重量約1kg! 小田原の昭和レトロなカフェでデカ盛りすぎる「ナポリタン」を食べてきた


2023.12.17

食楽web

食楽web●小田原のデカ盛りを調査。おしゃれカフェで見つけたデカすぎナポリタンと高すぎソフトを食べてみた 小田原にオープンした、新しい観光スポットにデカ盛りがあると聞き、向かったのは『大雄山線 駅舎カフェ1の1』。大雄山線って神奈川県民以外はあまり知らないかもしれないですが、正式には伊豆箱根鉄道大雄山線。小田原駅から南足柄市にある大雄山駅を結ぶ電車です。 南足柄市とは、金太郎の歌「♪足柄山の金太郎~」の、あの足柄山があるところです。なので大雄山駅前には金太郎がクマに乗ったブロンズ像があったりします。話がだいぶ逸れちゃいましたが『大雄山線 駅舎カフェ1の1』があるのは小田原駅から徒歩2~3分。駅前ロータリーから「小田原駅前東通り商店街」に入ってすぐの場所です。2022年12月にオープンしたカフェだけどレトロ感たっぷり。天井が高い店内のあちこちに昔の鉄道グッズが飾られている 実はここ、大雄山線小田原駅の旧大雄山線管理事務所を改装したカフェ。なので壁や天井などは、昔の事務所の雰囲気をそのまま残していて、金庫や大時計、主幹制御器、車内非常通報ボタン、前照灯、軌道線の鐘、警笛など、昔大雄山線で使われていたマニアックな鉄道アイテムが飾られています。店内に飾られた吊り革は昭和の時代に実際に車内で使われていたもの。そして大雄山鉄道の制服を着て記念撮影もできる 鉄道ファンじゃなくても、思わず店内に置かれているものをじっくり見てしまいます。博物館ならガラス越しに見るようなものが目の前にあり、一部触ってもいいのもすごい! 一通りキョロキョロした後、席につきメニューをチェック。お目当てのナポリタンを発見! 鉄板焼きで熱々のまま出てくる、喫茶店の王道ナポリタンです。メニュー。4段階のボリュームで注文できる。一番デカ盛りの超もり盛りを食べるつもりだったけれど、、、 メニューには「太めのもちもち感と甘酸っぱいトマトソースがベストマッチ」と書かれていて、サイズは普通、大盛り、もり盛り、超もり盛りの4段階。一番多い「超もり盛り」はなんと2kg! 注文をとりに来たお店の人に「もり盛り」だとどれくらいのボリュームなのかを聞くと「おそらく1kgはないかな~」とのこと。1kg前後ならそれがいいです! ということで、今回はナポリタンの「もり盛り」で注文決定です!最大ボリュームじゃないのにこの量! 「三浦の赤たまご 鉄板焼きナポリタン(もり盛り)」1014g「三浦の赤たまご 鉄板焼きナポリタン」1045円+もり盛り660円で1705円。こう見えて1kgちょい超え 待つこと数分。目の前にやってきたのは鉄のフライパンに盛られたオレンジ色のスパゲティ。早速計測です。直径22cmのフライパンに、高さ約9cm(旗の高さは除く)、重さは1014g(フライパンの重さは除く)。そんなにボリュームがあるようには見えなかったけれど1kgを超えています。「ソースはトマトソースとケチャップを合わせたもので、具はピーマン、ソーセージ、タマネギ、そして三浦の赤たまごですね。熱々のうちに味わってください」と話すのは、スタッフの高橋拓也さん濃厚ソースに太めのもちもちスパゲティ。昭和レトロな空間でナポリタンって、すっごく合う! 食べてみると、トマトの甘酸っぱい、優しい味わいです。フォークの巻つきも良く、ほのぼのするナポリタン。高橋さんに、ナポリタンにあうおすすめのドリンクを聞くと「『ミルク』(385円)が合いますよ~。でも、お水がいいかも(笑)」。確かに、「ミルク」もいいけれど、シンプルにお水ですね。 ちなみに目玉焼きは途中で崩して、味変感覚で楽しむのがおすすめとのこと。なので中盤以降まで取っておくことにします。