座っても美術鑑賞!「金沢21世紀美術館」無料の交流ゾーンで「椅子」めぐり


2017.12.20

LINEトラベルjp 旅行ガイド

「金沢21世紀美術館」は金沢の代表的観光スポットのひとつです。無料の「交流ゾーン」では、誰でも作品に、直接触れて楽しむことができると人気です。
実は「交流ゾーン」には、大きなアート作品のほかにも見どころがあります。何気なく使っている館内や屋外の椅子には、いくつものアーティスティックな椅子の作品があることを、ご存知でしょうか?
おすすめ交流ゾーンと、そこにある素敵な「椅子」をご紹介しましょう。
金沢21世紀美術館の交流ゾーンとは
金沢21世紀美術館、愛称「まるびぃ」には、有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンで、美術作品を楽しむことができます。野外作品もいろいろあります。
美術館は、その丸い円形の建物や構造もアートです。写真は市役所前から入館すると、目の前にあるガラスのエレベーター。日本でも2例目という、テレスコ式油圧エレベーターで、地下フロアと繋がっています。地下にも、可愛いフラワーチェアがありますよ。
「まるびぃ」のアーティスティックな椅子たちをご紹介しましょう!
「SANAA」デザインをピックアップ!
通称「フラワーチェア」は、組合せも自由自在です。組み合わせ次第で、クローバーのようにも、桜の花のようにも、いろいろな形の花に変化します。
美術館の地下駐車場入り口の、エレベーターホールに設置されています。エレベーターに乗って、椅子を真上から見ると、まるでお花畑のようです。このビューアングルもおすすめです!
野外の芝生に、ちらほらと置いてあるのは、銀色のドロップチェア。
柔らかなカーブを描く丸い椅子は、まさにドロップ。雨の日の雨粒のようです。屋外で遊ぶ小さな子どもたちも、楽に座ることができる高さです。
丸く、和を描くように並べられているので、グループでも家族でも、みんなでワイワイ楽しくおしゃべりもできます。
ラビットチェアは、まさにうさぎの耳のような形をした椅子です。
そのかわいい曲線が特徴の椅子は、美術館の白い壁に合う優しい木目椅子。シンプルなデザインで、椅子が並んでいるだけでも、絵になりそうですね。このかわいいキュートな椅子は、よくSNSにも登場しています。
見るだけでも楽しい、ありんこチェアとスワンチェア
交流ゾーンにあるアートライブラリー(図書エリア)です。
ここでは現在の展覧会ゾーンで展示されてるアーティストの作品集をはじめ、現代美術を中心にした資料や情報などがあり、個別に手続きすることなく、自由に利用できます。
ガラス張りのアートライブラリーの中には、北欧のアルネ・ヤコブセンデザインの椅子、アントチェアとスワンチェアがあります。
アートライブラリーの入口には、カラフルに配置されたスワンチェアが。また、ライブラリーのテーブルには、通称ありんこチェアと呼ばれる、形が特徴的なアントチェアがあります。
ちなみに、アートライブラリーにあるのは4本足のありんこチェアですが、チケット売り場の横のレクチャーホールには、3本脚の黒いありんこチェアが並んでいます。
レクチャーホールは、普段はカーテンが締まっています。カーテンが開いた時に遭遇すれば、ありの大群のようで、まさにシャッターチャンス!
ガラスの外観に、ガラスのような透け感の椅子
金沢21世紀美術館の建物の周囲は、ガラス張りです。交流ゾーンは、有料ゾーンを取り巻くように、建物の外観に沿って丸く繋がっています。
市役所口から入れば右回り、正面チケット売り場からなら、時計回りにまわるのが、芝生などの見晴らしがよくておすすめです。
ガラスのような透明の椅子は、フランスのフィリップスタルクのデザインです。座ると壊れそうな、繊細な雰囲気ですが心配無用ですよ。ぜひ腰掛けてみてくださいね。
フォーマルな形の椅子ですが、透明の透け感と、美術館のガラス張りを通して見える景色とのコラボを、ぜひお楽しみください。
東京生まれで台湾育ちの、マイケル・リンのデザインによる「リンの椅子」。
彼は伝統的な花模様を壁や床などに描く、絵画のような作品が特徴です。椅子は開館当初から、市民ギャラリーの横にあり、お馴染みの椅子だったですが、残念ながら今は展示されていません。また設置されるはずですので、その時はお見逃しなく。
交流ゾーンのおすすめのアート作品
交流ゾーンの代表格は、やはり視覚的な錯覚を利用した、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」でしょう。チケット売り場の正面の庭にあり、交流ゾーンでは、プールの上から覗きこむことができます。地下に行くには有料の展示室を通るため、チケットが必要です。
グループで展覧会ゾーンと交流ゾーンに分かれ、上下で楽しむのもおすすめです。また、知らない方とでも、プールの上と下で、じゃんけんしたり手を振ったり、交流を楽しむのはいかがでしょう。
通称「タレルの部屋」と呼ぶ「ブルー・プラネット・スカイ」は、瀬戸内海の直島にある地中美術館でも知られる、光の芸術家ジェームズ・タレルの作品です。
正方形に切り取られた天井から見える空は、四季折々の美しい金沢の空を映し出し、部屋の中には直接、雨も雪も光も降り注ぎます。
この作品は、金沢市役所側から入館すると便利です。入口右側にある長椅子の先の、小さなラウンジをぐるりと回り込むとありますので、お見逃しなく!
野外アートの新作、球体パビリオンの「まる」も人気の作品です。
美術館を設計した妹島、西沢両氏の共同設計事務所「SANAA」がデザインを担当し、2016年秋に「まるびぃ」の新たなシンボルとして誕生しました。
作品は、外側からも内側からも自由に鑑賞できる構造です。「まる」に映る自分の姿や周囲の風景など、不思議な世界をぜひ体感してください!
金沢21世紀美術館の屋内外の交流ゾーンには、今回ご紹介した以外にも様々な作品があります。会話ができる12個のチューバのような作品や、映画から着想された「雲を測る男」、パイプとメッシュを組み合わせた「ラッピング」など、想像を膨らませるような楽しいアートが満載です。ぜひお出かけください! 

金沢21世紀美術館
place
石川県金沢市広坂1-2-1
phone
0762202800
opening-hour
[展覧会ゾーン]10:00-18:00(金…

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