美&美味が集結!日光「2018キリフリ谷の藝術祭」見所とお得満載


2018.06.02

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豊かな自然と多くの文化遺産を持つ日光。この地を愛し活動する芸術家や料理人たちが一堂に集う「キリフリ谷の藝術祭」は年々パワーアップ!2018年は教会コンサート、ミュージカル、写真展なども加わり必見のイベント満載。また、期間中は人気のレストランやカフェもシェフ渾身の藝術祭限定メニューを提供。しかもお得な料金設定が嬉しい!アートに輝く6月の日光は、見なきゃ損、食べなきゃ損のいいこと尽くし。お見逃しなく!
2018年「キリフリの谷藝術祭」は音楽イベントが凄い!
まずご紹介する音楽イベントは、NPO法人 心魂プロジェクトのミュージカルショー「ONG&DANCE SHIO~歌と踊りで世界旅行~」。劇団四季出身俳優と旅仲間が、世界各地の歌と踊りで旅をします!
会場となる「幾何楽堂」は、建築家・扉作家の小坂憲正氏の工房兼自宅。緑の谷を望むアートな建物は、普段は見学不可ですがイベント時は公開され、見学のチャンス!幾何楽堂では、この他にも「手仕事マルシェ」「森デコ体験」などのイベントも行われます。
幾何楽堂の住所:日光市所野1543-332
<日光真光教会>を会場としたコンサート「リュートの楽しみ」も見逃せません。世界的リュート奏者・佐藤豊彦氏の演奏とお話、日本を代表するリュート奏者櫻田亨氏門下生を中心にした古楽の演奏を、何と無料で楽しめます。
日光真光教会は栃木県登録文化財に登録されている歴史ある教会。日光産の板橋石を使った聖堂内は素晴らしい音響で、古楽にピッタリの会場です。文化財の聖堂と共にお楽しみください。
日本聖公会 日光真光教会の住所:日光市本町1-6
自ら古楽を演奏するオーナーが拘りぬいて作った、ペンション「トロールの森」フィンチホールでは、ルネサンス・バロック音楽や民族音楽を楽しむコンサート「霧降の森ジョイントコンサート」が開催されます。
またフィンチホールでは6月17日に「森の絵本展」も開催。絵本作家しまだともみ氏の原画展や読み聞かせ、ワークションなど盛りだくさんの企画となっています。
ペンショントロールの森の住所:日光市所野1541
工芸・写真のプログラムも充実!
吹きガラス体験が人気の<グラススタジオ ポンテ>では、芸術祭の期間中「上村眞紀子作品展」と共に、スタッフによる吹きガラスのデモンストレーションと解説も行われます。
グラススタジオ ポンテの住所:日光市 所野1541-1499
また<岡崎ひろみのステンドグラス工房>では「岡崎ひろみ・原田貴恵 ステンドグラスはやっぱり楽しい!」を開催。展示と共にワークショップも楽しめます。
岡崎ひろみのステンドグラス工房の住所:日光市所野1541-12
日光には「日光下駄」という伝統工芸品があるのをご存じでしょうか。この下駄は江戸時代の日光山内の神官や僧侶が、雪道や坂道に対応し履いていた「御免下駄」が後に改良されたもの。この下駄は市民にも愛用されるようになり「日光下駄」として日光の伝統工芸品として継承されています。
古民家生活雑貨ギャラリー <吉見屋>では「星ひでお 日光下駄と草木染作品展」を開催。会期中は日光下駄の制作実演も予定されています。
吉見屋の住所:日光市安川町5-19(西参道入り口付近)
2018年「キリフリの谷藝術祭」には、ホテル「大江戸温泉物語 日光霧降」も参加。写真・彫刻・デザイン作品などが展示されます。
ロビーでは、北山建穂写真展「日光の人も知らない日光」を開催。知られざる日光の穴場や視点を変えた切り口の写真を展示します。またホテル入口には霧降の鹿をモチーフとした彫刻、村上直樹作「Poker face」を展示。ホテル1階プロムナードには、宇都宮メディア・アーツ専門学校 ビジュアルデザイン科の2018年卒業制作より優秀作品を展示。ホテルまるごとアートに染まります。
ホテル大江戸温泉物語 日光霧降の住所:日光市所野1535-1
貴重な宗教絵画や絵本原画も!
