狸小路商店街
中心部に位置し、100年以上の歴史を誇る商店街
ロングアーケードが設置された商店街
大通公園から南、すすきの方面へ向かって行くと、狸小路商店街がある。発祥は明治の開拓時代といわれ、現在は1丁目から7丁目まで東西約900mにわたって、200軒近くの店が連なっている。7丁目まで全蓋アーケードになっているので、雨の日も雪の日も天候を気にせず、快適に買い物を楽しめるのが特徴だ。2015年(平成27)の市電ループ化にともない、3丁目と4丁目の間には市電が走っており、狸小路の電停も誕生した。
マスコットはかわいらしい「だっこポン」
狸小路の名称の起源ははっきりわからないが、1891年(明治24)発行の『札幌繁昌記』によると、飲食店が並ぶ一帯で言葉巧みに男を誘う女たちをタヌキになぞらえたのが定説となっている。タヌキが実際に生息していたからという説もあるそうだ。狸小路のマスコットは、タヌキをモチーフにした「だっこポン」。4丁目にオブジェがあるほか、信号前の停止看板などにも描かれている。また、大きなイベントがある際にだっこポンが登場することもある。
端から端まで歩いて名店探しもおすすめ
長い商店街には食品や日用品を扱う店が並び、昔から変わらず市民の暮らしを支えている。その一方で、ラーメンやスープカレー、海鮮物など北海道グルメを提供する店や土産物を扱う店も多数。立ち並ぶ店をのぞきながらブラブラと歩くだけでも楽しい。6丁目と7丁目は地元の人の通う飲食店が多く、隠れた名店もあるので、思い切って入ってみよう。また、狸小路を歩いていると、「月がポンと出りゃ星がポコ~」と陽気な音楽が聞こえてくる。これは狸小路商店街のテーマソングで、作曲を手がけたのは故・小林亜星さんだ。
せっかくなら参拝したい狸神社
狸小路で忘れてはいけないのが、商店街を守ってくれる神社の存在。狸小路100周年を記念して建立された「本陣狸大明神」(通称・狸神社)だ。水かけ狸地蔵の大福帳をなでると商売繁盛、おなかをなでると安産など、8つの徳(八徳)があるといわれており、参拝する人の姿もよく見かける。正月2日の「初狸祭」や8月の第1木曜から始まる「狸八徳例大祭」もこの神社の前で行われるそうだ。おみくじの箱が設置されているので、旅の記念に引いてみるのもいいかもしれない。
スポット詳細
- 住所
- 北海道札幌市中央区南2・3条西1-7 地図
- 電話番号
- 0112415125
- 時間
- 店舗により異なる
- 休業日
- 店舗により異なる
情報提供: ナビタイムジャパン
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