「キラキラ丼」に「絶品スイーツ」宮城県南三陸さんさん商店街はA級グルメの宝庫


2016.03.14

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東日本大震災で多くの店舗と飲食店を失った宮城県南三陸町。しかしこの町の店主たちはいち早く立ち上がり、一年も経たないうちに仮設店舗の商店街「南三陸さんさん商店街」を立ち上げました。ここでは見た目にも味にも徹底的にこだわったキラキラ輝く海鮮丼「キラキラ丼」と、老舗菓子店が作る「絶品スイーツ」が大人気。休日には全国から多くのファンが楽しみにやってくる、南三陸のキラキラ丼と絶品スイーツをご紹介します。
4周年を迎えた「南三陸さんさん商店街」
2012年2月25日、震災から11ヶ月しか経っていないこの日、南三陸町の復興の原動力としてこの商店街はオープンしました。仮設の店舗ながら店主達のこだわりの逸品が人気を博し、4年を過ぎた今でも連日多くの人で賑わっています。
たくさんの人気商品の中でも、一年を四つのシーズンに分けて、その時期の旬の山海の幸をふんだんに使った「キラキラ丼」と、老舗の菓子店が作る「いちご大福」や「マドレーヌ」などのスイーツは、休日にはあっという間に売り切れてしまうほどの大人気。特にキラキラ丼は、2016年3月に観光庁と復興庁が連携して制定した「東北六県 見るもの・食べもの・買いもの100選」に制定され、東北を代表する食べ物となりました。
2014年7月には天皇、皇后両陛下がおいでになられ、激励のお言葉を頂いたこの商店街は、九つの飲食店を始め、菓子店、お茶屋、鮮魚店、かまぼこ店など32の店舗が元気に営業しています。
「キラキラ丼」はどんぶりの芸術作品
3月~4月は「春つげ丼」、5月~8月は「うに丼」、9月~10月は「秋旨(あきうま)丼」、11月~2月は「いくら丼」と食材の旬に合わせて4種類に変化する「キラキラ丼」。「季節料理 志のや」「弁慶鮨」「松原食堂」「豊楽食堂」「創菜旬魚 はしもと」の五つの店舗が見た目にも味にも徹底的にこだわったそのどんぶりは「A級グルメ」。どんぶりの芸術というべきその作品が目の前に運ばれた時、思わず「わー!」という歓声を上げてしまいます。
写真は「弁慶鮨」のキラキラ春つげ丼。3月~4月の2ヶ月限定で提供されるこのどんぶりは、マグロ、いくら、タコ、ツブなどの魚介類に、この時期がまさに旬のめかぶと菜の花がアクセントとなり、食べるのがもったいないほど美しいデザイン。米は寿司に一番適していると言われる山形のつやひめを使っていて、見た目も、ネタも、シャリも完璧な一品です。
「いくら」は掘っても掘ってもご飯にたどり着かないほどたっぷり
11月~2月の4ヶ月間提供される「キラキラいくら丼」は、どの店舗も、これでもかというほどいくらがのっています。写真は「志のや」のひかり輝くいくら丼。スプーンで掘っても掘ってもご飯が見えないぐらいいくらがのっていて、いくらだけでおなかがいっぱいになりそうです。丁寧に醤油漬けしたいくらと、ご飯の間に隠れているメバチマグロや白身魚で頂くこのどんぶりはボリュームも満点。是非お腹を空かせて食べに行って下さい。
他のどんぶりも負けず劣らず見た目にも味にも徹底したこだわりで、5月~8月に提供される「キラキラうに丼」は、地元で採れた無添加で新鮮なうにがたっぷりのっていて値段もリーズナブル、うに好きにはたまらない一品です。また、9月~10月の「キラキラ秋旨丼」は、いくら、鮭、タコ、イカ、マグロ、ホタテなどあらゆる海の幸がアレンジされ食欲の秋にピッタリなどんぶりです。
どのキラキラ丼も五つの店舗が個性を競い合っていて、店の前にはきれいな写真が並んでいます。どれを食べようか悩みながら見て回るのもまた楽しみの一つです。
「いくら」は掘っても掘ってもご飯にたどり着かないほどたっぷり
「しあわせの笑顔にお菓子を添えて」がモットー、大正14年創業の老舗菓子店「山清(やませい)」は、地元宮城の食材にこだわり、特産のタコを使った「タコぷりん」や蔵王の酪農家限定の牛乳で焼き上げたチーズタルト「たんぽぽ」などオリジナルの菓子が大人気、連日スイーツ大好き女子で賑わいます。
特に「いちご大福」は厳選した仙台いちごを、甘すぎない練乳みるくあんともち米をついて作った本物のおもちで包んだ贅沢な一品。あんのほど良い甘味がいちごの甘酸っぱさとみずみずしさをより一層引き立て、本物のおもちは見た目より食べごたえがあって一番人気の商品。材料と製法にも徹底的にこだわるため数量は限定で、休日は午前中に売り切れてしまうので、食べたい人は見つけたら迷わずすぐに購入して下さいね。
ファンに熱望されて復活した「お山のマドレーヌ」
さんさん商店街を歩いていると時々「カラーンカラーン」という鐘の音と共に、なんとも言えない良い香りが漂ってきます。その香りに誘われて行ってみると、そこには焼き立てのお菓子が並ぶ小さなお菓子屋さん「オーイング菓子工房Ryo」があります。2015年8月にさんさん商店街に念願のお店をオープンした店主は、明治9年創業の老舗菓子店の息子で、厳しい修行の後に構えた店を震災で失うも、土木作業をしながら資金を貯め見事に復活しました。
このお店は50種類以上の様々なお菓子を提供しますが、なんといっても一番人気は写真の「お山のマドレーヌ」。震災後の店主の頑張りの原動力になったのは「あのマドレーヌがまた食べたい。」というたくさんのファンからの声。さんさん商店街にオープンする前の仮店舗で営業を再開した時は、小さな店の店頭だけで3ヶ月で1万個以上が売れ、店主を「またやっていける。」と確信させました。
甘すぎず、しっとりとした食感で一度食べたらくせになる一品は、焼き立てはもちろん、冷めても美味しいのでお土産にも最適です。
おわりに
いかがでしたか?
南三陸さんさん商店街には、この他にもこだわりを持った店主達が提供する逸品がまだまだたくさんあり、新鮮な魚介類、美味しい地酒、農林水産大臣賞受賞の笹かまぼこなど、お土産にしたらとても喜ばれるものも揃っていて、仮設の商店街とは思えないほど食事もショッピングも楽しめます。
是非、美味しいどんぶりを食べて、絶品のスイーツでデザートを楽しみ、家に帰ってからもうれしいお土産を探しに「南三陸さんさん商店街」へ行ってみて下さいね。きっと素晴らしいA級グルメが体験できますよ。 

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志のや
place
宮城県本吉郡南三陸町志津川字御前下62-4
phone
0226471688
no image
弁慶鮨
place
宮城県本吉郡南三陸町志津川字五日町51
phone
0226465141
no image

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