食楽web 丼メシといえば、“安くて、旨くて、早い”が身上の牛丼のように、どこかフランクでパパッと済ませたいときに食べるイメージがあります。しかしその一方で、東京には「わざわざこれを食べるために訪れたい！」と思わせてくれる絶品の丼も多数存在します。 そこで今回は、東京で“これは旨い！”と太鼓判を押せる絶品丼を5つ紹介します。ウマすぎて感激必至！『末げん』の「かま定食」｜新橋「かま定食」普通1300円 東京・JR新橋駅から徒歩2分の場所にある、明治42（1909）年創業の老舗料亭『末げん』。こちらのお店は、元総理大臣の原敬や鳩山一郎、はたまた歌舞伎役者の六代目菊五郎、作家・三島由紀夫ら数々の著名人に愛されてきた名店中の名店です。料亭というだけあって、夜はちょっと入りづらい雰囲気ですが、実はランチタイムには、極上の親子丼定食「かま定食」（普通1300円）が堪能できます。こんなにまろやかな親子丼、食べたことない！ ランチメニューは「かま定食」のほか、「から揚げ定食（1700円）」、「たつた揚げ定食（1800円）」の3つ。中でも一番人気がこの「かま定食」です。いわゆる親子丼ですが、鶏肉ではなく、地養鳥、軍鶏、合鴨の3種類の鶏肉を合わせて2度挽いたひき肉を使っているのがポイント。これを卵でとじた、非常に珍しい親子丼です。 ふたを開けると、ツヤツヤに輝く黄金色のとろとろ卵が登場。頬張ると、たっぷりのひき肉からジュワッとにじみ出る肉の濃厚な旨みが口中に広がり、ひき肉、卵、ごはんが三位一体で溶けてなくなっていくようなまろやかさです。まさに東京で一度は味わう価値のある逸品です。●SHOP INFO店名：末げん住：東京都港区新橋2-15-7 S-PLAZA弥生 1F休：日曜、祝日（土曜不定休あり）唯一無二の味！『羽田市場食堂 池袋サンシャイン60通り店』の「羽田市場天丼」｜池袋「羽田市場天丼」1200円 池袋にある『羽田市場食堂』は、日本各地の契約漁師・漁業者が獲った魚介類をその日のうちに空路＆陸路から仕入れ、超新鮮な魚介類を提供するお店。そんな『羽田市場食堂』で食べたいのが、看板メニューの「羽田市場天丼」（1200円）です。 こちら、宮崎産の天然ハモ、特選海老（ロイヤルシュリンプ）2尾、ホタテとイカのかき揚げ、大葉、超半熟玉子が盛り付けられた一杯。まさにこのお店でしか味わえない逸品です。「特上羽田市場天丼」2200円 このほか、インパクトとボリュームがスゴい「特上羽田市場天丼」や、店舗限定の丼など、種類も豊富です。新鮮な魚介類で揚げるから味わえる極上天丼。ぜひ一度体験してみてください。●SHOP INFO店名：羽田市場食堂 池袋サンシャイン60通り店住：東京都豊島区東池袋1-29-4 成田ビル休：火曜史上最強クラスのカツ丼に出会える店！ 『とんかつ かつ壱』の「ソースカツ丼」｜目黒「かつ丼ソース味（ヒレ）」1300円 東京・目黒といえば、とんかつ激戦区としてよくその名が挙がるエリア。そんな目黒で、御三家の一角として知られるお店が『かつ壱』です。「ヒレかつ定食」や「ロースかつ定食」などの定食メニューが豊富で、どれも絶品ですが、ぜひ食べてほしいのが「かつ丼ソース味（ヒレ）」。丁寧に揚げられたヒレかつは、サクサク感を残しつつ、ソースによるしっとり感もある絶妙さで、ご飯との相性が素晴らしい。ヒレかつの下には、海苔が1枚敷いてあり、ご飯に油が染みすぎるのをブロックしています さらに、ソースの味も甘すぎずスッキリとしており、まるでお出汁を思わせる品の良さがあります。卵やお出汁に頼らずとも、カツだけでご飯を食べられる…それほど美味しいです。最強クラスの「ソースかつ丼」に出会いたいなら、ぜひ一度訪れてもらいたいお店です。●SHOP INFO店名：とんかつ かつ壱住：東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビルB1休：日曜、祝日コスパ最強の鰻屋！『うな正』の「うな丼ダブル」｜神田「うな丼ダブル」1880円 東京・神田で、地元民はもちろん近隣で働く会社員たちの心と胃袋をガッツリつかみ続ける鰻屋が『うな正』です。まるで牛丼チェーン店のような気軽な雰囲気そのままに、「うな丼」（990円）、「うな重」（1370円～）、さらに、「うな丼ダブル」（1880円）と、鰻専門店にもかかわらずめちゃくちゃ破格値です。 もちろん、専門店だけあって味も最高です。ご主人が静岡から直送された国産うなぎをさばき、背開きにして白焼きにし、さらに蒸してから再び焼くという、いわゆる“関東風”の職人技が光ります。 こうして焼かれるこだわりの蒲焼は、プリッと肉厚でふんわり柔らかく、タレは甘さ控えめ。脂のくどさは皆無で、ご飯も粒感がしっかりしていて、キリッとしたタレがほどよく馴染みます。●SHOP INFO店名：うな正住：東京都千代田区内神田3-11-1休：日・祝ビジネス街のデカ盛り丼！『ごちそう家ぽん太 八丁堀店』の「ソースカツ丼」｜八丁堀「ソースカツ丼」小950円、中1000円、大1200円 ビジネス街ながら昔ながらの情緒も残る街、八丁堀。やや高級なお店が多いイメージがありますが、昼は美味しいランチを良心的な価格で出してくれるお店が多くあります。『ごちそう家ぽん太 八丁堀店』もそんなお店の一つ。ランチタイム限定で「Wステーキ丼」（1700円）や「月見ねぎとろ丼」（1050円）、「鮭といくらの絶品親子丼」（1800円）など、ボリュームたっぷりの丼メニューが堪能できます。さらに、全メニュー大盛り＆おかわり無料。量を食べたい人にもおすすめのお店です。ソースが程よくしみた、美味しい衣。カツの下にはキャベツの千切りが敷いてあり、その下にゴハン（食楽web） 看板メニューは、「ソースカツ丼」。小中大の3種類のサイズがあり、小だと4切れ、中だと5切れ、大だと7切れのカツがのっています。野菜やフルーツを8種類ブレンドして作るというオリジナルソースは、程よい甘さと辛さがクセになる味。 ソースが染みたカツの衣はサクサクとしっとり、両方が混在。シャキシャキのキャベツを箸休めにすることで、最後まで一気に食べ進めることができます。まさにパワーチャージにぴったりの丼です。●SHOP INFO店名：ごちそう家ぽん太 八丁堀店住：東京都中央区八丁堀1-5-2 はごろもビル B1F休：日曜（土曜は要事前問い合わせ）※価格は全て税込
