歴史ある洋館 鎌倉「古我邸」で極上のくつろぎの時を


2019.03.11

LINEトラベルjp 旅行ガイド

鎌倉の駅からほど近い扇ガ谷の丘を辿って行くと、突然、広大な地の奥に瀟洒な洋風の建物が現れます。鎌倉が誇る三大洋館のひとつ「古我邸」。現在、ここではフレンチレストランやガーデンカフェなどが展開されています。歴史ある洋館でコース料理を堪能する、あるいは自然豊かなガーデンでカフェを楽しむ、そんなひとときは、きっと充実の時をもたらしてくれる筈です。古都鎌倉の緑のなかに佇む「古我邸」をご紹介いたします。
鎌倉三大洋館のひとつ「古我邸」へ
鎌倉駅西口から閑静な住宅街を5分ほど進んで行くと、広大な敷地に瀟洒な洋館が望まれます。春には桜が迎えてくれる緩やかなスロープをのぼっていくと、「鎌倉文学館」「旧華頂宮邸」とともに鎌倉三大洋館のひとつである「古我邸」に到着です。
もとより鎌倉には、江戸時末期より横浜の居留地に住む外国人が、避暑やリゾート地として訪れるようになったという歴史があり、その後、明治時代に横須賀線が開通すると、皇族や富裕層が競うように洋風建築の別荘を建てたことで、鎌倉は一気に西洋館が建ち並ぶ美しい別荘地となりました。「古我邸」もこうした時代のなかで、後の三菱財閥の重役、荘清次郎の別荘として、15年の歳月を費やして完成されたのです。
その後、日本が第2次世界大戦へと向かっていくと、建物は日本土地建物の経営者であった古我貞周氏のもとに移り、以来、鎌倉では「古我邸」という呼び名で親しまれてきました。こうした経緯を辿りながら、築100年を迎えた「古我邸」は補修が必要となり、2015年の改修工事を経て、フレンチレストランへと生まれ変わったのです。
シックでありながら開放的なダイニング・ルーム
レセプションを通り、案内されるダイニング・ルームは、1階のかつてはリビングとして使われていたスペースです。壁の写真は、この建物のオーナーであった古賀貞周氏のご子息、信生氏の活躍の記録。氏は1950年代から60年代までレーシング・ドライバーとして日本内外で活躍した日本のモータースポーツのパイオニアなのです。そうした写真の装飾を含め、内装や食事をする手元は、とてもシックな色調にまとめられていて落ち着きます。
それでいて、全体を見渡せば、窓の全面から射し込む陽光が部屋じゅうに満ち溢れて、開放的で、とても気持ちのいい、まさにプレミアムな空間がひろがります。
古我邸は、ランチタイムもディナータイムも1回転のみ。ですので、時間を気にすることなく落ち着いて、存分に食事を楽しむことが出来るのです。
若きシェフの「ここにしかない料理」を
ここで供される料理は、旬の食材と自家菜園の野菜をベースにした創作フレンチ。
コースは、ランチで3,800円、5,000円、古我邸スペシャルランチ7,000円の3種類。
ディナーは12,000円と15,000円のアニバーサリープランの2種類です。
コースで提供される前菜には、古我邸の敷地内にある畑で採れた野菜を余すところなく使用されています。
ドリンクメニューも豊富です。なかでもおすすめは、ご当地生まれのクラフトビール「鎌倉ビール」です。晩春の鎌倉~星(ピールエール)。初夏の鎌倉~月(アルト)。秋の鎌倉~花(ブラウンエール)の3種類。それぞれ味わいに特徴があり、食事や好みに合わせてのチョイスを。
写真はデザートではありません。美しい前菜のひと品。この後に魚料理、肉料理と続きます。若きシェフは、ここにしかない料理をモットーに日々食材と向き合い、そのうえで、写真のように、見て、味わって、楽しめる、エンターテイメント溢れる料理を提供してくれるのです。どの料理も、本当に食べてしまうのが躊躇われるほどの鮮やかな色調に彩られています。もちろん、味わいも格別です。
ガーデンカフェでも贅沢な時間を
1,500坪もある敷地には、カフェスペースが併設されています。たとえば、コーヒー、紅茶が300円で楽しめるのです。ですから、食事をしなくても、鎌倉散策の合間に、ここで贅沢なカフェタイムを過ごせるのです。
邸の正面には、庭園を目の前にゆっくりと過ごせるテラス席も設けられていて、鎌倉ののどかな眺望が得られます。そうして、あらためて振り返り見上げれば、歴史を刻んで来た「古我邸」のモダンな姿がそこにあり、緑豊かな鎌倉でのゆったりとしたくつろぎのひとときを過ごせるのです。 

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古我邸
rating

4.0

24件の口コミ
place
神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-7-23
phone
0467222011
opening-hour
【レストラン】[ランチ]11:00-…

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