天然とらふぐを愉しむ渥美半島の宿


2019.01.23

一休コンシェルジュ

天然とらふぐの漁獲高日本一としても知られる愛知県・三河湾。海苔の養殖も盛んなこの豊かな内湾を形づくる渥美半島に、「和味の宿 角上楼」は佇みます。昭和元年創業のこちらのお宿では、天然とらふぐやハモなど、四季の美味をいただけると好評です。
季節ごとにリピートするのもオススメな「和味の宿 角上楼」。今回は、宿一押しの食事と、各お部屋の魅力に迫ります。地元の美味を堪能する寛ぎの宿東海道新幹線・豊橋駅から車を走らせること約1時間。渥美半島の先端に位置する「和味の宿 角上楼」が見えてきます。まずは、昭和元年創業ならではの美しい木造建築がお出迎え。温かみのある外観が、旅の疲れを癒してくれます。全4棟のうち、「本館 角上楼」と「別館 井筒楼」は大正・昭和レトロ感がとても魅力的。泊まるものを物懐かしい気分へと誘います。「別邸 翠上楼」と「新館 雲上楼」は、全室露天風呂を配したモダンなつくり。各棟の部屋それぞれに特色があり、泊まるごとにリピートしてみたいと思わずにはいられないでしょう。可愛い猫ちゃんが、数匹宿に住み着いていることも、「和味の宿 角上楼」の魅力。お風呂に入っていたら、猫ちゃんが遊びに来たなんてこともあるそう。思いがけない出会いが、特別な想い出になれば良いですね。お風呂に浸かってゆっくりできたなら、天然とらふぐをはじめとした地元の美味を心ゆくまで堪能しましょう。天然とらふぐを愉しめるのは11~3月、秋から冬にかけてが旬です。天然とらふぐや、季節の旬を味わう贅沢料理には、1から3キロ以上の天然とらふぐを利用するというこちらのお宿。一般的に、市場で見かけるのは800グラムほどですから、宿の素材へのこだわりがとても強いことが分かります。
希少な天然とらふぐは、薄造りの「てっさ」や鍋の「てっちり」、焼きふぐ、唐揚げでいただきます。淡麗ながら、噛みしめるほど豊かな味わいが生まれ、溢れる滋味を愉しめる天然とらふぐ。様々な食べ方でいただけるとはなんと贅沢なことでしょう。
絶品と称される白子は、とくにコクが深く、旨味が凝縮されています。生臭さのない、雪のようなくちどけは、虜になること間違いありません。
天然とらふぐをいただくために、お宿のリピーターになる方もいるとか。天然とらふぐを存分に味わったなら、あるいは春や夏、初秋に訪れるのなら、その時季最良の海鮮に舌鼓してみてはいかがでしょうか。
「和味の宿 角上楼」では、ご主人が自ら近隣の魚市場に出向き、極上の素材を仕入れるとのこと。のどぐろやハモ、太刀魚、黒鯛、桜鯛など、季節ごとに様々な高級魚を味わえます。大正・昭和レトロを愉しむ滞在を美しい木造建築が印象的な「本館 角上楼」。昭和元年に立てられたもので、松の一枚板による廊下や欅を用いた階段が大きな特徴。木の香り溢れる、温かみのある造りとなっています。こちらは「萩」のお部屋。90年代にヒットした映画「釣りバカ日誌2」の舞台にもなりました。今でも、予約が後をたたない人気ぶりです。
大きな窓から臨む静謐な景色は、木の温もり感じる室内の設えと同様、見るものに落ち着きを与えてくれます。障子や窓の造りも、「昭和」と呼ぶに相応しいレトロで味わい深い雰囲気を醸し出しています。露天風呂は、手足を思いっきり伸ばせる余裕の広さが自慢。湯に浸かりながら、このお宿とお部屋ならではの寛ぎを感じてほしいと思います。「別館 井筒楼」は、築200年の旅籠を改修したリノベーション棟。二間続きの和室と、洗練されたデザインが特徴的です。い草の香り漂う畳のお部屋とサッシのない造りの窓が、大正レトロ感を演出する「山吹」。広めの湯殿で湯浴みし、のぼせたらテラスにあるハンモックで火照った体を冷ます。派手さはないものの、日々の生活ではなかなか体験できない非日常感に癒されることでしょう。「別邸」と「新館」の露天風呂でリフレッシュ2005年に新築された「別邸 翠上楼」と「新館 雲上楼」。全ての客室に露天風呂を備え、快適さを追求しました。充実したリフレッシュ空間となっています。「別邸 翠上楼」にある「福寿」は、こちらのお宿でももっとも広く、高いグレードを誇ります。メゾネットタイプのお部屋には、リビングとベッドルーム、パウダールームを完備。2階建てとなっているため、別荘にいるような、他の客室とは一味違う宿泊体験ができるはず。露天風呂とは別にシャワーブースもあり、長期滞在でも寛げる仕様となっています。「空」は「新館 雲上楼」の2階に位置する、ベランダと掘りごたつのあるお部屋。掘りごたつの前に大きな窓があり、ベランダへと続いているため、客室の内外から夕陽を楽しめると評判です。2016年には第41回囲碁名人戦が、こちらのお部屋で行われたとのこと。碁盤を持ち込んで、対戦三昧というユニークな滞在も楽しいかもしれませんね。時季ごとの美味を味わえる「和味の宿 角上楼」。各季節の旬を心ゆくまで味わいたいなら、毎シーズン訪れるという選択も! 訪れる度に、異なる棟や客室に泊まれば、ワクワク感も一層高まるはずです。 和味の宿 角上楼 愛知県/渥美半島・伊良湖 詳細情報はこちら  

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伊良湖温泉 和味の宿 角上楼
place
愛知県田原市福江町下地38
phone
0531321155
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2024/05/10 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/26

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