温泉に浸かりモヤイに出会う?青森「ウェスパ椿山」は色々楽しい


2019.03.12

LINEトラベルjp 旅行ガイド

青森県西部、日本海に面したその場所に、個性あふれる宿泊施設「ウェスパ椿山」があります。広大な敷地には、宿泊可能なコテージからガラス工房に昆虫館。展望モノレールで行く展望台に、掛け流しの絶景温泉、そしてなぜかモヤイ像まで。また、徒歩5分で行ける「椿山」も観光名所として有名です。そんな個性あふれる趣向を凝らすウェスパ椿山への旅に出かけてみませんか。
超絶景の源泉風呂
ウェスパ椿山は、青森県の西津軽郡にあるリゾート施設です。世界遺産の白神山地にも近く、日本海の勇壮な荒波を間近にするロケーションが自慢で、ヨーロッパの古城を思わせるレストランがランドマークです。
敷地内には、レストランをはじめ、宿泊できるコテージ、ガラス工房や昆虫館など趣向を凝らした施設がたくさんあります。また、白神山地を一望できる高台へ通じる、展望モノレールも人気です。
なかでも評判なのは展望風呂です。敷地内で最も日本海側に建つ温泉棟だけに、その眺めが素晴らしいのです。
ウェスパ椿山は、鍋石温泉と呼ばれる温泉を引いています。泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物泉で、強い塩気が特徴です。お湯自体は透明ですが、強い塩分のためかなりの温まりと、入り応えを感じます。長く浸かりすぎることによる湯疲れには注意が必要です。
窓の外は180度の日本海が広がります。さらにこちらの浴室、窓が開閉式になっているのです。4月から10月の風が弱い日限定で窓が開かれ、素晴らしい露天風呂に早変わりします。もちろん、冬期に窓が閉まったままの湯浴みも最高です。
日本海に沈む夕日を見ながらの入浴がこの施設最大のウリであり、それを目当ての入浴客も多く訪れます。日帰り利用も可能なので、白神山地散策や夏の海水浴帰りなどにも重宝しますね。
不思議なモヤイとご対面
ウェスパ椿山には、男女2体のモヤイ像がいます。女性モヤイは白神山地、男性モヤイは日本海を見守っているのです。なぜここでモヤイなのか、その由来を紐解くと、とあるテレビ番組に行き当たります。
かつて、伊豆七島のうちのひとつ、新島から東京都蒲田の東口商店街に友好の絆としてモヤイ像が贈られました。その後、蒲田駅東口に置かれ、商店街の人々の姿を見守り続けてきましたが、某テレビ番組で全国に紹介され、視聴者にプレゼントされることになりました。
その後、縁があり蒲田の商店街からウェスパ椿山へと引っ越したのです。以降、新島と蒲田、深浦町の友好の証として親しまれています。
モヤイは「人との絆や結びを表す」とされており、現在では縁結びスポットととしても人気を見せています。
椿山は外せない
ウェスパ椿山に訪れたからには、その名前の由来となった「椿山」見物は外せません。椿山は、深浦町の天然記念物に指定され、ウェスパから徒歩で5分ほどの距離にある小山です。まるで日本海に浮かぶ島のような雰囲気です。
椿山にはその名のとおり、多くの椿が自生しています。一般的な椿は6~18メートルほどの樹高ですが、ここの椿は2メートル以下の低木です。椿自身が日本海の厳しい気候に耐えるため、樹形を変えていったのです。また、日本海側の自生椿北限の地としても知られ、植物地理学上、大変貴重な存在なのです。
実際に椿山まで足を延ばし、日本海との融合を楽しむのも良いですが、実は展望風呂から眺めることもできるのです。湯に浸かりながら貴重な椿山を見下ろしてみる。そんな優雅な旅も、ウェスパ椿山ならではですね。 

read-more

この記事を含むまとめ記事はこちら