奥伊香保の老舗和モダン宿で私邸のように寛ぐ

万葉集に詠まれるほど由緒のある温泉地・群馬県伊香保。温泉街の象徴であるレトロな石段をはじめ、湯治場の風情が漂う街並みが旅情を誘い、多くの旅人を惹きつけています。きめ細やかなもてなしとプライベートな空間が魅力街の賑わいから少し離れた奥伊香保に、400年の時を刻むスモールラグジュアリーな宿「奥伊香保　旅邸　諧暢楼」は静かに佇んでいます。名将・武田信玄公に仕えた武将が起源という由緒ある宿は、明治初頭に「新しいおもてなし」を提供すべく開かれました。「新しい和　新しいおもてなし」をコンセプトに造られた施設は、威風堂々とした和の風情とモダンの設えが見事に融合。
客室はプライベートを重視した全8室。清々しい白木をふんだんに用いた内装は、スタイリッシュでありながら程よくナチュラルで居心地は格別です。全室に“羽毛の宝石”と呼ばれるアイダーダウンの掛け布団を準備。邸宅に居るように寛いで欲しいという宿の心意気が伝わってきます。「庭園・露天風呂付特別室（本間10畳）」は、障子や広縁の先に、手入れの行き届いた美しい庭園が広がります。花木の可憐な姿や、い草の香りにきっと心癒されることでしょう。部屋にいながらにして、掛け流しで伊香保の名湯「白銀の湯」を堪能できます。「庭園露天風呂付特別室（本間15畳＋茶室を模した4.5畳）」は、凛とした雰囲気が魅力の正統派の和室に加え、ゆったりとしたソファーが嬉しい広縁、茶室が備わります。専用庭園に面した濡れ縁に設えた露天風呂は、お二人で入ってもゆとりのある広さ。誰に気兼ねすることもなく、温泉三昧を楽しめます。「庭園露天風呂付特別室（本間15畳＋次の間7.5畳ベッド）は、大きなガラス窓が開放的な和モダンスタイル。和室の寛ぎと、ソファーやベッドの快適さを一度に体感できる欲張りな客室です。朝な夕なに窓から見える絵画のような美景を眺めたり、広縁の温泉露天風呂に浸かりながら、非日常をたっぷりと味わいたいものですね。和洋室の「ジャパニーズ・スイート」は、100平米の広さを誇る宿自慢のお部屋。格天上や琉球畳などを用いた和モダンのリビングは、スタイリッシュな間接照明で心が落ち着きます。ゆったりと配置されたソファーやチェアーに身を沈めて、自然豊かな景色をぼんやりと眺めるだけで心が静かに満ちていくことでしょう。客室には、天候を気にせず湯浴みできる半露天風呂が備わります。大きなガラス窓から景色を存分に眺めつつ、芯まで温まったら、冷蔵庫内の無料ドリンクを片手にテラスで澄んだ風に吹かれるのもいいものですね。専属料理人が付く感覚が嬉しい個室食事処「茶寮」旅の大いなる愉しみ“食事”は、ゲスト専用の個室お食事処「茶寮」でいただきます。氷見の寒ブリや雪割筍など、料理長自らが各地で入手した季節ごとの厳選素材を、匠の技で逸品料理へと仕立てます。ゲストが食べ進むテンポに合わせて料理を提供してくれるので、一番おいしいタイミングを逃さずに食べられるのも嬉しいですね。また、各料理とそれに似合う世界各国のお酒とのマリアージュを「おまかせ」でコーディネートしてくれます。至れり尽くせりのサービスはまるで、御自分たち専属の料理人が腕をふるってくれているかのよう。美食と美酒を肴に、いつも以上に会話が弾むこと請け合いです。心尽くしのおもてなしや “何もしない贅沢”を存分に満喫したら、隣接する本館「福一」へ足を延ばしてみてはいかがですか。こちらでは、伊香保温泉のもう1つの名湯「黄金の湯」を堪能できます。日本の伝統美をモダンに再構築した館内は、まるでミュージアムのような高貴な佇まい。ラウンジでひと休みするつかの間さえ、その一部となって過ごす特別感はきっと心弾む体験になるでしょう。さらなるリラクゼーションを求める方は、山なみを望めるサロンスペースが魅力のSPA「やわらぎ」もお薦めです。トリートメントルームは、ゲスト同士がすれ違わないよう配慮されています。熟練のセラピストの丁寧なカウンセリングの後、タラソテラピーやアロマテラピーなどご自身に合ったメニューをチョイス。オールハンドによる施術を受けるひとときは、まさに至福と言えそうです。ゲストが日常を脱ぎ捨てて、いかにリラックスできるかを400年間常に探求し続けてきた「奥伊香保　旅邸　諧暢楼」。温泉旅館の真髄である「食」と「泊」を、今までになかった体験へと昇華した宿で、新しくて心温まるスペシャルな時間を体感してみませんか。奥伊香保　旅邸　諧暢楼群馬県／伊香保詳細情報はこちら　