十三社神社
13の神様を祀る伊豆諸島で最も規模の大きな歴史ある古社
伊豆諸島を創ったとされる事代主命(ことしろぬしのみこと)、通称「明神(みょうじん)様」の息子である、大三皇子明神(だいさんおうじみょうじん)によって創建されたといわれる新島の鎮守社。父である事代主命を筆頭に新島にかかわる同族13神を合祀(ごうし)ていることが名前の由来になっている。社伝によると創建は6世紀末頃で、もとは本村の中心に祀られていたが1649年(慶安2)に災火を恐れ、この地に転社している。現在の本殿は1933年(昭和8)、拝殿は1940年(昭和15)に再建されたもの。敷地は広大でその規模は伊豆諸島随一。掃除が行き届き、手入れがよくされた長い参道を歩いていくと風雨にさらされ風格を感じさせる本殿が見えてくる。参道や塀、狛犬などいずれも新島産のコーガ石を使用しているのが印象的だ。本殿のうしろにそびえるのは標高432mの宮塚山。毎年12月8日の例大祭で奉納される神事「神楽」「獅子木遣り(ししきやり)」は東京都の無形文化財に指定されている。
スポット詳細
- 住所
- 東京都新島村本村2-6-13 地図
- エリア
- 新島・式根島・神津島エリア
- 電話番号
- 0499251870
情報提供: ナビタイムジャパン