見て、食べて、考える。五感をフル活用する体験型イベントで刺激的な週末を


2020.02.23

Harumari TOKYO

「rooms」は、日本最大級のキュレーションイベントといわれている。というのも、同イベントはクリエイティブシーンの活性化を目的に2000年からスタートし、40回目を迎える今年まで、ファッション・ライフスタイル・アート・パフォーマンス・飲食など、あらゆるジャンルから過去に1万組以上ものクリエイターが参加してきたのだ。20周年となる今年のテーマは、「感じるトレードショー」。従来の「rooms」を超えた、五感をフルに活用しながら楽しんでもらえる体験型企画が目白押しだ。その中から今回は、注目のコンテンツをご紹介しよう。地球環境問題をクリエイティブで“考える”。
ナカダイの「産廃サミット」廃棄物(ゴミ)を毎日60トン処理し、驚異の99%リサイクル率を誇る産業廃棄物処理業者「ナカダイ」。そのナカダイがプロデュースする「産廃サミット」がイベント初参加。廃棄物にしないプロジェクト展として、これまでの業界にとらわれないアイデアと他業種とのコラボレーションのさまざまな事例など、新しい環境ビジネスのヒントになるような情報やモノが展開される。使い終わった後のその先を考える、循環について考えるきっかけになるだろう。お腹にも環境にも優しいサステナブルフードトラックで“味わう”。
発酵人・田上彩&モデル・森星による「miss eden」田上彩と森星らによる「新しいハッピーな生き方」として、farm to table(新鮮でオーガニックな食材を、農場から食卓へ)をテーマに作られるサステナブルフードトラック「miss eden」。種からこだわる農家さんの食材や、自然のリズムを大切にした自家製の発酵食品、土に戻る容器などを使用し、お腹にも環境にも優しい食が、農家さんの想いと共に提供される。また、大人気ですぐ完売するメガネの廃材で創られた箸置きも、数量限定で販売するとのことなのでお見逃しなく。“感じ”て知識と感性をお持ち帰り。
「rooms ACADEMY」多彩なゲストが集まるトークショーを中心に、ワークショップなどの参加型イベントも毎日開催される。ゲストの頭の中を覗き込むようなトークショーを通して、誰もが持つクリエイティブな感性を刺激されるはず。登壇情報は、rooms公式サイトもしくはrooms公式アプリにて随時更新予定とのこと。参加は当日先着順となっているため、あらかじめスケジュールを確認しておこう。このほかにも、毎日の自分にさりげなくしのばせられるタトゥーシールを扱う「opnner」や、新しいサニタリーライフを提案する「moon pants」など、クリエイティブなアイテムを実際に手にとって見ることもできる。ワークショップから買い物、飲食、アートまで。1日中楽しめる「rooms」で、自分の感性が刺激される体験を楽しもう。 

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