大人のやすらぎ宿・大鰐温泉「不二やホテル」で楽しむ青森の味覚と庭園風呂


2018.06.13

トラベルjp 旅行ガイド

青森県津軽地方の南部に位置する大鰐温泉。津軽藩の奥座敷として多くの人々に親しまれ、津軽藩主もたびたびこの地を訪れました。
今回ご紹介する大鰐温泉「不二やホテル」は、しっとり穏やかに過ごしたい方におすすめの宿。館内の美しい庭園や美術品に出迎えられ、青森県産の食材の美味しさが実感できるお料理や源泉かけ流しのお湯には、お腹も心も大満足。弘前方面や秋田県への観光拠点としても「不二やホテル」は便利です。
北東北の観光に便利!大鰐温泉「不二やホテル」
津軽藩の湯治場として利用されていた大鰐温泉は、約800年前に発見されたと言われています。明治時代に大鰐温泉駅が開業してからは、多くの湯治客で賑わいました。町の中心を流れる平川の周囲には温泉宿や公衆浴場が立ち並び、今は静かで落ち着いた雰囲気が漂います。
写真は大鰐温泉駅前に2016年1月にオープンした「駅前おもてなし足湯」です。年間通して無料で利用できます。電車で大鰐温泉に到着した方は、こちらの足湯でひと休みもいいですね。
大鰐温泉郷は大鰐・弘前I.Cから約10分、碇ヶ関I.Cから約15分と青森はもちろん、秋田や岩手など北東北の観光拠点にピッタリの場所です。また、弘前からは車で約30分、JRで約12分という近さのため、弘前でのイベントやお祭り等で弘前市内の宿が取れない時の穴場でもあります。混雑しているところから離れたい方は最初からこちらを選ぶのもいいでしょう。
今回ご紹介する「不二やホテル」は、大鰐温泉駅から徒歩約15分。ブラブラ歩きながら宿へ向かうもよし、無料送迎(要予約)を利用するもよしです。ホテルの玄関前には充分な駐車スペースがありますので、お車でお越しの方も安心です。
大人の癒やし!「不二やホテル」の日本庭園と美術品
「不二やホテル」では、チェックインはロビーのソファーに座ったままで行えます。観光等で疲れた身体には嬉しい心遣いですね。ロビーやラウンジの窓から見える美しい庭園には心が癒されます。
こちらは「不二やホテル」1階のエレベーターホール脇の窓からの眺めです。木々や草花、小さな滝、そして川が流れる美しい庭園は、気ぜわしい日常から心を引き離してくれます。
こちらにも腰かける椅子がありますので、一人静かに物思いにふけったり、気の置けないご家族やご友人と静かに語らったりと、落ち着いた時間を過ごすことができそうです。
「不二やホテル」の共有スペースには、大人のための癒しスポットがまだあります。写真は、ホテル内のギャラリールーム「夢見館」です。こちらには仏像や陶磁器などが展示されていて、まるで美術館か博物館のよう。館内のところどころにも貴重な美術品が飾られていますので、興味のある方はぜひゆっくりご覧ください。
居心地のよい「不二やホテル」のお部屋
「不二やホテル」の客室数は全35室。写真のお部屋は別館7.5畳(バスなし・トイレ付)タイプです。コンパクトな造りなので、ご夫婦やカップル、母娘、女性同士などの仲の良いお二人の旅におすすめです。
他にバス・トイレ付やもう少し広めの和室や和洋室もあります。禁煙ルームはありませんが、消臭対応は可能です。清潔感のあるお部屋は居心地がよく、静かにゆっくり休めます。
「不二やホテル」では、オセロや人生ゲーム、黒ひげ危機一髪などのゲームを貸し出ししていますので、滞在中はお部屋でも暇を持て余すことはなさそうです。
「不二やホテル」のお風呂は源泉かけ流し!
「不二やホテル」の源泉温度は約68度。基本的には加水をせず、湯量のみで適温の41度~42度に調整しています。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)です。お風呂あがり後もポカポカが続き、身体がしっかり温まります。
天井が高く、ゆとりある大浴場は開放感がいっぱいで、とても気持ちがいいです。奥の大きな窓からは庭園を望むことができます。
内湯の窓から見える庭園には露天風呂があります。風情あるその景色は、心もすっきりきれいにしてくれるよう。外の空気を感じながら、ゆっくり庭園を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
「不二やホテル」の大浴場は24時間入浴可能です。日中と夜、早朝など何度か足を運んで、時間帯で異なる雰囲気を楽しむのもおすすめです。
青森県産の食材を堪能できる「不二やホテル」の夕食&朝食
郷土の味覚を堪能できる「不二やホテル」のお食事は、いちばんのおすすめポイント!青森の海と山の恵みが盛りだくさんです。
わらびなどの山菜を使った煮物や天ぷら、県産ガーリック豚陶板焼きみぞれソース、県産岩もずく酢、大鰐産青森シャモロック釜飯(お米は県産つがるロマンを使用)に、デザートは青森と言えば!のりんごのゼリーと全12品のお食事には「青森」がぎゅっと詰め込まれています。(※宿泊時期やプランによってお食事内容は異なります)
 
また、食事中は給仕担当の方が会場内をよく見てくださっていて、ベストなタイミングでお味噌汁やデザートを持ってきてくれます。スムーズに食事を進めることができるのも気持ちがいいものです。
朝食ももちろん郷土の味覚が満載です!ハーフバイキング形式であれもこれもと味わいたくなるメニューの一例をご紹介します。
朝もお米は県産つがるロマン。郷土料理のけの汁にいがめんち。けの汁とは津軽地方に伝わる小正月の精進料理で、根菜に山菜、豆腐などをサイコロ状に刻み、味噌や醤油で味付けした汁物です。いがめんちは、イカの足と野菜と小麦粉を混ぜて焼いたり揚げたりしたものです。
県産牛使用のすき焼き風だし巻き卵、県産長芋とろろに県産ごぼうのサラダ、大鰐産のブロッコリースプラウトもサラダにどうぞ。デザートには県産りんご入りのフルーツポンチ、大人気の嶽きみプリンはいかがでしょうか。嶽きみとは岩木山の麓の嶽高原で栽培されている甘いとうもろこしです。
 
朝から楽しくなっちゃう「不二やホテル」のお料理の数々は、青森県には美味しい食材がたくさんあることを教えてくれます。 

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ニュー富士屋ホテル
rating

3.0

4件の口コミ
place
北海道名寄市大通南5
phone
0165422167
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