勝間薬師堂・しだれ桜
見る人を圧倒する勝間の里のお堂のしだれ桜
高遠湖の南岸に広がる勝間の里の小高い丘にある薬師堂。堂内には行基作と言われる霊仏が祀られており、これを守る十二神将と民間信仰の対象であった十三仏が安置されている。またここには3本の大きな枝垂桜があり、高遠城址公園のコヒガンザクラが散り始める頃に花をつけるのが特徴。江戸時代安政年間に植樹されたと言われており、樹齢は140年を超える。周囲を圧倒するほど立派な枝振りからこの枝垂桜を目的に訪れる花見客も多い。