十勝岳望岳台で紅葉狩り!北海道・大雪山系の山々と紅葉がコラボ


2018.08.19

トラベルjp 旅行ガイド

望岳台(北海道美瑛町)は、秋の紅葉が断然おすすめの展望台。十勝岳連峰を中心とした山々の雄大なパノラマと、大雪山系の日本一早い紅葉のコラボが美しい観光名所です。
大人気の「青い池」にも近く、十勝岳温泉を含め周遊して紅葉狩り可能。晩秋には初雪に触れることもできて、北海道の大自然の素晴らしさを満喫できます!
望岳台の紅葉は十勝岳とコラボ!雄大な景観が魅力
望岳台(読み方・ぼうがくだい)では紅葉に加えて、大雪山系の山々をパノラマで一望できます。右側で噴煙を上げているのが十勝岳(標高2,077m)。左側は美瑛岳(標高2,052m)と美瑛富士(標高1,888m)です。
晴天の日には一層絶景になるので、極力天気がよい日の午後に行くのがおすすめ!望岳台の場所は、写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影場所の地図が表示されます。
望岳台で最初に目が行くのが、美瑛岳と美瑛富士。三角形の山が2つ並んで目立つ上に、手前の紅葉が美しく、いつまでも眺めていたい景色です。
望岳台は乗鞍にもあるので、十勝岳望岳台が正式名称です。十勝岳の荒々しい溶岩流の跡と、広大な裾野に広がるハイマツ・シラカバなどの美しい紅葉の対比が印象的。天気次第で噴煙も盛大に見え、活火山の迫力ある景観に大自然の息吹を感じます!
紅葉狩りは歩き易い靴で!
望岳台は、十勝岳へ向かう登山道の途中にある展望スポット。駐車場からの道も登山道なので、舗装されていません。大きな石が沢山転がっている場所もあるので、歩き易い靴で行きましょう。
ちなみに、ここからの写真3枚は、冒頭の写真3枚の一週間前(9月25日)に撮影したもの。9月下旬でも、紅葉が色付き始めています!
駐車場から徒歩数分で、望岳台と書かれた三角形の石積みが出現。ケルンと呼ばれる登山道を示す道標ですが、ここでは展望スポットを示しています。徒歩3分とも言われますが、石が多くて歩き難い長い坂道なので、休みながら歩くと10分弱かかります。
午前中は逆光なので午後がおすすめですが、夕方には写真のように日陰になるので、遅い時間帯にならないように行きましょう。
大雪山は日本一早い紅葉で知られますが、その多くはロープウェイやシャトルバスを利用した上にトレッキングが必要。車で直接行ける紅葉名所は、望岳台(標高930m)と近くの十勝岳温泉(標高1,230m)です。
この写真は十勝岳温泉の紅葉見頃に撮影したものですが、望岳台でも色付き始めており、周遊して観光を楽しめます。
なお望岳台はエゾナキウサギの生息地としても知られますが、観察ポイントは別の場所。駐車場の反対側の「望岳台自然探勝路」を、溶岩地帯へ15分程下った所です。
「青い池」の紅葉もほぼ同時!
望岳台は近年大人気の観光地「青い池」にも近く、紅葉の見頃もほぼ同時期です。「青い池」の紅葉については、別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の関連MEMO内にリンクあり)
望岳台の紅葉は9月下旬から色付きはじめますが、天候次第で遅れる場合も。その時は、より標高が高い十勝岳温泉がおすすめ。山頂に近く天気の日にも雲がかかり、なかなか快晴とはいきませんが、素晴らしい紅葉狩りができます。
カラマツの紅葉時期には初雪も楽しめる!
美瑛町の紅葉見頃は10月上旬ですが、10月下旬にはカラマツで二度目の紅葉を楽しめます。麓の青い池でカラマツが紅葉する晩秋には、望岳台は雪景色になります。
ただし雪深くなると、吹上温泉や十勝岳温泉方面への道道が通行止めになる上に、望岳台が閉鎖される場合もあるので注意が必要です。
望岳台にはライブカメラがありますが、活火山である十勝岳の監視が目的で、紅葉や積雪の状況は分かり難いのが残念。しかし、山の眺望をリアルタイムに確認できるので、観光にも役立ちます。
十勝岳は気象庁が噴火警戒レベルを発表する41火山の一つで、現在は「レベル1」。これは「活火山であることを留意」なので、2016年に美しくリニューアルした駐車場のレストハウスが、「十勝岳望岳台防災シェルター」として万一の場合の避難所だと知っておけばOKです。 

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白金青い池
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北海道上川郡美瑛町白金
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十勝岳望岳台
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北海道上川郡美瑛町白金
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