“京都暮らし”を楽しめる〈ホテル カンラ 京都〉へ。本物に触れる、贅沢なおこもりステイを。


2021.05.22

Hanako.tokyo

京都駅から徒歩10分ほどにある〈ホテル カンラ 京都〉は、2016年に隣接する教育施設棟をホテルへとコンバージョンして誕生したホテル。こだわりが詰まったさまざまな工夫や演出で、まるで京町屋に暮らしているかのような体験ができるホテルステイをご紹介します。歴史と文化を感じるおもてなし、空間JR京都駅中央口からまっすぐ道なりに歩いていると、観光名所でもある〈東本願寺〉に到着。そのすぐ隣に〈ホテル カンラ 京都〉はあります。最寄駅の地下鉄烏丸線「五条駅」8番出口からも徒歩1分と、観光やアクセスにも抜群の立地です。〈ホテル カンラ 京都〉は、レストランやカフェ、商業施設、ホテルなどのまちづくり事業を手がけているUDS株式会社が企画・運営しています。〈MUJI HOTEL GINZA〉や〈由縁別邸 代田〉、〈HAMACHO HOTEL〉など、いま話題のライフスタイルホテルを手がけているとあって、さらに期待が膨らみます。チェックインの時間になりホテル前に到着。シンボルともいえる3m以上の大きな暖簾が出迎えます。SNSで多く投稿されている”暖簾越しの京都タワー”は、反対側から見ることができました。
広々としたエントランスに入ると、ティーツリーのアロマの香りでもてなされ、暖かいお茶をいただきながらチェックイン。さっそくお部屋へ。全68室の客室は本館と別邸に分かれており、11種類の部屋タイプがあります。どの部屋も、京都の伝統的な住宅形式「町家」をイメージした細長い”マチヤスタイル”が特徴的です。部屋はもちろん、館内全体に和の要素や伝統技術が取り入れられており、京都の文化を体感しながら楽しむことができます。3名宿泊の場合は、畳スペースに布団を敷いて宿泊することも可能。今回宿泊したお部屋は、本館のデラックスツインルーム(1〜3名まで)。部屋の窓を開けると、京都タワーと東本願寺のコラボ絶景が見られるというサプライズ。あまりの絶景にお茶を淹れて、しばらく景色を眺めることにしましたが、畳のリビングスペースがさらにゆったり寛ぎモードにさせます。香り豊かな青森檜葉を使用した円型浴槽。お湯をたっぷりいれ、癒しの時間を堪能しました。ベッドの反対サイドにある書斎スペース。スタッフの方々が季節ごとに京都の楽しみ方をまとめている玉手箱。おすすめの自転車コースや京都の豆知識など、旅のお手伝いをしてくれる。このホテルだけに作られている〈QINUDE〉のアメニティ。着物の絹からできています。お手洗いの洗面台は、なんとオリジナルで作られた清水焼。細部までこだわりが詰まっています。室内着は浴衣が用意されています。そしてお部屋の中でも楽しみにした、ヒバの木の浴槽。贅沢な演出に再び驚かされます。このような木や石、土、緑などの自然の根源的素材をアレンジし空間に取り入れるのも、このホテルの特徴。そして、さらに京焼や西陣織など京都らしい素材を混ぜることで、より京文化を感じとれるよう工夫されています。
カンラいという名の由来である「感」「洛」は、このような日本が育んできた美・知恵・おもてなしが息づく「洛」で、その心を「感」じてもらえるホテルであるように、という想いが込められているそう。【別邸 ダブルルーム】執筆作業が捗りそうな和室タイプの書斎スペースが印象的。【別邸 ダブルルーム】クイーンサイズのベットがありながら、広々とした空間使い。【別邸 ダブルルーム】独立型のシャワーブースと、ヒバの木の浴槽があります。【本館 ザ・カンラ ジュニアスイート】広さ81平米、最大4名まで宿泊できる和洋室タイプ。書斎スペースやクローゼットルームもあり、ファミリーでの利用もおすすめ。【本館 ザ・カンラ ジュニアスイート】アウトバスからは、京都タワーと東本願寺が望むことができる。本館・別邸ともにさまざまな特徴の客室タイプがあるので、その時の人数や目的に合わせて何度も来て楽しみたいと思うほど工夫が詰まっていました。まるで隠れ家。レストランも豊富に京都の美食がホテル館内で楽しめるのも嬉しいポイントの一つ。