徳島であじさいを見るなら!外せない厳選3スポット


2018.06.12

トラベルjp 旅行ガイド

あまり知られていないかも知れませんが、徳島県は紫陽花の産地。県内には名所が複数あり梅雨の時期になると、多くのアジサイで県内が一気に華やぎます。
斜面に沿って咲く見事なあじさいが見られる「大川原高原」、ローカル線と共に梅雨の風情を感じる「内妻あじさいロード」、そして色とりどりのあじさいを楽しめる「あじさいランド 美粧園」。それぞれの魅力があるので、あなた好みのスポットへ行ってみてください。
大川原高原のあじさいは斜面に注目
大川原高原は徳島県佐那河内村の高台に位置する観光地。眺望が良く夏でも涼しい上に、タイミングが良ければ放牧されている牛たちの姿を見ることもできます。
また、風力発電用の風車が15基並んでいるのも見どころの一つですが、梅雨の時期にはそのすぐそばを通る道路沿いの斜面に見事にあじさいが咲き誇ります。その数は約3万株で、徳島県内で最多となっています。
最も高い位置まで行き下を見ると、このような景色を楽しむことができます。段になっている斜面それぞれにあじさいが広がっているため見ごたえは抜群。
あじさいで彩られた道を通り抜けるドライブ自体も楽しいですが、運転中によそ見をすると危険なので、きちんと車を置いてから満喫してくださいね。
あじさいを存分に楽しんだら少し休憩してはいかがでしょうか。大川原高原には一軒茶屋という小さなお店があり、濃厚なバニラソフトクリームを食べることができます。
ゆったりとあじさいを見ながらのデザートタイムを取ることをオススメします。
<大川原高原の基本情報>
住所:名東郡佐那河内村大川原
アクセス:徳島市内から車で40分
あじさいの見頃:6月末~7月初旬
あじさいだけじゃない内妻あじさいロードの魅力
次にご紹介する徳島のあじさい名所は「内妻(うちづま)あじさいロード」です。徳島県のほぼ最南部に位置しているため、市内からでもアクセスに相当時間がかかりますが、約2kmに渡って約4千株のあじさいが壁のようにぎっしりと咲いている様子は一見の価値ありです。
内妻あじさいロードの周りは、田んぼが並んでいるだけのいわゆる田舎の風景といったところですが、あじさいロードから近いところを鉄道が走っています。
ローカル線のため、1時間に数本しか通らないような場所ですが、あじさい越しの車両という写真を狙うこともできますよ。
なお、この場所はJRの駅で言えば牟岐(むぎ)駅と鯖瀬(さばせ)駅の間になります。いつ車両が通るかを調べる場合には、上記の二つの駅の時刻表をチェックすれば通過する大体の時刻を把握できますよ。
内妻あじさいロードの途中にあるトンネルにもご注目ください。これは「松坂隧道(まつさかずいどう)」という1921年に竣成されたもの。
当時はまだコンクリートは未知なる技術だったため、建築はレンガや石を使ったものばかりでした。それに対してこのトンネルは現場でコンクリートを打ち込む工法で造られており、その方法で造られたトンネルとしては日本最古のものなのです。
このトンネル付近にもあじさいはかなり咲いているので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
<内妻あじさいロードの基本情報>
住所:海部郡牟岐町内妻
アクセス:徳島市内から車で90分
あじさいの見頃:6月中旬~下旬
あじさいランド 美粧園で見るカラフルなあじさい
最後にご紹介するのは「あじさいランド 美粧園」です。広さは1haほどで、500mの遊歩道を歩きながら色とりどりのあじさいを楽しむことができます。
広い庭園にはあじさいだけでなく、色々な植物が育てられています。こちらの写真は紅葉とあじさいという珍しい組み合わせ。
他にもビワがなっていたりするので、時間をかけて探索してみてください。
園の外の道路沿いにもかなりの数のあじさいが咲いているので、帰る前にチェックしましょう。こちらは美粧園の入り口と駐車場の間の場所で、カラフルなあじさいが並んでいます。
<あじさいランド 美粧園の基本情報>
住所:勝浦郡勝浦町三渓字宮平41 
アクセス:徳島市内から車で45分
あじさいの見頃:6月上旬~中旬 

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大川原高原
place
徳島県名東郡佐那河内村大川原
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