温泉地で有名な由布院の駅前に2018年４月１日に待望のツーリストインフォメーションセンター「YUFUiNFO（ゆふいんふぉ）」がオープンしました。大分県立美術館を設計した建築家が設計しただけあり、前面ガラス張りや緩やかな曲線を使った梁や柱が特徴的です。スーツケースをガラガラと街中を散策していた旅行者の方へ、使い勝手が良く、居心地も良い施設の魅力をご紹介します。
旅の始まりはいつも由布院駅前から始まる！
由布院駅の黒で統一されたシック＆モダンな木造の駅舎は、由布院の顔となっています。また、駅前から出発する辻馬車がゆっくりとした時間の流れを感じさせ、由布院の良さを表しています。
バスで到着しても、もちろん列車で到着しても駅前に到着するので、ほとんどの観光客の皆さんは、由布岳を正面にしたこの絶景に迎えてもらえます。しかしこれまで、ホテル・旅館のチェックイン前＆チェックアウトに荷物を預ける場所がないことや、情報収集場所の不足、といった声が旅行者から寄せられることも……。
その問題を解決するための施設が「YUFUiNFO（ゆふいんふぉ）」。駅を出て右折し、屋根伝いに30メートル程行った所に完成しました。
丁寧な観光情報発信センター「YUFUiNFO（ゆふいんふぉ）」
前面ガラス張りで緩やかな曲線を使った梁や柱が特徴的なシャープな建物。なので見逃すことはありません。運営は、行政と民間が一体となって立ち上げた「一般社団法人 由布市まちづくり観光局」です。
由布市内の８ヶ所の見所を一ヶ所ずつ小さなパンフレットにまとめてあり、必要な情報がスピーディーに入手できます。またフロントには常に二名体制でスタッフが常駐しており、様々な質問・相談・要望に応えてくれます。辻馬車・スカーボロ（レトロカー）・レンタサイクルなどの受付・申し込みもここで出来ます。
チェックイン前・チェックアウト後の荷物の問題も解決！
余分な手荷物も大きなスーツケースも、コインロッカーに預けて身軽に観光に集中できます。
ロッカーの空きがない時も、巨大なサイズの荷物に対応してくれる窓口が設置されています。本当に荷物に関する問題が完全解決です！また、エリア内に宿泊の予定なら、宿に荷物を配送してくれるサービスもあります。賢く活用して身軽な観光を楽しんで下さい。
休憩スペースも充実＆リラックス
二階には室内にテーブルが３つ。オープンエアーな展望デッキに３つあり、室内からも野外からも由布岳が望める好立地です。リラックスしながら休憩したり、スマホで観光情報をゲットするにも良いスペースになっています。
情報＆図書スペースがとっても充実していて、大分県内の他の観光地のパンフレットや世界中の旅に関する書籍をキレイにエリアごとにまとめてられています。ちょっとした町の図書館よりも、「旅」という点では充実しています。
これもスゴイ！その他の注目点
由布院を走る有名な観光列車「ゆふの森号」を、あたかもプラットホームにいるかのように見学＆お見送りできます。鉄道マニアでなくてもうれしい距離感です。
施設内にいると本当にリラックスできるのですが、その理由の一つに梁や柱などがゆっくりと湾曲していることが挙げられます。森をイメージして作られたと聞いて納得できます。
室内に使われている椅子の素材が面白い！紙素材で体にもフィットしエコな感じも漂わせます。
