お昼の12時までゆっくり過ごせる宿　有馬温泉編

PM12時がチェックアウトのお宿。お昼まで滞在できるので、朝食後に湯浴みや二度寝など、思い思いの時間が過ごせます。
あせらずゆっくりと2日目の旅をスタートさせたい方にもおすすめ。
今回は日本三名泉の一つであり、赤褐色の“金泉”と無色透明の“銀泉”という2つの温泉をもつ「有馬温泉」にあるお宿をご紹介します。わずか10室の離れ、全てのお部屋が100平米有馬山叢　御所別墅（兵庫県／有馬温泉）「有馬山叢　御所別墅」は、約1400坪の敷地内に10室の離れとロビー・レストラン棟で構成されているお宿です。
すべてのお部屋は100平米とゆったりとできる広さ。ウッドデッキがあるので、美しい自然を眺めながらのティータイムはいかがでしょう。2018年6月にお食事のメニューを、明治開国期の風情漂う元山家会席料理にリニューアル。美食の宿としても人気です。
美食と有馬の湯以外にこの宿の特徴のひとつが、無理なく身体を温め体温を維持し免疫力を高める効果があるという「サーマルルーム」が全室に備わっていること。日本でも珍しいこの設備を体感してみて。有馬山叢　御所別墅兵庫県／有馬温泉詳細情報はこちら美しいお庭と美味しい旬の一皿をいただく有馬温泉　欽山（兵庫県／有馬温泉）数奇屋風造りの美しい佇まいの宿「有馬温泉　欽山」。春夏冬の長期の休みの時期以外は小学生以下の宿泊はNG。厚いもてなしを受けながら、心静かに大人の宿での時間を過ごしましょう。
お宿の庭では、夏になるとホタルの淡い光を見ることができるなど、四季折々の美しい一瞬を味わえます。味わうと言えば、庭園の眺めや有馬の湯だけではなく、宿自慢のお食事も期待して。冷凍物は一切使わず、新鮮な食材、旬の食材を使用しています。湯だけではなく、あの味にもう一度会いたいと再訪する方が多いそうです。有馬温泉　欽山兵庫県／有馬温泉詳細情報はこちら大人が癒される湯と設えの贅沢宿中の坊瑞苑（兵庫県／有馬温泉）「中の坊瑞苑」は、13歳以上しか利用できない大人のための宿。あのモナコ王妃グレース・ケリーが愛した宿としても知られています。
2017年に心地よさをキーコンセプトにしてお部屋をリニュアルオープン。上記写真の貴賓室「瑞雲」は眺望が魅力のお部屋。有馬の銀泉が味わえます。こちらの写真は貴賓室「和光」のテラスに設えられている、金泉（左）と銀泉（右）が同時に愉しめるお風呂。119平米のゆったりとした空間を贅沢に使いながら、最古と言われる湯を堪能しましょう。
チェックイン、チェックアウト後は、併設されている「猪名野茶房」で日本茶と手作り甘味はいかが？最後の最後まで、旅の雰囲気を愉しんで。中の坊瑞苑兵庫県／有馬温泉詳細情報はこちら野趣あふれる雰囲気と敷地内の泉源を堪能有馬温泉　月光園　鴻朧館（兵庫県／有馬温泉）有馬温泉の中でも数少ない“敷地内に泉源を持つ”温泉宿「有馬温泉　月光園　鴻朧館」。
野趣あふれる露天風呂も魅力ですが、これ以外にもひのき風呂・洞窟風呂・ワイン風呂など、個性ある湯浴みも楽しめます。このお宿と同じ敷地内に佇む「游月山荘」の“月光橋”（写真）は要チェック。「鼓ヶ滝」より流れる清流「滝川」が流れ、初夏にはホタルが飛び交う美しい自然が眺められます。湯浴みを愉しんだ後、月に照らされた水面に会ってみてはいかがでしょう。有馬温泉　月光園　鴻朧館兵庫県／有馬温泉詳細情報はこちら異国情緒感じるお部屋と五右衛門風呂の調和ホテル花小宿（兵庫県／有馬温泉）和と洋の調和、かつて有馬温泉に複数あった外国人専用ホテルを彷彿とさせる宿「ホテル花小宿」。
1階和室にある畳の間にはベッドが。和室にベッドという設えはこの宿がモデルとなり全国に広まったとか。
広々とした開放的な間取りのスイートルームで、ゆったりとした時を過ごしましょう。御所坊裏で湧出した「御所泉源」から上質な湯が引かれ、2つの貸切風呂で愉しみます。一つは写真の「楓呂（カエデロ）」。五右衛門風呂が備わり、時代を感じながら金泉を味わえます。もうひとつ「蔦葉子（ツタバス）」は、介護者が一緒なら車イスの方でも湯浴みを愉しめるようになっています。
少しでも多くの人に有馬の湯を堪能してもらいたいという気持ちが伝わるお宿です。ホテル花小宿兵庫県／有馬温泉詳細情報はこちらせわしなさを感じさせない、ゆっくりとした時間が過ごせるお昼12時のチェックアウト。時間がたくさんあるからといって、温泉に入りすぎて湯あたりしないように気を付けたいですね。　