古都・奈良を幻想的に彩る光と影の催し「平城京天平祭・夏」


2015.08.07

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毎年、春・夏・秋と年3回、世界遺産・平城宮跡でとりおこなわれるビッグイベントといえば、天平祭を挙げないわけにはまいりません。なかでも、夏の天平祭は真夏の夜を幻想的に演出しており、さまざまな光と影がかつての都の中枢部を彩ります。今回は夏の天平祭の魅力をご紹介しましょう。
無数の灯りは圧巻そのもの!第一次大極殿前庭の「燈花会@大極殿」
天平祭・夏のイベントは広大な敷地を誇る平城宮跡の各所でもよおされます。なかでも、まずご覧いただきたいのが、ご覧のイベント。国家的な行事や外国からの使節を出迎えるのに使われた第一次大極殿(2010年復原)の前庭でおこなわれる「燈花会@大極殿」です。第一次大極殿そのもののライトアップと相俟って、訪れるものを幽玄の世界へといざなう光景は圧巻そのもの。今日、ロウソクのあかりを並べた燈花会は全国各地でもよおされていますが、世界遺産の敷地内であり、なおかつ第一次大極殿という唯一無二の巨大建造物の前庭を舞台にした燈花会は天平祭だけのこと。その稀少性を認識しながら、第一次大極殿前の燈花会をご堪能ください。
圧倒的な迫力!ウォーターアートプロジェクション「悠久」「天平五色の彩り」
こちらはウォーターアートプロジェクション「悠久」「天平五色の彩り」。その名のとおり、ウォータースクリーンに映像を映し出したもので、迫力満点!映像では、平城京を四方から守護する四神(東の青竜・南の朱雀・西の白虎・北の玄武)のうち、「朱雀」の文字とその雄姿が映し出されていること、お気づきになりましたか?
朱雀門に映し出された幻想的な光線
第一次大極殿と並び、平城宮跡を代表する建物といえば、1998年に復原された朱雀門。天皇の住まいである内裏や官庁が並び立っていた平城宮の正門に当たる巨大な門ですが、夏の天平祭では、この朱雀門もイベント会場に使われます。ご覧のように、幻想的な光線が朱雀門に映し出されており、見るものを魅力します。
朱雀門に映し出された幻想的な光線
写真は第一次大極殿と朱雀門とのあいだに据えられた大型オブジェ。2つの大きなミラーボーラーから成り、それぞれ「未来の門」「過去の門」という名前がつけられています。写真は「未来の門」の方。もちろん、ミラーボールの部分はくるくる回転し、それによって不思議な光の世界が現出します。第一次大極殿とのコラボレーションも独特です。
お腹がすいたらやっぱりここ!さまざまな出店が食欲を誘う飲食ブース「夏の夜市&こども縁日」
もちろん、夜のイベントであるため、観光客相手の飲食ブースも設けられています。「夏の夜市&こども縁日」と名付けられた飲食ブースには奈良を代表するお店も出店しており、きっとご満足いただけるはず。どんなお店が軒を連ねているかは、実際にご自身の目でお確かめください。もちろん、お子さまの好みそうな縁日系の食べ物もたくさん取りそろえられていますよ。
おわりに
「平城京天平祭・夏」がいかに魅力的な行事であるか、おわかりいただけたでしょうか。ほかにも、奈良時代の貴族の衣装を身にまとった光の行列が会場内を練り歩く「光の天平行列」など、さまざまなイベントがもよおされ、過ぎゆく奈良の夏を観光客に強く印象付けてくれます。期間中は近鉄線・大和西大寺駅南側駅前広場およびJR線・奈良駅西口ロータリーより無料のシャトルバスも運行されているため、この機会に「平城京天平祭・夏」に足をお運びください。 

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