伝統とモダンの融合!「星野リゾート 界 加賀」で五感に響く極上ステイを


2018.06.21

トラベルjp 旅行ガイド

石川県加賀市。加賀温泉郷の一角をなすのが、北陸随一の古湯として1300年の歴史を誇る山代温泉です。
寛永元年(1627年)に創業の老舗旅館をリブランドし、「星野リゾート 界 加賀」が誕生しました。加賀の伝統建築・伝統工芸を土台とし、当時の風情をそのままに、モダンな要素も組み込まれたおもてなしの数々はまさに最高峰。
「星野リゾート 界 加賀」での洗練されたステイをご紹介します。
見落とすことなかれ!散りばめられた「界 加賀」の世界観
到着早々、目に飛び込む鮮やかな赤!赤色顔料による着色が美しい紅殻格子(べんがらごうし)の風情ある外観が、加賀の伝統の世界に宿泊客を引き込みます。
伝統建築が残されたフロントでまず目を引くのは結納飾りとして発展したという加賀水引のオブジェ。牡丹雪をイメージしたというオブジェはまさに舞い落ちる雪のよう。
フロントから客室に向かう途中にあるトラベルライブラリーでは、九谷焼の色鮮やかなタイルにより友禅流しを象られた中庭を眺めながら、コーヒーや紅茶を片手に歓談することができます。
加賀ならではの伝統工芸品が旅館の至る所に散りばめられ、見落とすまいと一瞬の油断もできません。
安息の時を彩る!伝統工芸に囲まれた至高のプライベート空間
客室は全室が伝統工芸の間と謳われ、部屋ごとの異なる意匠が取り入れられています。
木目の美しい山中漆器の壁掛けに、障子には色鮮やかに施された加賀水引。ベッドルームには着物の染色技法であり緻密な絵柄が特徴の加賀友禅をモチーフとしたパネルが設えられています。
加賀の伝統に身を委ね、九谷焼の茶器でティータイム…夢のような至福のときです。
心身共にリラックス!伝統と名湯にどっぷり浸かろう
山中温泉の歴史は約1300年前に遡ります。泉質は弱アルカリ性で「美人の湯」と言われ、なめらかでとろりとした湯に包まれます。
内風呂では、大きな九谷焼のパネルにより4つの異なる九谷焼様式で春夏秋冬が表されています。ガラスには加賀名産の金箔も施されており、気分は加賀百万石時代へタイムスリップ!
日常とは切り離された優美な空間で日頃の疲れを解き放ち、思い切りリラックスしましょう。
器と料理のマリアージュ!目にも美しい会席料理に舌鼓
温泉にゆっくり浸かった後は、麻の中でも最も高級である亜麻(リネン)100%のオリジナル浴衣に着替えて待ちに待った夕食です。
「器は料理の着物」と唱えたという美食家・北大路魯山人の料理哲学に基づき、各料理に合わせて制作された九谷焼・山中塗の器でいただく会席料理です。
豊かな加賀の食材が器によりさらに引き立てられ、シンプルながら美しく、春夏秋冬の厳選された素材の味を存分に堪能する事ができます。
夕食後は界ならではのおもてなし、加賀獅子舞が披露されます。
武家文化の象徴とも言える加賀獅子舞を界加賀オリジナルにアレンジした「白銀の舞」。至近距離で鑑賞でき迫力満点!荘厳優美な演舞は子供も大人も楽しめるエンターテイメントです。 

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