金沢文芸館
文芸ファンが集うレトロな建物に五木寛之の直筆原稿などを展示
地域のランドマークとして親しまれている。日没から22時までライトアップされている
ひがし茶屋街からほど近い橋場町交差点にある金沢文芸館を訪れると、まずクラシカルな外観が目を引く。国登録有形文化財の建物は1929年(昭和4)に建てられ、長く銀行として使われたのち、文芸館として生まれ変わった。文芸に親しむ市民が集う場であり、文芸に関するイベントが開かれる1階の交流サロンでは、かつての銀行のカウンターや椅子が再利用され、金庫だった場所はミニギャラリーに姿を変えている。展示の核といえるのが、2階の金沢五木寛之文庫である。ベストセラー作家の五木寛之は、1965年(昭和40)から4年半を金沢で過ごし、この間、作家デビューして『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞を受賞した。同文庫では氏の全著作約640冊を刊行順に展示するほか、金沢在住時の執筆活動の様子を直筆原稿や当時の写真を交えて紹介する。文芸フロアと名付けられた3階は、文芸に関する講座や新たな創作活動の場だ。また、氏の提案で1973年(昭和48)に創設され、選考委員も務める泉鏡花文学賞の受賞作や金沢ゆかりの作家の作品をそろえ、自由に閲覧できるようになっている。
2階の金沢五木寛之文庫。氏の著作や愛用品、直筆原稿などを展示している
スポット詳細
- 住所
- 石川県金沢市尾張町1-7-10
- エリア
- 金沢市エリア
- 電話番号
- 0762632444
- 時間
- 10:00-18:00(最終入館17:30)
- 休業日
- 火(祝の場合は翌日が休館)、年末年始(12/29-1/3)
- 料金
- [観覧料]一般100円、高校生以下無料
- 駐車場
- なし
情報提供: ナビタイムジャパン
- アニメスポット情報
※ナビタイム調べ
クチコミ
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- レトロな洋館
- ひがし茶屋街に向かう途中、浅野川大橋の手前の交差点にあるレトロな洋館が金沢文芸館です。旧石川銀行橋場支店と書かれています。この辺りは洋館が並んでいて趣のある場所です。五木寛之さんの作品がたくさん並んでおり、ファンにはマストな場所だと思います。
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- 金沢の文芸の宝
- 金沢市尾張町交差点付近にあります。金沢市の三文豪をはじめ、五木寛之文庫、泉鏡花文学賞と金沢市民文学賞の全受賞作品を観、閲覧できます。
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- 金沢ゆかりの著名な作家と五木寛之
- 元銀行で市指定保存建造物・国登録有形文化財。泉鏡花賞受賞作品が展示されていて、今著名な方も数多く受賞したことが分かる。更に特筆すべきは五木寛之氏の奥様の写真が1枚飾ってあった。当日は五木寛之研究会?の人たちが集まって研究していた。
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