初日の出が昇る鳥居と伊勢湾の絶景!知多半島山海海岸「荒熊神社」


2020.10.29

トラベルjp 旅行ガイド

知多半島の山海(やまみ)は伊勢湾が眼前に広がる人気の海岸。国道247号沿いの山にまるで伏見稲荷のような鳥居の連なりが忽然と見えてきます。標高47mに立つ荒熊神社です。海を望む絶景展望鳥居があり、縁結びや商売繁盛の神様・荒熊大神が鎮座する神社です。170段ほどの参道の階段を登ると迎えてくれる鳥居は信者が奉納したもの。鳥居の朱、里山の緑、海と空の青が調和する色彩と絶景展望の荒熊神社をご紹介します。
参詣道をゆっくり登ろう
国道247号から忽然と見える連続する鳥居は伏見稲荷を彷彿とさせますが、神社の名前は荒熊神社。鳥居は海を見わたす山の上に登って行きます。この景色、見る者を釘付けにしますよ。
参詣道入り口から、信者が奉納した鳥居をくぐりながら標高47mほどの荒熊神社本殿を目指しましょう。参詣道は人がすれ違える位の幅です。下の方はなだらかに登っていきます。中ほどからつづら折りになり登っていきますよ。階段には奥行きがあり、全体的にゆるやかな登り。健脚度にもよると思いますがゆっくり登って10分程度で本殿のある境内まで到着できます。参詣道登り口には杖も置いてあります。
どこを眺めても絶景なので景色を堪能しながら登ると休憩にもなります。どこからも神島がよく見えます。
本殿と絶景鳥居
本殿の手前にある手水舎前から右に振り返ると見えるこの鳥居を是非覚えておいてください。本殿や別社などで参拝後、この鳥居下の絶景スポットへ忘れずに行きましょう。境内ではこの場所への案内がないので、気付かず下山してしまう参拝者もいるようです。
参道も境内も新鮮な朱色が輝いています。しめ縄の鳥居の奥に本殿が立っています。
簡素な本殿です。商売繁盛、縁結び、家内安全、五穀豊穣、進学成就、交通安全、大量満族、病気平癒などの御利益が期待できる荒熊神社では、十二単の衣装での神前結婚式もできますよ。
まるで伏見稲荷のような、とご紹介しましたが以下のようないわれです。荒熊大神は、伏見稲荷大社の奥の宮にある熊鷹池に鎮座する熊鷹大神の霊場において修行を積み、十万巻以上の心経の功徳によって、大いなる神力を会得されたとあり、伏見稲荷大社との深い縁があるのです。
境内の招福スポット
本殿手前左側にある岩は、神山をお守りする山神様の大山津見神(オオヤマツミのカミ)。富士山の神様の木花之佐久夜毘売(コのハナノ・サクヤ・ビメ)の父神です。
本殿の右側に「縁を結ぶ椿」の木と大きな鈴があります。鈴を鳴らしながら荒熊大神に「~~の縁を結んでください」と願うといわれていますよ。
不思議なご縁が頂ける絵馬です。たまたま偶然に絵馬を掛ける時に一緒になった男女がその後お付き合いを始めてこの神社で結婚式を挙げたそうです。
初日の出が昇る展望鳥居下からの絶景
荒熊神社は参詣道を含めどこからも絶景が望めますが、中でもオススメなのが、展望デッキのようなこの鳥居下からの眺望です。お正月には鳥居の真ん中から初日の出が昇るのです。
左手から知多半島、渥美半島、神島、紀伊半島方面、鳥羽、伊勢方面の大パノラマ!鳥居の正面下が白砂が美しい山海海岸です。
玉砂利が敷かれた境内の南側の朱色の柵の開いた場所から入り、左手から海側に進むとこの場所に入れます。
鳥居のすぐ下には山海の集落が見えます。
さらに左に視線を振ると緑溢れる里山風景が広がる癒しの風景を堪能できます。荒熊神社は、朱色、緑色、青色のコントラストを楽しめるスポットです。
その他の必見スポット
水と線香を供えてお参りすれば、病気平癒にご利益のあるおきょう様と水子や幼児を守ってくれる土浪地蔵が参道の途中にあります。
国道247号近くから見ると中央に見えるのが展望スポットにある鳥居です。 

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荒熊神社
rating

4.0

5件の口コミ
place
愛知県知多郡南知多町山海高座10番地
phone
0569641828
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