おおきに～豆はなどす☆今回は左京区一乗寺の山間にある真言宗修験道大本山のお寺。昔から交通安全や自動車祈祷のお寺として有名。そして、知る人ぞ知るコンパクトな清水の舞台もあり。地元民にはおなじみの交通安全ステッカーを求めて左京区白川通りから途中詩仙堂へ向かう道をさらに上った山間へ。交通安全祈願や厄除けにと初訪のお寺。
じつはＧＷ中、自家用車のナンバープレート盗難に遭い、そんなレアケースが交通安全祈願の範疇なのかわからないが、とにかくステッカーもらいに行こう！と（汗）
昔から走り屋の車には大概ここのステッカーが貼られ、『狸谷』というインパクト強めの名称とステッカーデザインだけは記憶にあって（笑）徒歩で行く人も珍しいと思いますが、ナンバープレートがないので仕方なく（汗）
途中、参道に立つ石標が独特で。真言宗修験道大本山のお寺ということで、真言でしょうか。道路両サイドにありました。その途中、こちらは自動車そのものの安全祈祷場所が。今回は徒歩なのでスルー（しつこい笑）さらに山中に入り、参道が続きます。わりと息を切らしながら、山歩き感覚。すると、ようやく境内へと続く石段へ。自動車の方はこの手前に駐車場がありますので、ご安心を。信楽焼きの狸もたくさん飾られていました。お寺の名称もそうですが狸の由来は、平安時代に桓武天皇が都の鬼門封じとしてこの場所に安置した、ご本尊『咤怒鬼不動明王（たぬきふどうみょうおう）』から。鳥居があります。かつて神仏習合寺院だったんですかね。さらに、朱色の鳥居群が登場し、ここを抜けていきます。中を通ると白龍弁財天が祀られています。さらに進むと弘法大師像。
全国を行脚したお大師さまに倣い足腰の健康を願う。「健脚わらじ」を奉納していく信者もいるそうです。中腹あたりにある『弘法大師奉安所』。 四国八十八箇所巡りで知られる弘法大師にちなみ、88箇所の寺院の名前が刻まれた石版が並ぶ。さらに石段を上り境内へ。
途中、スタンプラリーみたいにたぬきにちなんだクイズ出題。「トイレの神様」としての信仰が篤いウスサマ明王。そして、衣・食・住の神として享保年間木食上人により勧請祭祀された三社明神堂。その背後にそびえる圧巻の本堂不動明王。
ちょっと清水の舞台を思わせる造り。『懸崖造り（けんがいづくり）』と呼ばれる構法。本堂自体は割と新しく、ご本尊である石像不動明王を取り囲むように昭和61年に建立されたもの。1718年（享保3）木食正禅養阿上人が、狸谷霊山北側斜面の洞窟に不動明王を安置。宮本武蔵修行の滝。
ここに来る途中、吉岡清十郎一門数十人を迎えて宮本武蔵が決闘した山麓「下り松」があったのですが、その決闘前に身を清めた滝。本堂へは二方向から石段でアクセスできるのですが、『男厄坂』と『女厄坂』が。厄年はとっくに終わりましたが、一応女厄坂から上ります。かなり高い場所まで上り詰め、本堂の眺めも壮観。ここから本堂へは入山料500円。中は撮影禁止でしたが、洞窟の中にある不動明王を間近で拝顔でき、そのパワーを感じ取れるほど。個人的感想になりますが、不思議な霊気を感じるお不動さんでした。浄化されるというか。そして、舞台上、山々の間から京都市内が見えます。こんな高い場所まで上ってきたんだ、という感慨も。拝観後は社務所へ。こちらはアニメ『有頂天家族』の舞台にもなり、ファンの聖地巡礼場所にもなっているみたいです。そして、お守りやステッカーも。で、こちらを購入。サイズがいろいろあり、車にはもちろん、自転車にも貼れそう。いろんな意味で交通安全に効きそうです。頻繁に車を利用する方は必訪のお寺です！
ヨ～イヤサ～♪狸谷山不動院 への口コミ狸谷山不動院ここにも舞台がありまっせ～手前の曼殊院や詩仙堂に行く人は多いけど、ここに来る人は少ない pic.twitter.com/1V6ON7f8lz— 遣隋使ってあったかいね🍺ディオモ会長 (@kenzui_sea) 2019年5月3日詳細情報住所：京都市左京区一乗寺松原町６
電話番号：075-722-0025
参拝時間：午前9時〜午後4時
入山料：500円
公式サイト：http://www.tanukidani.com/元のページを表示 ≫関連する記事【京都神社めぐり】洞窟もあるパワースポットの京のお伊勢さん！紅葉狩り登山で参拝「日向大神宮」【京都新緑めぐり】八重桜も終盤の桜の名所『哲学の道』で見つけた珍土産☆苔の八百鉢「苔ポン」【京都建物探訪】解体直前！圧倒的存在感の巨大オブジェ乗せた昭和の建物見納め「金光教旧烏丸教会」【京都新緑めぐり】紅葉の名所『永観堂』は新緑の名所でもあり！若葉そよぐ緑の絶景☆【京都お墓めぐり】日本の文豪・谷崎潤一郎が愛した枝垂れ桜が満開☆ピンク色に彩られた墓石☆「鹿ケ谷法然院」
