群馬のご当地グルメが目白押し! 『ボートレース桐生』で味わえる激ウマ“勝負メシ”とは?


2023.03.11

食楽web

食楽web●群馬のボートレース場『ボートレース桐生』の絶品グルメとは? ボートレース場の安くて旨い勝負メシをご紹介するこの企画、これまで首都圏の平和島、多摩川、江戸川、戸田の4場、住之江、尼崎の関西エリア2場を取材してきました。そして今回、ご紹介するのは群馬県・みどり市にある『ボートレース桐生』です。ナイターなので、仕事帰りにも気軽に寄れる(食楽web) 群馬県みどり市にある『ボートレース桐生』は、淡水の水面で、全国で最も標高が高く、乗り心地が硬く難しいレース場。冬から春にかけては、群馬名物の「赤城おろし」という強風が吹きつけます。水面が荒れることもあり、インの勝率も全国平均と比べてやや低く、エキサイティングなレース展開が期待できる人気のレース場です。余談ですが、全国で最初にナイターを開催したのもこちらです。 東京からは、車なら関越・北関東自動車道を利用して約2時間で到着。広大な無料駐車場を完備、観光や夕食の後でも気軽に寄れるのが良い感じです。優良席はワンコインシート(500円)から利用でき、最前列で水面を見られる畳敷きのシートも。レースが始まると照明が消える演出もあって、非日常の世界を体感できます。さらに、フードコートやレストランで美味しいご当地グルメを堪能できるというのだから、これはもうたまりません!群馬のご当地メニューが揃うフードコートまずは1階フードコートをチェック『ボートレース桐生』では、1階のフードコートに6店舗、2階にレストラン、有料席にドリンクスタンドがあり、合計8店舗の飲食店が営業しています。まずは吹き抜けが明るく開放感のある、1階のフードコートへ。ここでは、鉄板焼きや定食、ラーメン、カフェと、軽食からガッツリした食事まで、さまざまに楽しめます。桐生名物『あれこれ』の「鳥もも」は必食!桐生の名物といえばこれ!「鳥もも」320円 トップバッターは、桐生市の名物として大人気の「鳥もも」。鉄板焼き店『あれこれ』の看板商品です。店前は常に行列、多い日で1日400個も出るというから驚きです。レースは二の次で、これだけを買いに来る人も多いとか。平日で平均10kg、休前日には20kgの鶏肉を揚げるという「鳥もも」とは、手の平サイズの大きな鶏肉をカラッと揚げたもの。肉は分厚く、とにかくボリューム感がすごい。この大きな「鳥もも」に、均等に火が入るよう2度揚げしています。最初の揚げは4分、その後、2分間肉を休ませます。そして最後の揚げも約4分、こうしてようやく美味しい「鳥もも」が完成します。左がコショウ、右が塩「鳥もも」は二度揚げ効果により、中はジューシー、外はバリっとしていて、めちゃくちゃ美味しい! まさに名物だと納得の味です。ちなみに、コショウと塩の2つの味があります。黒胡椒がバリっと効いた「コショウ」、しっかりめの塩味が旨い「塩」、食べてみると全然違うので、両方とも試してみるのがおすすめです。ご当地メニューと県内産の豚で、群馬を満喫家族経営のアットホームな雰囲気の『新井食堂』の「ソースかつ丼」700円 続いては、モツ煮が人気の『新井食堂』。しっかりと食事が楽しめる食堂で、ソース丼、もつ丼、カレー丼から選べる「ラーメンセット(ラーメン+ミニ丼)」(800円)など、定食系が楽しめます。ここでぜひ食べたいのが群馬名物「ソースカツ丼」(700円)。オーダーのたびにカツを揚げ、秘伝のソースにくぐらせて、アツアツを提供してもらえます。これがまた、やわらかなヒレカツとご飯の上のキャベツがマッチして、超絶おいしいです。『こめ蔵』イチオシメニューの「しょうが焼き定食」710円 続いて、フードコート3軒目は、定食の『こめ蔵』。こちらでは「カレーライス」(650円)や「ソースカツ丼」(710円)、スタミナ満点の「レバニラ定食」(710円)など、ガッツリ系定食が味わえます。なかでもおすすめは、「しょうが焼き定食」(710円)。生姜が効いた甘めの醤油ベースのタレが絶妙で、しっかり焼き目のついた群馬県産の豚ロースがたまらない旨さで、ご飯が進みます。 ほかにもフードコートには、ラーメンの『秘伝』、うどん・そばの『鮨麺亭』、カフェがあります。唯一のレストラン『ダイニング雷神』で絶品「ひも川うどん」を食す!赤い天井と大きな窓が印象的なレストラン『ダイニング雷神』 最後にご紹介するのは、2階のレストラン『ダイニング雷神』。ここでは、「とんかつ定食」(1070円)、「鉄火丼」(930)円など豊富なメニューが揃い、広いテーブル席でゆっくり食事ができますが、一番人気が「桐生名物 ひも川セット」(790円)です。いちばん人気の「桐生名物 ひも川セット」790円 幅広い麺が特徴の「ひも川うどん」といえば、ツルツルとした喉越しが楽しく、群馬に行ったらぜひ食べたいご当地グルメのひとつ。『ダイニング雷神』では、醤油ベースやカレー風味など、季節ごとに年4回お出汁を変えて提供しています。 今回は、鶏の白だしに柚子をのせたスープのひも川うどんをオーダー。これに季節の野菜を使ったミニ天丼がついて790円と、コスパも最高でうれしくなってしまいます。(左)澄んだスープに感動! (右)この幅広麺がたまらない「ひも川うどん」 画像をご覧ください。スプーンにスープが入っているのですが、まるで何もないような透明感! 鶏を弱火で長時間かけて煮出したスープは感動の旨さです。鶏の旨味をたっぷり味わえるようにと、調味料は塩のみ。柚子の香りも相まって、抜群の美味しさです。これが“ボートレース場で食べられるなんて”と、感動必至の一品です。まとめ 関東唯一のナイター施設『ボートレース桐生』。場内もとってもキレイで、非日常の世界を体感できます。さらに群馬県の名物が多数味わえるので、旅行の合間に寄っても楽しい。しかもどこも美味しくて、クオリティも高いのが最高です。レースをしてもしなくても、行ってみる価値アリ! 近くに行ったらぜひ寄ってみてください。●DATAボートレース桐生住:群馬県みどり市笠懸町阿左美2887TEL:0277-76-2411営:レース開催日 ※スケジュールはH Pにて確認してくださいhttp://www.kiryu-kyotei.com休:レース開催以外休業●著者プロフィール矢巻美穂(やまき・みほ)内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマンで、撮影から執筆・編集作業まで行う。単著としてネパール、台湾、ウズベキスタン、韓国などのフォトガイドブックを執筆。近著は『東京で台湾さんぽ』(イカロス出版)。また、YouTubeで「旅ちゃんねる MinMin Tour」をオープン。これまで取材に行って、本当に美味しかった店や行ってよかった人気スポットを紹介。ボートレースのグルメ情報も絶賛公開中! 

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ボートレース桐生
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4.0

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群馬県みどり市笠懸町阿左美2887
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