横馬場通り

その他の史跡/建造物

九州の小京都・飫肥(おび)で江戸時代にタイムトリップ

江戸時代に上級藩士が屋敷を構えていた横馬場通り。武家屋敷通りとも呼ばれる} 江戸時代に上級藩士が屋敷を構えていた横馬場通り。武家屋敷通りとも呼ばれる

1977年(昭和52)に九州で最初の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された日南市飫肥の町並み。1588年(天正16)から江戸時代を通して280年間、飫肥藩伊東氏の城下町として栄え、「九州の小京都」と呼ばれている。なかでも、武家屋敷が並んでいた江戸時代の姿を色濃く残すのが、飫肥城大手門前から東側に延びる横馬場通りだ。高く築かれた石垣の上には茶の木が植えられ、石垣の所どころに武家門が口を開けている。250mほどの通りでひときわ目をひく「服部亭」は、「コケ博士」として有名な服部新佐(はっとりしんすけ)博士の実家で、1911年(明治44)築の古民家。広々としたお座敷で、郷土料理を盛り込んだランチやお茶を楽しむことができる。美しい日本庭園を眺めながら過ごすひとときは、旅のよい思い出になることだろう。また通りの北側には、飫肥出身で明治時代に近代日本外交の礎を築いた小村寿太郎(こむらじゅたろう)の生家が立つ。近くには「小村寿太郎記念館」があり、寿太郎の生い立ちから外交の舞台での活躍を紹介している。無料スペースでは飫肥に関するさまざまな展示を見学できるので、ぜひ立ち寄ってみよう。

東側から見た横馬場通り。左側の塀の中に大きな蔵を構えるのが「服部亭」} 東側から見た横馬場通り。左側の塀の中に大きな蔵を構えるのが「服部亭」

「服部亭」は甘味類やお茶だけの利用も可(毎日11~14時営業・不定休あり)} 「服部亭」は甘味類やお茶だけの利用も可(毎日11~14時営業・不定休あり)

1921年(大正10)に現在の地に移築された「小村寿太郎生家」} 1921年(大正10)に現在の地に移築された「小村寿太郎生家」

スポット詳細

住所
宮崎県日南市飫肥 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

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