大谷の樟
四国最大といわれる推定樹齢約2000年のクスノキ
高知市から車で西へ約30km、高知県のほぼ中央部にある須崎市には、地元の人々に大切に守られてきた巨木がある。なかでも四国最大と称される「大谷の樟」は、ぜひ間近でそのパワーを感じたい大木だ。1924年(大正13)に国の天然記念物に指定されたこのクスノキは、推定樹齢約2000年といわれる。根元の周りは約25m、樹高も約25m。暴風のため大きな基幹の一部は折れているが、数本の幹は残り、今にも動き出しそうなほどの生命力を感じさせる。主幹には空洞があって、楠神様が祀られている。病弱な人も健康になると伝えられており、参拝者は中に入って乳幼児の成長や長寿を祈願できるようになっている。ここから車で15分ほど、安和(あわ)本谷の大師堂境内にある「安和(あわ)の大ナギ」も推定樹齢約500年の大木だ。幹周り3.4m、樹高約25m。1962年(昭和37)に県の天然記念物に指定された。ナギは温暖な地域に自生するマメ科の常緑樹。葉は細長い楕円形で、縦に裂けやすいが横にはなかなか裂けないため、「弁慶の力柴(ちからしば)」とも呼ばれる。5月頃に開花し、10月頃に丸い実がなる。
スポット詳細
- 住所
- 高知県須崎市大谷 須賀神社境内 地図
- エリア
- 須崎・久礼・梼原エリア
- 電話番号
- 0889428591
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(10台)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(多言語解説看板あり)
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 車椅子での入店
- 可(楠の観賞はできますが、神社境内は車いすでは入れません)
- 乳幼児の入店
- 可
- 備考
- ※電話番号は須崎市教育委員会宛て
情報提供: ナビタイムジャパン