女子旅ならここ!尾道の風情あふれる「せとうち 湊のやど」


2018.09.11

トラベルjp 旅行ガイド

情緒ある石段の先に、瀟洒な洋館と、趣き深い日本屋敷が並び建つ――。歴史が刻まれた古い家屋をリノベーションした「せとうち 湊のやど」は、ここで過ごす時間を目的に尾道へ行きたいと思わせてくれる貸家スタイルの宿です。隅々まで美しいたたずまいは、オトナ女子を魅了するクオリティ。極上の尾道を味わえます。
悠々と時を重ねた豪邸に泊まる愉しみ
時間が降り積もるまま静かに古びた階段をのぼると、夢のようにあるパン屋さん。猫石を見つけて近づくと、本物の猫が横切って行く…。尾道の街には、女子を惹きつけてやまない魅力があります。
そんな尾道を満喫したいグループ旅にオススメなのが、この「せとうち 湊のやど」。一軒家だから、定員内なら人数の調整が効くのが嬉しい。直前で参加人数が変わっても安心です。
何より素晴らしいのが建てもの。「せとうち 湊のやど」には、松江藩の役人が塩や綿などの交易のために常駐した「出雲屋敷」と、明治の豪商が所有していた擬洋風建築が特徴的な「島居邸洋館」があります。いずれも古くから尾道の街を見守ってきた建てもの。滞在すること自体が、尾道の歴史に触れる時間になります。
写真は「出雲屋敷-雲―」からの眺め、広い回り廊下からは尾道水道を望むことができます。
「出雲屋敷」は2階部分の半棟のみ、または、1階部分を含む1棟貸し切りで利用できるようになっています。
わが家のようなくつろぎと邪魔しないおもてなしが絶妙のバランス
「せとうち 湊のやど」は貸家スタイルの宿。一泊だけでも素敵な屋敷が「自分の家」になります。客室係はつきませんが、自由にくつろげるので女子旅にはむしろ気楽!欲しいサービスはきちんとしていています。
写真は「雲」の洋寝室。渋い壁色が落ち着いた雰囲気。茶室・数寄屋建築の第一人者である中村昌生氏が監修している室内は、隅々まで美しく日本建築の良さを堪能できます。
タオルは今治のホテルランク、肌ざわりのいいワンピースタイプの室内着、アメニティも上質なもので揃えられていてます。
茶室、煎茶室、月見台を備え「出雲屋敷」は風雅そのもの
2階の「雲」は定員6名です。また1階の「月」を含む1棟貸し切りで10名まで利用可能です。1階「月」のみの利用はできません。
「月」には月見台と茶室、「雲」には煎茶室があります。
お茶や俳句をたしなむ方は、旅先で茶会や句会が楽しめます。
「出雲屋敷」のスタンダードステイプランは、1室50,000円~です。
(税抜、5名1室利用時。12歳以下の利用はできません)
食事がついていないので、尾道グルメを楽しんだり、地元の食材をあれこれ買ってホームパーティをしたりと自由に旅をアレンジできます。
朝食は、お願いしておけば部屋まで仕出し料理を届けてくれます。写真は名物「尾道いなり」とあら汁の朝食。キッチンでお汁を温めて熱々をいただけます。
和風モダンなテイストのキッチン、その先にはソファがあるリビングです。水回りやリビングが現代風なので、快適に過ごせます。
洋館好きには「鳥居邸洋館」がおすすめ!尾道水道を望むベランダからの眺めも最高
「出雲屋敷」の隣に建つ「島居邸洋館」。尾道の狭い坂道によくこんな洋館がと驚きます。「島居邸洋館」にはテラスから尾道水道を望むことができる「望」と、蔵を和風モダンに改装した「蒼」、2タイプの部屋があります。
「島居邸洋館」のスタンダードステイプランは、1室40,000円~(税抜:4名1室利用時)です。
写真は蔵をリノベーションした「島居邸洋館-蒼-」のリビング。備後絣のクッションをたくさん置いた堀りこみ式の居間は、居心地よくおしゃべりがはずみそうです。
せっかく尾道へ女子旅するのなら、自由にアレンジした時間を過ごせるのがいい。「せとうち 湊のやど」はそんな願いをかなえてくれる、坂道の途中の素敵な宿です。 

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せとうち湊のやど
place
広島県尾道市東土堂11-12
phone
0848246669
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