シェフの独創的な料理が魅力!霧島「オーベルジュ異人館」


2019.02.26

トラベルjp 旅行ガイド

鹿児島県・霧島といえば温泉が注目されがちですが、グルメを重視したい方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめしたいのが、霧島神宮の近くに位置する「オーベルジュ異人館」。ポルトガルのレストランで長年腕をふるったシェフによる独創的な料理が魅力。そのままヨーロッパの洋館を思わせる客室に泊まり、6つの貸切露天風呂で寛ぐこともできるんです。霧島でグルメ旅するなら外せないオーベルジュをご紹介します!
霧島の自然に囲まれた静かなオーベルジュ!
JR霧島神宮駅から車を走らせ約15分。山深く木々に覆われた国道を進んでいくと、ポルトガルの国旗と三角屋根の洋館が見えてきます。以前は「ペンション異人館」として別のオーナーが運営していましたが、2017年10月「オーベルジュ異人館」に生まれ変わりました。
現在のオーナーシェフ・金澤智玲さんは、長年ポルトガルで行列のできるレストランを営み、現地ガイド本で高評価を受けた人物。オーベルジュを開くため様々な地を訪れましたが、霧島に住む人の人柄の良さや異文化への寛容さに惹かれて移住を決めたそうです。
フロントではオーナーの奥さんや娘さんがお出迎え。家族3人で運営しておりアットホームな雰囲気にほっと癒されます。正面すぐに階段があり吹き抜けになっているのが印象的。クラシックな内装が広がり、季節柄クリスマスツリーや天使のオブジェが彩りを添えています。
レトロな雰囲気を感じさせる店内!
店内はやわらかな光や木のぬくもりに包まれた空間。花柄の壁紙やチェックのテーブルクロスがレトロな雰囲気を感じさせます。カウンターキッチンでは、シェフが調理したり盛り付けする様子を間近で見ることもできます。
店内にはポルトガルワインを中心としたワインがずらり!日本ではあまり馴染みのないポルトガルワインですが、この機会にぜひ飲んでみてはいかがでしょうか?スタッフの奥さんや娘さんに相談すれば料理に合ったおすすめのワインを教えてくれます。
シェフが音楽好きということでジャズライブが行われることも!生の演奏を聴きながら食事ができるなんて、最高に贅沢なひとときですよね。ライブの詳細は公式サイトの新着情報から確認してみてください。
シェフによる独創的な料理を満喫!
「オーベルジュ異人館」の料理はフレンチやイタリアンなど、いろいろな要素を取り入れたオリジナルの洋食。シェフがその日、その時においしいと思った食材を選ぶので、日々内容や盛り付けも変わります。今回は秋メニューのディナーコースの一部をご紹介します。
まずアミューズ5品の中でも注目したいのがこちら!パッと見た瞬間は落ち葉?焚き火?とビックリするかもしれませんが、実はほうじ茶の葉と朴葉。その中にはなんと小さな焼き芋と焼き栗が入っているのです。子供だけでなく大人が見てもワクワクしてしまう一品ですね。
メインの料理もお肉、野菜の付け合わせ、2種類のソースの盛り付けが美しいです。宮崎県産の都萬牛を使用したローストはとても柔らかく、噛むごとに旨味が増していきます。赤のチョリソソース、緑のパセリソースとお好みで味を変えることもできますよ。
デザートは洋梨を使ったタルトと霧島茶のソースをのせたババロア。和風スイーツのようにスッキリした味わいです。一緒に添えられた小さなお花が彩りを添えてくれます。プレートのカーブに沿って配置されたドライフルーツも様々な食感を楽しめます。
今回はコースの一部だけ紹介しましたが、実はなんと前菜5種類、デザート3種類など全部で常時10~14品ありますので、様々な料理を楽しめるのが魅力。どれもおいしいので気がついたら完食してるはずです!その分、朝食はシンプルで程よいバランスになっています。
素敵な客室と露天風呂でゆったりくつろげる!
食事の時間が楽しすぎたり、お酒を飲みすぎても宿泊できるのがオーベルジュのいいところ!客室は洋館らしいアンティーク調の内装でツイン、ダブル、トリプルさらにコテージ貸切など、様々な人数に対応できるようになっています。
霧島温泉の源泉掛け流しの温泉が6つあるのも魅力。写真のように岩の表情や質感をそのまま感じられる「岩風呂」、紅葉の木の下にあり秋には紅葉風呂を楽しめる「切石風呂」など、周辺の自然を活かした作りになっており、ゆったりくつろげますよ。 

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異人館-Ijinkan-
place
鹿児島県霧島市霧島田口2594-50
phone
0995573220
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