千頭の木彫りの熊がいる謎のレストランが新宿にある? 実際に行ってその真相を探ってきた!


2023.01.13

食楽web

食楽web●調査内容:東京・新宿に木彫りの熊だらけの北海道レストランがオープン! 話題の『KIBORI』に行って調査してきた 北海道土産でおなじみだった“木彫りの熊”をご存知でしょうか。昭和の時代、自分の家にはもちろん、友人・知人の家でも、玄関やテレビの上、居間や電話台などでよく見かけたものです。最近はあまり見かけなくなっていますが、北海道を代表する木彫りの熊をアイコンとした北海道レストラン『KIBORI』が新宿にオープン。さっそく木彫りの熊と北海道料理を探りに行ってみました!野菜や肉、チーズをバーベキューで味わう「DAICHI」 11月30日にオープンした北海道レストラン『KIBORI』。2フロアある店内はフロアごとに提供する料理内容が全く異なるレストラン。6階の『DAICHI』のメインはバーベキュー、7階の『UMI』は、北海道の鮮魚が味わえるレストランです。 6階の『DAICHI』では、鶏、豚、牛はもちろん、北海道といえばジンギスカンも有名ということで、ラム肉も取り揃えています。「ラムまみれな仔羊ファームの肉4種盛り」1人前2740円 バーベキューでのおすすめは「ラムまみれな仔羊ファームの肉4種盛り」(1人前2740円 ※写真は3人前)。ラムロース、ラムタン、ラムランプ、サフォーククロスラムを盛り合わせた内容で、臭みもなく柔らかい肉質は、ラム好きはもちろん、普段あまり食べたことのない人にも食べやすくなっています。食べ比べができるのもうれしいですね。 そして、このラム肉を美味しく食べるためのタレも充実。この日は「KIBORI特製バーベキューのタレ」、「ジャックダニエル オールドNO.7バーベキューソース」、「北海道ジンギスカンのたれ」、「プチプチ♪ハニーマスタードソース」、「葱生姜醤(ネギショウガジャン)」の5種類が用意されていて、部位とたれを自分で組み合わせて楽しむことができます。 こういう“たれ”が選べると、楽しみ方が倍増しますよね。実験のようですが、自分でいろいろ試せるのはテンションが上がります。食べて美味しいというだけでなく、あれこれ考えて試すことがもうエンタメ。いろいろやってみた結果、さっぱりしたラムタンには「葱生姜醤」、ラムロースには「北海道ジンギスカンのたれ」という組み合わせが好きでした。好みがあると思うので、ぜひ実際にやって欲しい!「KIBORI牧場人気の北海道産牛豚鶏の肉盛り」1人前1860円 ラムが苦手という人やラムを堪能した後にもう少しお肉が食べたいというときには、「KIBORI牧場人気の北海道産牛豚鶏の肉盛り」(1人前1860円 ※写真は3人前)をチョイス。すべて北海道産というこだわりのラインナップで、こちらもラム同様、複数のたれで味付けを自分で楽しめます。「おかわり自由なKIBORI牧場のチーズたち」990円 バーベキューのおともには「おかわり自由なKIBORI牧場のチーズたち」(990円)。4種類の生チーズと削りたてで提供される「ラスパドゥーラチーズ」が食べ放題になるメニュー。 このチーズはそのまま食べるのはもちろん、野菜やバーベキューのお肉と合わせてもOK。焼いたお肉にのせたり、お肉のせたものを焼いたり、溶け加減もお好みで調整できるのは楽しいですね。「KIBORIの熊が運んできた“生鮭のちゃんちゃん焼”」2420円 ほかにも「KIBORIの熊が運んできた“生鮭のちゃんちゃん焼”」(2420円)や、「BBQの締めは自分だけのひとくちチーズバーガー」(1個300円)など、鉄板で楽しむお肉とチーズを堪能できます。シメパフェ こうした料理と合わせたいのは北海道のクラフトビールや、ハスカップやメロンなど北海道らしい食材を使ったドリンク。また、“シメパフェ”文化のある北海道らしく、食後に食べたい“白いモンブランパフェ”も楽しめます。数々の料理やドリンクを満喫しながら木彫りの熊に囲まれながら、北海道に行った気分に浸れます。北海道といえばやっぱり外せない海鮮を食べる『UMI』もう一つのフロア、7階の『UMI』は北海道の鮮魚が味わえるレストラン。ここでのおすすめは「函館朝市直送便 本日の鮮魚お刺身盛り(7点)」(2480円)。朝市からそのまま届いた魚介は新鮮で歯ごたえが違います。これはお酒を飲む、飲まないに関わらず必食です。「キンキ(全身)」2480円 新鮮な魚は焼いても美味しい! ということで、その日のおすすめを炭火で焼くメニューもあり、生で食べられるぐらい鮮度の良い魚を香ばしく焼く贅沢さを味わえます。炭火の香りが魚の旨みをより引き出してくれます。左「淡雪塩と炉端炙り〆鯖」1100円、右「海の親子ロール」800円「淡雪塩と炉端炙り〆鯖」(1100円)や「噴火湾牡蠣 生牡蠣 秀峰」(600円)など、お酒に合うメニューも多彩。牡蠣を数粒合わせてフライにし、自家製タルタルソースを添えた「爆弾カキフライ」(850円)は、花火とともに運ばれてくるので呑兵衛さんの記念日にもぴったりです。 魚介は一品料理としてだけでなく、寿司で楽しむこともできます。「あて巻き」は、サーモンといくらたっぷりの「海の親子ロール」(800円)など見た目も華やかでボリュームある巻き寿司です。 さらに、「あて寿司」は「鮪盛り(中トロ・赤身・漬け)」(800円)や「貝握り(ほたて・つぶ・ほっき)」(750円)など、“ちょっとつまみ”にちょうどいい3種盛りや、シメに食べたい「本日の特選8貫握り」(2200円)があります。どれも“あて”というだけあって、お酒との相性が抜群です。調査結果『DAICHI』も『UMI』もそれぞれに魅力あふれる料理がそろっていて、どちらにも数えられないほどたくさんの木彫りの熊が置かれています。かつてはどこの家にもあった北海道の象徴の木彫りの熊。家庭で眠っていたそれらを“捕獲”して、一歩店内に足を踏み入れた瞬間に北海道を感じる空間を演出ている『KIBORI』。だからなのか、ちょっとホッとできる雰囲気を感じます。 ちなみに、鮭を咥えている熊はお土産品、それ以外は美術品なのだそうです。たくさんの金色の熊たちに囲まれて、北海道の食材を堪能することで、ちょっとだけ北海道を近くに感じられるそんなお店でした。●SHOP INFO店名:KIBORI(キボリ)住:東京都新宿区歌舞伎町1-16-3 セレサ陽栄新宿ビル6・7階TEL:03-5292-5516営:モーニング8:00~11:00、ランチ11:30~13:30、ディナー17:00~23:00休:なし 

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KIBORI(キボリ)
place
東京都新宿区歌舞伎町1-16-3 セレサ陽栄新宿ビル 6F 7F
phone
0352925516
opening-hour
[モーニング]8:00-11:00[ラン…
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