月の沙漠に日が昇る!?千葉御宿海岸は超穴場な日の出スポット


2017.12.23

LINEトラベルjp 旅行ガイド

千葉県の南東部に位置する御宿(おんじゅく)海岸は、ヤシの木が植えられ南国ムードが漂い、トップシーズンは海水浴や花火大会、イセエビまつりで賑わう全長2km程の白砂の浜ですが、あの童謡「月の沙漠」のモデルとなったと言われている海岸でもあるんです。人影まばらになった冬の時期、御宿海岸では、月の沙漠に朝日が昇る、なんともドラマチックな日の出を見ることができるんですよ!
静かな御宿の駅に降り立てば……
童謡「月の沙漠」は、誰もが一度は聴いたことがあると思います。王子様とお姫様がラクダに乗って、はるばると旅をする。沙漠に行ったことが無くても、唄を聴けば自然とその情景が浮かんで来ますよね!ちなみに「砂漠」と誤記されることが多いですが、本来は「沙漠」が正解なんです。
夷隅郡御宿町のJR外房線御宿駅。「月の沙漠」をモチーフにした素敵なプレートがあしらわれています。駅には観光案内所が隣接しているので、御宿町の観光情報を入手するのに便利です。駅から10分も歩けば、御宿海岸に辿り着けます。
御宿海岸は、月の沙漠記念公園が整備され、周辺にはおんじゅくウォーターパーク(屋外プール)や月の沙漠記念館、海岸には旅のラクダに揺られる王子様とお姫様の、「月の沙漠記念像」があります。気候が温暖で、町に浜に、ヤシの木が植えられて、ちょっとした南国情緒を楽しむことができる町並みです。
月の沙漠記念像!詩人・加藤まさをの生涯とは
どこか哀愁を漂わせる「月の沙漠記念像」は、特に夕暮れ時に、童謡「月の砂漠」のイメージにピッタリの趣きが醸し出されます。月の形の石碑には、「月の砂漠」を作詞した加藤まさをの直筆による詞が刻まれています。
詩人・加藤まさをは、明治30(1897)年、今の静岡県藤枝市に生まれました。幼い頃から絵や歌が好きで、詩を書き、かつ挿絵を描き、学生時代から詩や童謡を発表していました。「月の沙漠」というあまりにも有名な童謡は、大正12(1923)年に発表されたものです。100年近くも歴史のある童謡だったんですね!
加藤まさをは、しばしばこの御宿町に肺結核の療養に来ており、月の沙漠の童謡は、その時に御宿海岸の砂浜を眺めながら作られたと伝えられています。そして、昭和52(1977)年に御宿で80年の生涯を閉じています。加藤まさをは、この気候温暖な太平洋に面した外房の町を、こよなく愛していたといいます。
必見!ラクダの足元から昇る朝日を拝む
日の出の時刻になると、ラクダの足元から見事な朝日が昇ってきます。王子様とお姫様は、さながら美しい影絵のようになり、砂丘から競り上がって来る太陽の光と影の中で、今にも動き出しそうな、そんな不思議な錯覚に陥る心地になります。
キラキラ優しく照る太陽が、海に光の道を映し出し、とても幻想的な空間を作り出します。一生懸命写真を撮る手を止めて、ゆったりのんびりと、「月の沙漠」を口ずさみたい所ですね!太陽はあっという間に昇ってしまうので、その瞬間を悔いのないように迎え、過ごしてください。
それにしても、日の出と言えば富士山からのご来光や、水平線の彼方から雲を割って昇る朝日などが大方のイメージですが、ラクダの足元から朝日が昇って来るなんて、日本どころか、もしかしたら世界でもここくらいかもしれませんよね。ある意味、超レア地です!
月の沙漠をイメージした冬のイルミネーションも注目!
毎年12月初旬から1月初旬まで開催されるイルミネーションイベントも注目です!御宿海岸に隣接のおんじゅくウォーターパークと月の沙漠記念館では、約1万の電飾でライトアップされ、幻想的な空間を作り出しています。
清水川沿いには、御宿町のゆるキャラ・エビアミーゴや月の沙漠をモチーフにしたライトアップが川面に映り(上段の写真)、月の沙漠記念館はホワイトとスカイブルーを基調とした、落ち着いた装飾が素敵です。クリスマスまではサンタやツリーの装飾が、以降はお正月の装飾を楽しむことができます。 

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御宿中央海水浴場
place
千葉県夷隅郡御宿町須賀地先
phone
0470682513
opening-hour
[監視員常駐時間]8:30-17:00
no image

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