リニューアルした秩父まつり会館で、バーチャル体験しよう!


2017.06.30

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埼玉県秩父は、東京の池袋から西武特急で1時間半ほどの山の中の盆地です。古代から歴史に登場する秩父神社は、秩父地方の総鎮守。毎年12月2・3日に行われる「秩父祭」は、秩父神社の例祭で、2016年12月に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
今回は、一年を通して「秩父祭」を体験できるパワーアップした秩父まつり会館と秩父神社を紹介します。
世界遺産に登録された秩父祭を音楽・映像・光で再現!
秩父祭(通称「秩父夜祭」)は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」です。この祭は、風土のロマンとして、秩父を見下ろす武甲山の男神と秩父神社の女神との年に一度の逢瀬の物語と語られています。
2016年12月に「秩父祭の屋台行事と神楽」を含む「山・鉾・屋台行事」33件が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
この秩父祭をバーチャル体験できる施設が、秩父神社の横にある「秩父まつり会館」です。
2017年3月にリニューアルオープン。最新のプロジェクションマッピングにより、秩父祭の夜の祭当日の雰囲気を体感できます。秩父祭囃子の音楽が流れ、日が暮れて月がのぼり、屋台が曳行され、最後の花火のクライマックスまで。光と音の演出が見事です!
秩父祭は江戸時代中期に始まり、祭当日は、笠鉾2基、屋台4基が秩父市街を引き回されます。1階の山車展示室の笠鉾と屋台は、昭和の名工により再現されたものです。高さ10mほど、黒漆塗りで極彩色、金具打ち。
笠鉾の後側に注目すると、煙幕の亀が見事な金糸の刺繍!2階の吹抜けからも屋台の屋根の豪華な彫刻を間近で見ることが出来ます。
資料コーナーと3Dシアターで、秩父祭早わかり!
2階には、秩父祭の資料コーナー、祭全体の様子がわかります。この展示の写真は、クライマックスの一つで、最大20トンもある屋台・笠鉾をお旅所への急な団子坂を引き上げる様子の説明。この団子坂は、秩父鉄道の御花畑駅そばの13番札所の慈眼寺の前です。
3Dシアターの「秩父回廊まつり」の上映。四季折々の秩父各地の祭りが紹介されます。それぞれの祭りのタペストリーが並び、具体的に雰囲気がつかめます。
(入館料大人:410円/2017年6月現在)
左甚五郎作の彫刻が必見の秩父神社
秩父祭が例祭の秩父神社は、古代に創建された歴史の古い神社で、関東地方屈指の古社です。ご祭神の一人、知知夫彦命(ちちぶひこのみや)は秩父地方の開拓の祖とされています。
天正20年(1592年)に徳川家康が寄進した社殿は、江戸時代初期の建築様式の華麗な権現造。
日光東照宮で有名な左甚五郎の作と伝えられる社殿の彫刻は、色鮮やかで、ユーモアが感じられ、必見です。社殿正面には、寅年生まれの家康にまつわる「子宝・子育ての虎」が四面あります。
社殿丑寅には「つなぎの龍」。よく見ると、鎖でつながれています。龍が近くの池に夜な夜な現れた為に、鎖で龍をつないでいるそうです。
ユーモアたっぷりで可愛い梟と猿をよく見てみましょう!
社殿の北側中央には、「北辰の梟」。身体は南、頭は北を向いていて、昼夜を問わず知恵の神様の梟が守っています。小さいですから、よく探してみましょう!
社殿西側には「お元気三猿」。日光東照宮の「三猿」とは逆に「よく見て・よく聞いて・よく話す」。そばには、「桃仙人」「キジ」「犬」と『桃太郎伝説』を思い出すなどユーモアたっぷり!それぞれの彫刻に基づいて、子育て・家の守り・学問・健康のお守りと絵馬があります。 

秩父
place
埼玉県秩父市宮側町

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