【滞在記】「オークラ ヘリテージウイング」で体験する日本の美意識とおもてなし


2020.03.27

一休コンシェルジュ

日本のホテル御三家の一つとして、長らく日本のホテル業界をリードしてきた「ホテルオークラ東京」が、2019年9月、本館跡地に「The Okura Tokyo」をオープン。新たな歴史を刻みはじめました。「The Okura Tokyo」は、17階建ての「オークラ ヘリテージウイング」と、41階建ての「オークラ プレステージタワー」の2棟から成り、2つの客室ブランドを展開しています。今回は、ホテルオークラグループの最上位ブランドとなる「オークラ ヘリテージ」に滞在しました。ホテルのエントランスに近づくと、すぐにスタッフがお迎えくださり、館内にご案内してくださいました。「オークラ ヘリテージウイング」の正面エントランス自体が、すでに5階となっており(オークラ プレステージタワーも同様)、フロント及びロビーも同階にあります。「オークラ ヘリテージウイング」のロビーは広々としているものの、レセプションデスク前以外に椅子やソファなどはありません。ですので、宿泊ゲスト以外が立ち入ることは少なく、とても安心できる空間でした。実は、奥にはライブラリーがあり、宿泊ゲストはここで一息つくこともできるようになっています。ライブラリーは、フロントからは直接見えぬよう壁があり、プライバシーに配慮した、隠れ家のような造りになっています。カードキーは、客室に向かうエレベーター前の扉で1回、エレベーターに入って1回、自身のお部屋の前で1回と、3回かざす必要があり、セキュリティーも万全です。また、エレベーターでは、カードをかざすだけで自分が宿泊するフロアに自動的に止まるという最新型のカードキーでした。廊下は、木肌の美しい白木が多用され、高級感があります。扉を開けてすぐのアングル。
お部屋は、ぐるりと、一周回れる造りとなっています。入り口付近のスペース。
左側のお手洗い、正面のバスルーム、右側のベッド・リビングルームの扉を全て閉めると、ここだけで、しっかり玄関と呼べる広いスペースとなっています。玄関のすぐ横にはバトラーボックスがあり、スタッフの方と顔を合わせずに、気兼ねなくモノのやり取りができるのが便利です。玄関の扉を挟んで反対側にはお手洗いがあります。スタンダードの客室で、独立しているお手洗いというのが嬉しいです。玄関から、右側にベッド・リビングルームが広がります。滞在したお部屋は、バルコニー付きの「ヘリテージルーム(ビューバス)キング」です。広さは60平米。オークラ庭園側に位置するバルコニーがあるので、室内はより広く感じます。質感ある白木が基調の室内は、温かみが感じられ、とても安らぎます。間もなくすると、ウエルカムドリンク「祇園原了郭」の「志そ香煎」が運ばれてきました。赤紫蘇のさっぱりとした酸味と共に、オークラ特製のおかきを。庭園を眺めながらバルコニーでいただきました。バルコニーもしっかりスペースが取られています。都心でこれだけ広いバルコニー付きのお部屋はなかなかありません。ライティングデスク。不要なものは全てしまわれていて、スッキリ。カラーも統一されていて、座るだけでも集中力が増す感じ。こちらは、ミニバーキャビネット。扉を開くと、常温のミネラルウォーター、中身が見える冷蔵庫、ネスプレッソマシンと電気ケトル。「オークラ ヘリテージウイング」宿泊者は、ミニバーが全て無料です。日本のビールが4種類も揃っていました。オークラ特製のブルーベリー、ラズベリー、マンゴーのジュース。濃厚でとても美味しかったです。ティーバッグは、スリランカ発の紅茶ブランド「Dilmah」の世界の銘茶コレクション「t-シリーズ」。緑茶、ほうじ茶は、ホテルオリジナルのもの。緑茶は、佐賀「嬉野玉緑茶」でした。ミニバーの下に、朱色のボックスがあります。「浴衣でも入っているのかな?」と思って開いてみると、中には、折り紙、扇子、紙風船、和柄の巾着袋が入っていて、こちらはゲストへのプレゼントということです。内容は順次変わるそうですが、全て無料でお持ち帰りが可能です。開けたときのサプライズ感がイイですね!
自分用にはもちろんですが、そのままお土産にもでき、特に外国人には喜ばれるアイテムだと思います。照明や空調、カーテン・ブラインドの開閉などは、こちらのタブレットで調整できます。一つにまとまっていると、「ボタンはどこ?」といちいち探さずに済むので、有難いです。玄関の正面には、ウォークインクローゼット。ハンガーさえもこの美しさ。靴のお手入れ用品、洋服ブラシ、靴ベラは、手に取りやすい状態に。セパレートタイプのパジャマ。使い捨てではもったいないくらい、生地がしっかりしていて厚みのあるスリッパ。フワっとした履き心地が気持ちいいです。続いてバスルームです。床暖房ですので、素足でもポカポカ。タオル類は、バスローブ同様、ふかふかで上質な肌触り。2人でもたっぷり利用できる枚数が用意され、贅沢に感じます。シャンプー&コンディショナーなどのバスアメニティーは、イギリス発のオーガニック成分にこだわったボディコレクション「bamford」。基礎化粧品は、日本発のオーガニックスキンケアブランド「THREE」。ホテルのアメニティーで「THREE」が採用されるのは、「The Okura Tokyo」が初めてとのこと。白いお箱の中には、大きなコットン、クレンジングオイル、ソープ、ローション、クリーム、エマルジョンが入っています。2箱用意されていますので、親子や女友達同士の旅でも問題ありません。引き出しの中のアメニティーも、一つ一つのクオリティーが高かったです。「THREE」の入浴剤もありました。はじめてお目にかかった日本発、かつ世界初の新時代歯磨きジェル 「木曽檜」。合成香料や人工着色料など、ケミカルなものも一切使用せず、天然の木曽檜の浄化力で口内環境の悩みを解消してくれる優れものだそう。深くて広いバスタブは、エアブロー付き。背中に沿うように傾斜が付いていて、ゆったりできるので、お庭を眺めながら、つい長居してしまいます。バスアメニティーは、シンクの横の2セットだけでなく、シャワーブースにも用意され、合計3セットも。そして、特筆すべきは、スチームサウナがあること。温まるまで30分ほどかかりますが、しっかり高温になり、客室内のサウナとしては、かなり優秀だと思いました。ダイソンのドライヤーも嬉しいですね。ターンダウンサービスの後は、「ピエール マルコリーニ」のチョコレートのサービスが用意されていました。日本の美を基調とした気品溢れるトラディショナルなブランド「オークラ ヘリテージ」。
お部屋の造り、内装、バスアメニティーから採用されているプロダクツなど、全てが日本ならではの美意識を感じられる上質なものでした。
オークラ庭園の緑を楽しみながら、ジェットバスに入ったり、バルコニーでお茶を飲んだり…… 外資系ホテルにはない、落ち着いた雰囲気のお部屋で、現在海外に住む私にとっては、一層日本を感じる、心安らぐ時間となりました。 The Okura Tokyo 東京都/虎ノ門 詳細情報はこちら  

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