってもらいたいですね」。
●information
「UNWIND HOTEL BAR 札幌」 
住所:札幌市中央区南8条西5丁目289-111 
アクセス:地下鉄南北線「中島公園」から徒歩4分
「mountainman」
住所:札幌市南区(42°59'13.9N 141°21'38.6E)
アクセス:札幌市内中心部から南へ車で約30分
しだまゆみ しだまゆみ 1973年生まれ。学生時代に編集プロダクションでアルバイトをして、そのまま就職。2000年よりフリーライター/エディター。ライティング、編集のほか、地元企業の広報や採用関係にも携わる。最近はソーシャルビジネスに関心あり。 この著者の記事一覧はこちら 

read-more
アンワインドホテルアンドバー札幌(UNWIND HOTEL & BAR 札幌)
rating

4.5

391件の口コミ
place
北海道札幌市中央区南八条西5丁目289-111
phone
0115306050
すべて表示arrow

ダブルルーム スタンダード

¥7,672

arrow icon

2024/05/10 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/26

mountainman(マウンテンマン)
place
北海道札幌市南区澄川460-4
phone
0115811100
すべて表示arrow

この記事を含むまとめ記事はこちら