夕食はホテル地下1階にある、京都ならではの食材を鉄板料理で楽しめる〈鉄板料理 花六〉へ。豊かな自然で育った「京都牛」や、地の日本酒をいただくことができます。京丹後や伏見エリアの小規模生産蔵の貴重な日本酒が揃っていました。お店の方が丁寧にお酒の特徴や、生産者のストーリーをお話ししてくださります。季節の前菜3種。(上)新玉ねぎのフラン、(左)京都牛のローストビーフ、(右)さわらのエスカベッシュ料理を彩る京焼は、直接足を運んでセレクトするこだわり。さわらと春野菜の蒸焼き。ソースは贅沢にウニを使用し、さっぱりした白身魚にコクがうまれる。店内は落ち着いた雰囲気。半個室、カウンター席もあり記念日シーンなどにも活躍しそう。お好みで輪島の塩、自家製ポン酢、辛み大根とわさびをつけていただく。今回いただいたのは全6品の「清水コース」。コース料理のメインには、黒毛和牛の鉄板焼きが登場。丹波高原で育った京都牛の繊細な脂身に、赤ワインがすすみます。料理の最後には〆の山菜釜飯、デザートと食後の飲み物まで、至れり尽くせりなコースに大満足でした。宿泊者以外も利用可能なので、ランチも人気の隠れ家スポット。さらに、地下2階にはイタリアン料理がいただける〈THE KITCHEN KANRA〉があります。薪窯で焼き上げるピッツァや、丹波ワインなど150種類以上のワインが楽しむことができる、本格イタリアンダイニングです。ご飯と味噌汁は、おかわり自由…!今回の滞在では朝食会場として、朝の和朝食をいただきました。グリンピースのお豆腐、ほたるいか、茶碗蒸しなど彩り豊かなヘルシー御膳は、女性には嬉しいものです。楽しみが詰まった館内施設カウンター上の和傘をイメージしたというオリジナル照明は、ぜひチェックして。1階にはエントランス以外にも楽しめる館内施設があります。〈カフェ&ショップ kanra lounge〉は広々したカウンターが印象的で、窓からは坪庭を望むことができる開放的な空間。
ここでは京都らしい感性を生かしたデザートコースや、こだわりのドリンクをいただくことができます。中でも、季節のオリジナルパフェが人気だとか。客室はもちろん、こちらのラウンジでも癒しのひとときを過ごすことができます。また、ラウンジ内には日本全国の職人がつくるアイテムを集めたショップが併設されており、ここでしか手に入らない作品の展示・販売や、国内で活躍する職人さんのPOP UPイベントを開催。ショップ横には金継ぎ工房〈リウム〉が設けられ、ライブ形式で職人技を見学することができ、ホテル内だけでもたくさんの伝統工芸に触れることができます。
次の京都旅は、京都らしいおもてなしや技術を体感できる〈ホテル カンラ 京都〉で楽しんでみてください。〈ホテル カンラ 京都〉京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190
京都駅中央口より徒歩12分、五条駅(地下鉄烏丸線) 8番出口より徒歩1分
075-344-3815
チェックイン:15:00/チェックアウト:11:00 

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ホテル カンラ 京都
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4.5

907件の口コミ
place
京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190
phone
0753443815
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ルーム 部屋指定なし

¥38,395

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2024/05/10 チェックイン(2名1室)※1泊1名あたりの料金   更新日:2024/04/26

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