花の拠点 はなふる

複合施設/商業施設

花のまち・恵庭(えにわ)の魅力がギュッと詰まった、人々の集う新拠点

恵庭は札幌と新千歳空港の中間に位置する市。「恵庭」という名前にふさわしい、市民主導の「ガーデニングのまち」としても知られている。2020年(令和2)に誕生した「花の拠点 はなふる」は、複数の施設からなる恵庭の新しいシンボルだ。

「花の拠点 はなふる」内にあるガーデンエリアの一部。後方に見える芝生の広場では、水遊びもできる} 「花の拠点 はなふる」内にあるガーデンエリアの一部。後方に見える芝生の広場では、水遊びもできる

圧倒的な交通量の国道36号線沿いに立地

札幌から千歳、苫小牧(とまこまい)、室蘭(むろらん)を結ぶ国道36号線沿いに、恵庭の「花の拠点 はなふる」がある。国道36号線は1日の自動車交通量が約3万8000台といわれ、北海道の物流に欠かせない道路だ。「はなふる」の場所には、もともと道と川の駅「花ロードえにわ」と直売所「かのな」があり、国道を利用する人や地元の人たちが利用していた。そこに恵庭らしいガーデンエリアや子どもの遊び場、車中泊専用駐車場などが整備され、2020年(令和2)11月に「花の拠点 はなふる」としてオープン。その後、「スターバックス コーヒー」「恵庭おむすび ゑびす」やホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ」なども新たに加わった。2022年(令和4)には、花と緑に関する国内最大級のイベント「第39回全国都市緑化北海道フェア」(ガーデンフェスタ北海道2022)のメイン会場にもなり、6月25日からの約1か月間、多くのガーデンファンがここを訪れた。

ガーデンエリア内にある「虹色の鳥」というガーデンの一部} ガーデンエリア内にある「虹色の鳥」というガーデンの一部

食事やショッピングで「恵庭産」を満喫できる充実の道の駅

国道沿いの入り口から広々とした駐車場に入ると、出迎えるように立っているのが「花ロードえにわ」の建物。道の駅だが、看板には「道と川の駅」と書かれている。なぜ川なのかというと、サケが遡上する「漁川(いざりがわ)」が「はなふる」の敷地の横を流れているから。「はなふる」のオープンにあわせてリニューアルした「花ロードえにわ」には、恵庭産の食材を使ったメニューを味わえるフードコーナー、地元の人たちも多く利用するベーカリー「えにパン」、恵庭の特産品である「えびすかぼちゃ」を使った加工品などが並ぶギフトコーナーもあり、充実している。恵庭発のナチュラル石けんや、環境に配慮したセレクト雑貨などがそろうショップ、恵庭産もち米を使用した「えに塩大福」「豆大福」もあり、幅広い層が楽しめる。

看板には、道の駅でなく「道と川の駅 花ロードえにわ」と表示されている} 看板には、道の駅でなく「道と川の駅 花ロードえにわ」と表示されている

えにパンの「りんごパン」180円(左前)、「こな雪とんとんウィンナーパン」260円(右前)、パンに合うスペシャリティコーヒー豆使用オリジナルブレンドホットコーヒー} えにパンの「りんごパン」180円(左前)、「こな雪とんとんウィンナーパン」260円(右前)、パンに合うスペシャリティコーヒー豆使用オリジナルブレンドホットコーヒー

新鮮野菜や加工食品がズラリ。通年営業の農畜産物直売所「かのな」

「花ロードえにわ」の斜めうしろに立つのが、農畜産物直売所「かのな」。2007年(平成19)に恵庭市が交流施設を造った際、直売所をやってはどうかという案があり、市内の農家が数軒集まってオープンしたのが始まり。当初は漁川のそばにあったが、2020年(令和2)4月に今の場所に移り、リニューアルオープンした。広い売り場には野菜、果物をはじめ、切り花、加工食品などが並ぶ。現在は72軒の農家が新鮮な野菜を毎日のように届けてくれる。恵庭は花き(かき)農家も多く、切り花は日持ちする上にお買い得だと評判で、花苗も豊富。加工食品も地元の生産者や地元企業が手がけたものがそろい、なかでも「まるは製麺」の麺にはファンが多く、わざわざ遠方から買いに来る人もいるそう。また、店内調理の総菜なども提供しており、市内に工場がある「サンマルコ食品」の揚げたてコロッケも人気だ。北海道内直売所では珍しく、通年で営業している。

直売所の「かのな」。「花野菜」の文字から「かのな」と名付けられたそう} 直売所の「かのな」。「花野菜」の文字から「かのな」と名付けられたそう

四季折々の花や木々を楽しめるガーデンエリアなど

「はなふる」内にある広々としたガーデンエリアは、北海道を代表するガーデナーたちによって設計された「キッチンガーデン」「グラベルガーデン」などコンセプトの異なる7つのガーデンで構成されている。季節ごとに異なる表情を見せるので、せっかくならゆっくり見てまわりたい。「はなふる」の総合案内所や観光案内所があるセンターハウスには、キャンピングカーなどで車中泊をするための有料施設「RVパーク花ロードえにわ」の受付があるほか、シャワールームやコインランドリーも完備(施設利用は要予約。1泊1台2500円、電源500円)。また、センターの2階には、「えにわファミリーガーデン りりあ」という子ども向けの屋内遊び場がある。ボールプールやロールプレイエリアなど、1時間ごとの入れ替え制で利用可能(市民は3歳以上1時間200円、保護者200円。市外の人は子ども1時間250円、保護者250円)。

「はなふる」の総合案内所があるセンターハウスの建物} 「はなふる」の総合案内所があるセンターハウスの建物

「えにわファミリーガーデン りりあ」は生後6か月から小学6年生までの子どもとその保護者が利用できる} 「えにわファミリーガーデン りりあ」は生後6か月から小学6年生までの子どもとその保護者が利用できる

スポット詳細

住所
北海道恵庭市南島松828-3 map map 地図
電話番号
0123296721
時間
【恵庭観光案内所】
9:00-17:00

【道と川の駅花ロードえにわ】
[4-10月]9:00-18:00
[11-3月]9:00-17:00

【えにわファミリーガーデンりりあ】
9:30-16:30(最終受付15:20)

【農畜産物直売所かのな】
[4-6月・10-11月]9:00-17:00
[7-9月]9:00-18:00
[12-3月]10:00-16:00

【RVパーク】
[チェックイン受付]12:00-16:45
[チェックアウト]10:00
[電話予約]9:00-17:00
休業日
[恵庭観光案内所]12/29-1/3
[道と川の駅花ロードえにわ]12/29-1/2
[えにわファミリーガーデンりりあ]毎月最終平日、12/28-1/3
[農畜産物直売所かのな]12/26-1/13
[RVパーク]12/28-1/3
備考
[恵庭観光案内所]0123-21-8900
[道と川の駅花ロードえにわ]0123-37-8787
[えにわファミリーガーデンりりあ]0123-29-6090
[RVパーク]0123-29-6721

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

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