山梨県最大級「神明の花火大会」をラクラク観覧する方法とは?


2018.06.07

トラベルjp 旅行ガイド

山梨県最大級の花火大会「神明の花火」は、毎年8月7日の「はなびの日」に開催されます。
打ち上げ数は約2万発、さらに全国でも数少ない500mにも広がる巨大花火“2尺玉”は大迫力!例年20万人が来場し有料観覧席もすぐに完売という、山梨県内で人気No.1の花火大会です。
そんな大人気花火大会の混雑を回避し快適に、なおかつ格安に観覧できる方法はないのでしょうか?実際に行って見つけてきました!
「神明の花火大会」の交通事情
神明の花火大会では駐車場は26か所、合計4300台分が用意されており、会場へはシャトルバスも運行。駐車場の空き情報は、ネットでほぼリアルタイムでチェックできるようになっています。2017年は完全に満車になるわけではなかったので、どこかしらに停めることができました。
とはいえ、渋滞はします。
駐車場が集中し、交通規制も行われる会場の東側は特に大混雑。駐車場も早い段階で満車になります。また、終了後も車の一斉退場に加え、駅に向かう人で道路は大混雑。来た時以上の凄まじい渋滞が発生します。
時間を有意義に使うなら「まほら文化公園」
場所取りは午前中から始まるので早めに行く必要がありますが、特に子連れの場合は何時間も同じ場所で待っていられませんよね。それじゃあお父さんが一人で場所取り?
開始の少し前にスッと車で行けて、ゆっくり花火を観られて、なおかつスッと帰れる最高の場所はないのでしょうか……。
あります!それが会場西側にある「まほら文化公園」です!人がほとんどいないので場所取りの必要もなく、公園内の丘に登れば低い花火も含めてゆっくり観ることができます。
公園の隣にある「ますほ文化ホール駐車場」は200台停めることができ、2017年は最後まで満車にはなりませんでした。周辺の道路もスカスカで、行きも帰りも渋滞にはまる心配ナシ。シャトルバスも出ているので、「帰りの渋滞にはまるのは構わない」ということであればシャトルバスに乗って会場へ向かうのもアリです。
本当に花火だけしか楽しめないのが難点
しかしこの場所の難点は2つ。まず林の中にあるため、蚊がすごいです。虫除けも万能ではないので、長袖・長ズボンの着用がおすすめ。
神明の花火大会は音楽に合わせて打ち上げられる花火や、ストーリー性のあるプログラム構成が特徴なのですが、音楽やMCが聞こえないのがもう1つの難点。花火を見て楽しむのみとなります(それだけでも十分楽しいですけどね)。
さて、花火大会での混雑回避方法はご紹介しましたが、ホテルについてはどうでしょうか。神明の花火大会当日は当然ながら周辺ホテルは満室、値段の高いホテルしか空いていません。次は、宿泊施設を探す裏ワザをご紹介!
旅費を浮かせるためAirbnbを利用
ホテルや旅館がダメなら、民泊施設も選択肢に入れましょう。宿泊サイトのAirbnbで検索してみたところ、お寺が宿泊用に生まれ変わった面白い施設を見つけました!
元お寺ということで、「ちょっと怖いかも」なんて不安を感じていたのですが、いざ着いてみたら全くの杞憂でした。
当然古い建物ではありましたがきれいで快適、「昔ながらの日本家屋」という雰囲気でとても新鮮。トイレは和式・洋式ともにあり、とても清潔です。大きい冷蔵庫のあるキッチンも自由に使えて、全自動洗濯機があるので長期滞在もOKですね。
敷地内にある蔵には、最新式の湯沸かし機能がついたきれいなお風呂も。花火大会から帰った後に、自宅気分でのんびりお風呂に浸かって疲れを取りました。
ホストとの交流も民泊の楽しみ
室内はとにかく広い!Airbnbの施設ページでは宿泊人数が最大15人と表示されていましたが、雑魚寝だったら30人くらいは泊まれそうな広さ。大人数で泊まったら楽しそうです。
ホストの方もとても親切!チェックイン・チェックアウトの際はわざわざご挨拶に来てくださり、さらには神明の花火大会に関してアドバイスもいただけました。
イベントや旅行のピーク時期には「ホテルが見つからない!」ということが多いですが、そんな時はAirbnbで探してみましょう。きっと穴場な宿が見つかりますよ。 

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