新潟「池の平温泉スキー場」越後富士が見据えるメリハリ抜群ゲレンデ


2021.02.11

トラベルjp 旅行ガイド

山地が大きく占める新潟県で、とりわけ「越後富士」と呼び親しまれている妙高山。その山麓に広がる「池の平温泉スキー場」では、現地に到着した時、リフトに乗車した時、そして自分の滑走跡を振り返った時、常に視界には妙高山の姿が入ります。越後富士で見得を切れ!というスキー場の謳い文句さながら、ここでは幅広で開放的なゲレンデと、木々に囲まれた臨場感のあるコースというメリハリのある滑りを楽しめます。
広大なバーンが光る「カヤバゲレンデ」
長野県との県境に近く、新潟県南西部に位置する、池の平温泉スキー場。
富士山のように大きな山裾を持つ妙高山には、池の平温泉スキー場をはじめ、赤倉温泉スキー場や妙高杉ノ原スキー場など、複数のスキー場が展開されています。その中でも池の平温泉スキー場から眺める妙高山の山容はひときわ堂々としており、名山としての悠然としたたたずまいが感じられます。
リフトが6基、コース数が10あり、初級と中級の割合が半々ほど。二等辺三角形のように、最頂部から左右へとコースが展開していき、標高が低くなるにつれて難易度も上級・中級から初級へと変化していきます。
そして、スキー場の中央にかまえる「カヤバゲレンデ」の特徴が、端が見えないほどの幅の広さ。しらかばカプセルペアリフトの両側にバーンが広がり、雪原の清々しい光景が望めます。
傾斜が緩く、一直線にのびているので、ファミリーや初心者も安心。
遠くには野尻湖や山間に沿う妙高市の町並みが見渡せ、足元に向かいがちな視線も自然と前方を向き、滑りも安定しそう。
ファミリーに便利「ハッピーゲレンデ」
山頂に向かって左側にあるのが、カヤバゲレンデと同じく初級コースの「ハッピーゲレンデ」。緩やかな滑りやすいゲレンデで、こちらからも妙高山の勇姿が確認できます。
ハッピーゲレンデの麓には、ゲレンデに唯一直結している宿泊施設「ホテルアルペンブリック」があり、さらに土日祝日にはホテル正面で無料のキッズガーデンがオープン。ネットで仕切られたエリアには動く歩道が設置され、ソリ遊びや雪遊びができます。
お子さんが疲れたらホテルでひと休みしたり、滑り飽きたらキッズガーデンに行ってみたりと、ここを拠点に様々な活動が可能です。
そして、ハッピーゲレンデを満喫したら、すぐ隣のドリームコース(写真右)へ。ハッピーゲレンデと似た斜度で、同じく初級コースですが、林間コースになっているので別世界な雰囲気を味わえます。
滑りがいのある「ヤッホーコース」
開放感があるゲレンデに対して、多くのコースは林間に設けられています。特に上部に位置する「ヤッホーコース」は、何度もリピートしたくなるコース。
前半はビシッと圧雪され、スピードが出やすい中級コースになっていますが、その後、全く異なる雰囲気の3コースに分かれるのです。
3コースのうち1つが、こちらでは数少ない上級コース。傾斜は急ですが、幅があるのでターンがしやすいです。
2つめが非圧雪のツリーランコース。木々の合間を縫って滑るツリーランは、圧雪されたコースとは一味違う、己で道を切り開く探検家気分を味わえます。適度な間隔で木々が立っているので板の操作もしやすいです。
3つめは圧雪された林間コースになっています。最終的にこの別れた3コースは再び合流するので、グループで一人ひとりが別のコースを滑っても再集合がしやすいです。
「Ikenotaira Park」で果たすパークデビュー
カヤバゲレンデの下部には「Ikenotaira Park」があり、パーク初心者も挑戦しやすい幅が広めのBOXや、高さが低いレールなどのアイテムが置かれています。縦一列に並んでいるので1回の滑りで複数のアイテムで遊べる、滑り応えのあるパークです。
キッカーも3mから7mのサイズまで。視界が開けているのでジャンプ後は各段の開放感や浮遊感が味わえるはず。当日のアイテム・キッカー状況はリフト乗り場に掲載されています。
トップから一気に滑り降りるお勧めルート
1つ1つのコースとリフトの長さが際立つ池の平温泉スキー場。リフトを2本乗り継ぐだけでスキー場最頂部に到着し、全長4kmにおよぶ滑走を堪能できるのも魅力です。
そして、そのときは「クワッドコース」から滑り始めるのがおすすめ。中級コースならではのスピード感を味わいつつ、幅広なコースなのでターンによるスピード調節もしやすいです。
クワッドコースで疾走感を味わったら、そのまま中盤の「カヤバゲレンデ」に突入。一気に世界がひらけ、周囲の山々や野尻湖などパノラマ風景が視界に飛び込み、開放感が抜群です。
最後は両側に木々が立ち並ぶ「やまばと林間コース」へ。木漏れ日がさす、なだらかな斜面をゆっくりと下って、目まぐるしく変化した滑走が終わりを迎えます。このころには身体と心の両方が達成感と充実感に満たされているはず。
「池の平温泉スキー場」のパンフレットやホームページで目にする、越後富士で見得を切れ!というキャッチコピー。見得を切るとは歌舞伎に由来し、役者が見せ場として決めるポーズのこと。その瞬間、舞台は最高潮を迎え、役者と観客が高揚感に満たされます。歌舞伎役者とまではいきませんが、雪山を舞台に得られる高揚感も格別。ぜひ訪れた際は、最高の瞬間を味わってみてはいかがでしょうか。 

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妙高高原 池の平温泉スキー場
place
新潟県妙高市池の平温泉2457-1
phone
0255862370
opening-hour
8:30-16:30
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