「ホテルカンラ京都」で京都の“本物”に触れる旅

地下鉄五条駅から徒歩1分、京都駅からも徒歩圏内という好立地にある「ホテルカンラ京都」はいつもの京都旅とはひと味違った滞在が楽しめる、今注目のホテル。
滞在中は京都の伝統工芸や老舗の味覚、美意識に触れることができ、ホテルの外ではコンシェルジュによる周辺のローカルツアーも！
「また泊まりたい！」という声の多い、おもてなしに定評のある「ホテルカンラ京都」の滞在をご紹介します。
京都旅に新しい選択肢「ホテルカンラ京都」
せっかくの京都旅、ビジネスホテルのような寝るだけの滞在はもったいない。今回ご紹介する「ホテルカンラ京都」は滞在の想い出を誰かに自慢したくなる、そんなこだわりのホテル。
まずはこの佇まい。ホテル自体は大通りに面していますが、入り口は少し奥まり、「高級な料亭かしら？」という雰囲気。それでいて地下鉄五条駅の出口からすぐ。京都駅からも、途中までは地下通路を利用してアクセスできる便利な立地にあります。
エントランスを入ると左手は外来利用もできる外の光が射し込む明るいラウンジ。右手は落ち着いた雰囲気の宿泊者用のレセプションです。
「ホテルカンラ京都」では京都で培われてきた伝統の技術・技法を用い、木・石・鉄・土・緑など、自然の素材を取り入れたデザインが各所で楽しめます。まずはこちらのレセプションデスク。後ろの壁は約1000枚の美しい京焼のタイル。一枚一枚微妙に色が違い、ずっと見ていても飽きない輝きを放っています。
外に出なくても京都にいることを感じられるゲストルーム
ゲストルームは奥行きのある“マチヤスタイル”。障子越しの光や和紙が作る柔らかい灯りが落ち着く空間です。
畳のリビングスペースがあるので、ゆったりと足を伸ばして寛げますし、使わない時はテーブルや座椅子（クッション）は壁面に収納してスッキリとスペースを使うことができます。
テーブルに用意されているお茶は、京都の老舗「丸久小山園」の煎茶とほうじ茶、湯呑は「清水焼」です。部屋で過ごす時間も存分に京都を感じることができる心遣いが嬉しいですね。
テーブルには“玉手箱”と呼ばれるコンシェルジュからのおもてなしの小箱が置かれていて、ホテルスタッフが企画・作成した京都の季節のイラストが楽しめます。
10月は時代祭にちなみ「十二単」、11月は「錦繍」、12月は「煤払い（すすはらい）」など、京都の季節、行事、文化が感じられる素敵なおもてなしです。
木のぬくもりを感じるバスルーム
バスルームはバスタブ付き。バスタブと言っても、浴槽に使われているのはヒバ材で、ほんのりと木の香りが漂い、癒しのバスタイムが楽しめます。
部屋のスキンケアは、京友禅の老舗「千總」がプロデュースする「QINUDE（キヌード）」。国産繭を贅沢に使った天然素材でできています。人の肌と同じアミノ酸でできている「QINUDE」は、女性に高評価。1階のギフトショップで購入することができるので、自分へのお土産として買って帰られる方も多いのだとか。
ラウンジでも京都の“本物”が楽しめる
1階のラウンジでは西陣の老舗和菓子店「塩芳軒」の季節の生菓子や、江戸時代から続く「本田味噌」の白みそを使用した西京味噌のチーズケーキが楽しめます。香りのいいほうじ茶や、伏見・椿堂の和紅茶、京都のロースターから届く珈琲豆で淹れられたコーヒーなど、京都らしさを感じる飲み物と一緒にどうぞ。
ラウンジの奥にはセレクトショップと金継工房が入っています。部屋の清水焼の湯呑みやスキンケア「QINUDE」もこちらで扱われています。
もし欠けたお気に入りの器が家に眠っていたら、旅行ついでに持って来られてはいかがでしょうか。金継工房に預けておいて、仕上がったら送ってもらうといいでしょう。相談しやすい雰囲気で価格もわかりやすいので、金継をはじめてお願いするという方にもおすすめです。お気に入りの器に新たに旅の思い出が書き足されるなんて、素敵ですよね。
このラウンジは夜になるとオトナな雰囲気に変貌。国産ウイスキーや京都のクラフトビールなどのお酒も楽しめます。
ゆったりと楽しむ朝食タイム
朝食はブッフェではなくゲストごとにテーブルに用意してくれるので、ブッフェ台を行き来する必要がなく、ゆったりと美味しいお食事を楽しむことができます。
和食は季節の小鉢、八寸、主菜、お漬物、京丹後コシヒカリ、汁物、お茶菓子にドリンク。
洋食はフレッシュフルーツ、ヨーグルトのグラノーラ添え、焼き立てクロワッサン、旬のお野菜、京地卵を使った卵料理、メインはローストビーフまたはスモークサーモン。お茶菓子とドリンク付きです。
※メニューは季節によって変更になることがあります　