炒めたスパゲティと具に、トマトソースを絡めて完成。ピーマンの緑が鮮やか ところで、なんでもり盛りとか超もり盛りなどのデカ盛りメニューが生まれたんですか?「実は目を張るメニューに力を入れているんです。なので、ナポリタンの他にも、デカ盛りメニューがあるんです」 そうなの? 改めてメニューを見直すと、ハンバーグが5段になっている「タワーバーグプレミアム」(3960円)とか、チーズがとろとろかかっている「足柄牛100%ハンバーグ とろけるチーズ タワーバーグプレート」(2860円)、オムライスの上にハンバーグが乗った高さのある「三浦赤たまごと足柄牛ハンバーグ 贅沢オムバーグ」(1815円)など、目を張るメニューが色々あります。黒い! そして高い!「黒いプリンソフト」高さ約21cm!「黒いプリンソフト(大)」800円。炭入りプリン&炭入りソフトで真っ黒! インパクト凄すぎます それならこれも頼まなくては! と追加注文したのがこのデザート。真っ黒なプリンの上に真っ黒で高いソフトクリーム! 高さを測ってみると約21cm(下の皿を除く)。ソフトクリームだから、スプーンで優雅に食べていたら溶けるので、思わずかぶりつきます。 ちなみに、テイクアウトには、この「黒いプリン」をはじめ、「カラメルプリン」や「ミルクチョコプリン」、「コーヒー牛乳プリン」、「足柄茶チョコプリン」などを販売しています。その名も「駅舎プリン」(1個390円~)。 ソフトクリームの段、何段? なんて数える間もなく一気に食べます。ソフトもプリンも濃厚なチョコ味。ソフトの方が若干スッキリ味で、プリンの方が濃くてビターな美味しさです。 でもなんで黒いソフトに黒いプリン?「実は、大雄山線は全長9.6km。なのでクロ、なんですよ」。まさかのダジャレ、いや、語呂合わせだったの~!「ちなみに、小田原駅にある2号店には、金箔トッピングの『金金太郎ソフト 金の斧つき』(1200円)や、『小田原提灯ソフト』(550円)がありますよ」金箔つきのソフトも気になります。まとめ「足柄牛やきんたろう牛乳、西湘野菜や三浦の卵、ご近所の守谷のパンなど、地元の食材を多く使っています。小田原エリアの美味しいものをぜひ味わって」(スタッフの高橋拓也さん) 今回の調査結果。鉄オタじゃなくてもワクワクする、昭和レトロ感たっぷりなカフェのデカ盛りは、最大で2kgでその下が約1kgのデカ盛りナポリタンでした。 そして味はどこか懐かしい、トマトの甘酸っぱさを感じる美味しさで、一人1品頼めばシェアOKだから、3~4人で行くなら超もり盛りにするのもアリ! デザートのプリンはマストで。そして、ハンバーグ5段の「タワーバーグプレミアム」も人気だそうです。 これからの寒い季節は、温かい料理、中でも「カルボナーラパスタ」や「贅沢オムバーグ」もおすすめとのこと。小田原駅からすぐの場所にある、レトロ気分が楽しめるカフェに、今度の休みの日に遊びに行ってみませんか? 鉄道マニアさんもデカ盛り好きも、みんなが笑顔になれるカフェですよ。(取材・文◎いしざわりかこ)●SHOP INFO店名:大雄山線 駅舎カフェ1の1住:神奈川県小田原市栄町1-1-1TEL:0465-20-7330営:10:00~17:00(L.O.ドリンク16:30、フード16:00)休:不定(年末年始も通常通り営業) 

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大雄山線駅舎カフェ1の1
place
神奈川県小田原市栄町1-1-1
phone
0465207330
opening-hour
[平日]11:00-19:00(L.O.18:00)…
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