日光の小高い丘の上に建つ「カトリック聖アントニオ日光教会」は、1950年献堂の由緒ある教会。聖堂内ではイコン画家・牧島如鳩作「最後の晩餐」を見ることが出来ます。また藝術祭期間中は、教会創立時に聖堂の壁に掛けられていた聖アントニオの絵画15枚も展示。聖アントニオは探し物をしている人や不妊に悩む人の聖人。心当たりのある人は、見学をしながらお願いもしてみてくださいね。
カトリック聖アントニオ日光教会の住所:日光市下鉢石町969
「山のレストラン」は、日光を代表する名レストラン。霧降の滝の絶景ポイントでもある2階では、絵本作家しまだともみ「イーラちゃんとまじょのヤーダちゃん」展を開催。2018年秋出版予定の絵本原画が展示されます。
山のレストランでは食の藝術祭にも参加し、コラボメニュー「イーラちゃんのおやつ」も登場。お好きなデザート3つ盛り合わせとカフェセットが、常メニューの半額以下で、何と1000円(税別)。これは驚きの超お得メニュー、見逃せません!
山のレストランの住所:栃木県日光市所野1546-2
「自然茶寮 廻 奥の邸」は、かつてチャップリンな多くの著名人が訪れた老舗の骨董品屋。この歴史ある建物の1階では「香川大介 展覧会[揚回路]」、2階では「上村活史/香川大介[glass dialogue]」が開かれます。
緻密でダイナミックな香川氏の作品、またグラススタジオ ポンテ主宰・上村氏との共作インスタレーションも楽しみです。期間中、香川氏による公開制作も行われます。
またカフェ「ソラシラヌアメ」では、秋山俊也作品展を開催。くちびるをテーマにしたチャーミングな作品が並びます。
自然茶寮 廻 奥の邸の住所:中鉢石町909-1
ソラシラヌアメの住所:稲荷町1丁目647-2
日光の逸品食材で食の藝術を味わう!
藝術祭では食の藝術もお楽しみ!地元食材を用いた日光ならではのメニューが揃います。この写真は「たくみ庵」の特別メニュー「蕎麦寿司天ぷら 鼈甲あんかけ」。霧降の自然をイメージした華やかな一品。
たくみ庵の住所:日光市匠町7-46
ホワイトソースのオムライスが大人気の「日光くじら食堂」では日光のブランド豚を用いた<ホワイトカレーのオムライス&日光ヒミツ豚のせてを提供。甘みのある軟らかい日光ヒミツ豚とホワイトソースのコラボが最高!
日光くじら食堂の住所:日光市久次良町238-6
日光には、カナダのサトウカエデと同種の楓類が沢山自生しています。この楓から樹液を採りメープルシロップを作る取り組みが2013年から開始され日光メープルシロップが誕生。この樹液用いて作る蕎麦が「鶴千年の舞」。この希少な「鶴千年の舞」を提供するのは大江戸温泉物語日光霧降。このチャンスをゲットしてくださいね。
ガッツリ華やか藝術祭メニューはここへ!
ガッツリ肉系女子が喜ぶ藝術祭メニューはこちら。肉系でありながら美しく繊細な美味しさの「栃木夢ポークグリル 八丁味噌と柚子のソース」を作るのは、元金谷ホテルのスーシェフ 渋谷さん。こちらも大変お得なセットとなっています。
栞の住所:栃木県日光市下鉢石町957-2
フランスで修業した店主が、温かみのある欧州家庭料理を提供しているのが「る・みしぇる」。自然素材に拘って作る、ヘルシーで美味しい藝術祭限定「若鶏の白ワインビネガー煮 レンゲ豆添え」。こちらもサラダ・パン・デザート・ドリンク付きのお得なメニュー!
る・みしぇるの住所:栃木県日光市所野1550-85
小さな可愛いハーブのお店「そっとぼーちぇ」では、ハーブセラピストの店主さんが淹れる「フレッシュハーブティーセット」を用意。美味しい焼き菓子も魅力です。
そっとぼーちぇの住所:日光市松原町262
緑美しい6月の日光、アートに染まる美味しい旅へ出かけてみませんか。 

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ペンショントロールの森
place
栃木県日光市所野1541-1395
phone
0288531007
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