平日の仕事終わり。「今夜、帰りにちょっと飲まない？」と、ラフなテンションでデートへ誘いたい日もあるだろう。そんなときは、カジュアルだけどおしゃれな店が多い“渋谷・青山エリア”へ！今回は、デートの定番ジャンル「焼き鳥」にフォーカス。艶やかなムードでリラックスして楽しめる、とっておきの名店たちをご紹介しよう！◆※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。1.おしゃれ×大衆レトロな雰囲気が絶妙に調和するトランククシ／トランクホテル＠渋谷渋谷の伝説的焼肉店『炭火焼 ゆうじ』の店主である樋口裕師さんが監修を務める焼き鳥店。おしゃれと大衆レトロな雰囲気が絶妙に調和する一軒である。メニューは、鶏や豚などの串焼きがメイン。朝引きの鮮度の良い鶏肉を使い、その味は高級店にも引けを取らない。また、あっさり味で小粒な「鶏ツクネ」や「鶏せせりポン酢」などのひと工夫アリなメニューは、キレのいいビールとぴったりだ。お店はカウンター、テーブル、テラスに分かれており、使い勝手が抜群。雰囲気はどこか渋谷のストリート感があり、懐かしい老舗の酒場をイメージさせる。背伸びしないおしゃれ感が、気軽なデートにちょうどいい！2.香りと食感を思いっきり楽しめる、隠れ家焼き鳥いろ鳥＠青山外苑西通りの裏手という、隠れ家感のあるロケーションに潜む艶やかな一軒。大将が研究を重ねた末に実施している最高の手法、“電気の焼き台”と”炭”のふたつを駆使する二刀流で勝負する。多くの部位に対して、電気の焼き台→炭で焼くという手法を取り入れており、そうすることで香りや食感がアップ。たとえば、ハツはプリッと弾けてみずみずしく、皮は香ばしいだけでなく、舌の上でとろける。つくねはしっかり焼き上がっているが、噛めば洪水のように肉汁があふれ出す。焼き鳥好きならば一度は体感すべき名店だ！3.焼き鳥×シャンパンでラグジュアリーに！南青山 とりや幸＠青山骨董通りの地下に潜む、シャンパンと焼き鳥の艶やかな世界を見せてくれる一軒。銀座や六本木にも店舗を構えるが、南青山店は比内地鶏に特化した焼き鳥を提供している。鶏肉卸が営むため、一羽分でひと串にしかならないちょうちんなど、希少な部位が常時あるのがうれしいポイント。どの串も、備長炭で香ばしく焼き上げている。大型セラーには焼き鳥に合うことを条件に厳選したシャンパンと、スパークリングワインが。そのほか、30銘柄以上のワイン、日本酒、焼酎や果実酒も少数精鋭でリストアップ。焼き鳥デートで確実に重宝するだろう！4.焼き鳥の概念を超えた、串とワインの異次元の相性に唸る焼き鳥 陀らく＠渋谷街が醸すラフな雰囲気を取り入れつつ、焼き鳥は上質で、美味しい。そんな、大人がサクッと使えて満足できる名店がこちら。同店の魅力は、鶏とフルーツや野菜の組み合わせを楽しめることだ。奇想天外な発想、そしてそのビジュアルの斬新さにもノックアウト！ワインに寄り添うようにと考え抜かれ、スパイスも多用している。タレはナツメヤシの実で、濃厚な甘みのデーツなど約8種類のドライフルーツ、赤ワイン、沖縄の黒糖などを煮込み、米麹を加えてしばらく寝かせてから発酵させるこだわりよう。おすすめのワインとともに味わい、焼き鳥の概念をアップデートしていただきたい！
