一休コンシェルジュ編集部に聞いた、人生で一度は泊まりたい憧れの宿5選

数々の宿に赴き、紹介している「一休コンシェルジュ」編集部メンバー。そこで今回は「一休コンシェルジュ」編集メンバーに、人生で一度は泊まりたいけど、なかなか簡単に手の届かない”憧れの高級宿”を聞いてみました。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。1．Airi　Ishikawaさん憧れの宿京都の奥座敷・花脊の里で自然の恵みに四季を感じる美山荘（京都府／洛北　花脊）私が一度は泊まってみたいのは、京都の奥座敷、花脊の「峰定寺」宿坊として建てられた1日4組限定の「美山荘」。日本を代表する「極みの美食宿」の一つで、宿の主人が野山で集めた食材を滋味豊かな“摘草料理”としていただけます。以前作家の柏井壽先生と取材で伺いましたが、4代目当主・中東久人氏や女将の「さりげないおもてなし」は、旅籠としての役割を今に伝える、貴重な存在の一つであるとおっしゃっていました。大らかな自然の大気に包まれると、自分がいかに小さな存在であるかを痛感します。その中で感じる人の温かみと、里山の美味を五感で悟る旅。予約困難な宿ではありますが、人生の節目に、一生に一度は体験してみたい滞在ができる宿です。美山荘京都府／洛北　花脊詳細情報はこちらこの宿の詳しい記事はこちら 2023.07.13 深山が育む滋味をいただき心身も清らかにキツカワユウコ 2．Mika.Aさん憧れの宿「アマン」ならではのおもてなしに癒される滞在アマネム（三重県／奥志摩）世界的リゾート「アマン」と言えば、誰もが一度は憧れるブランド。その「アマン」初の温泉を有するラグジュアリーホテル「アマネム」は、ぜひ泊まってみたい宿の一つです。なかでも外せないのは、天然の温泉水を利用した屋外温浴施設「サーマル・スプリング」とデイベットを周囲に配した33メートルの屋外温水プール。圧倒的な絶景を望むリゾート空間に、至福のひとときを過ごせること間違いなしです。伊勢志摩で獲れる新鮮な魚介類を使用した料理も魅力的。夕食はもちろん、英虞湾を照らす朝日が心地良く差し込むレストランで、和朝食を満喫したいです。洋食も良いですが、土鍋の釜炊きご飯と共にいただける和箱朝食で幸せな1日のはじまりをスタートさせたいですね。アマネム三重県／奥志摩詳細情報はこちらこの宿の詳しい記事はこちら 2023.04.21 英虞湾に溶け込む、アマン初の温泉リゾート Kikuko Fujimura 3．Katayama　Yutaさん憧れの宿芸術家のアトリエをリノベーションした1日1組限定のホテルatelier O-HUIS（愛媛県／西予）愛媛県西予にある「atelier O-HUIS」は、オランダ・ヤースベルド出身の彫刻家・造園家であるケース・オーウェンス氏のアトリエをリノベーションして開業した、1日1組限定の宿。アート作品が散りばめられた敷地は、まるで静寂な別天地に佇む美術館のようです。広さ200平米を誇る客室は、アートにも造詣の深いオーナーの「心からくつろげる空間を作り出したい」という想いから、アトリエの風情を残しつつ、上質に仕上げられた唯一無二の空間。1組のゲストのためだけに、シェフが室内のカウンターキッチンを使って振舞ってくれる地元の素材を活かした夕朝食も魅力的。アーティストのアトリエで、心の洗濯をするような贅沢な滞在を、一度は体験してみたいです。 atelier O-HUIS 愛媛県／西予詳細情報はこちらこの宿の詳しい記事はこちら 2023.07.13 2020年6月開業、1日1組限定のアート空間で寛ぐ愛媛の隠れ家ホテル Mika Tsuboi 4．Yuriさん憧れの宿一生に一度の特別な滞在が叶う、オールインクルーシブの一棟貸しZenagi（長野県／南木曽町）　私が「一度は行ってみたい！」と思うのは、ゲストに“人生最高の休日”を提供することをコンセプトとする1日1組限定の宿「Zenagi」。長野の大自然に囲まれた空間で、コンシェルジュやプライベートバトラー・プライベートシェフが滞在をサポートしてくれます。さらに、オールインクルーシブというのも、滞在中の自由度が高く魅力的。天然食材をたっぷり使った美味しい料理をゆっくり楽しみたいです。　大自然の恵みを堪能できるアクティビティが豊富なのも気になるところ。普段はアクティビティまで体験することはないのですが、「Zenagi」ではプライベートガイドが付いてくれるので、安心してチャレンジできそうです。一生に一度、大切な人と思い出を作りに訪れたいですね。 Zenagi 長野県／南木曽町詳細情報はこちらこの宿の詳しい記事はこちら 2023.07.13 長野・南木曽に佇むオールインクルーシブの古民家で美食を満喫キツカワユウコ 5．Minaho　Ito憧れの宿圧巻の建築美を独り占めできる登録有形文化財の宿国指定登録有形文化財葉山加地邸（神奈川県／三浦郡）歴史やクラシカルな雰囲気が大好きな私が一度は訪れたいのは「国指定登録有形文化財葉山加地邸」。旧帝国ホテルを設計した巨匠フランク・ロイド・ライトの弟子でもある遠藤新が1928年に手掛けた建物が、1日1組限定の宿として生まれ変わりました。364平米の広さを誇る室内には、見どころが盛りだくさん。特に1階のリビングサロンは、吹き抜けの高い天井に大谷石の暖炉、当時のままに修復されたソファーなど、竣工時にタイムスリップしたかのような感覚になれそう。梁が剥き出しになった地階にある大浴場は、日の光が差し込む明るいスペース。床暖房も備わり、冬でも快適に過ごせます。国指定登録有形文化財の建築を独り占めする贅沢なひとときを過ごしてみたいものです。国指定登録有形文化財葉山加地邸神奈川県／三浦郡詳細情報はこちらこの宿の詳しい記事はこちら 2023.04.23 1日1組限定！葉山の自然と建築美を満喫できる、国指定登録有形文化財の一棟貸し Kikuko Fujimura どの宿も予約困難な宿であったり、1日1組限定であったり……それぞれの「そこでしかできない体験」が、滞在を通して叶うのが魅力です。編集部メンバーが選ぶ“人生で一度は泊まりたいけど、なかなか簡単に手の届かない”憧れの高級宿を、ぜひブックマークしてみてはいかがでしょうか。　