濃厚なドロ系スープに感激! 京都の名店『麺屋 極鶏』の鶏白湯ラーメン「鶏だく」は本当に美味しいのか? 実食してきた


2022.11.07

食楽web

食楽web 関西を代表するラーメン激戦区といえば、京都・一乗寺のラーメン街道。その中で群を抜いて有名なお店が『麺屋 極鶏(めんやごっけい)』。 ドロリとした鶏白湯スープはレンゲが垂直に刺さるほど超濃厚で、ラーメン激戦区としての一乗寺の知名度を押し上げている存在のお店となっています。関西のラーメン激戦区・京都一乗寺の名店『極鶏』 関西ラーメン激戦区としてメジャーな「一乗寺ラーメン街道」があるのは、京都市街地の北側の一条寺エリア。下鴨神社の出町柳で叡山電車に乗り換えて北に向かい、2駅進んだ駅の一乗寺が最寄駅となっています。 紅葉がみごとな圓光寺や詩仙堂など、京都らしい風情ある名所に近い駅として有名ですが、駅を出て北西に歩くと一乗寺ラーメン街道があり、その北の端に『麺屋 極鶏』があります。 外観の看板にもありますが、極鶏の名物は「鶏だく」というラーメン。「食べれるスープ」とも呼ばれている鶏白湯スープは、一度飲むと忘れられないくらいに衝撃的です。[食楽web] 一乗寺ラーメン街道は、叡山電車の1日乗り放題とラーメンがセットになったチケット「らーめん切符」を販売するほど、関西のラーメン好きには知名度のある土地となっています。※らーめん切符の発売は2023年3月末まで食べれるスープ!? ドロ系“鶏だくスープ”の正体とは?「鶏だく」大盛 950円 お店に入って券売機で食券を購入。しばらくすると「鶏だく」が登場。テレビや雑誌でお馴染みのラーメンとのご対面にちょっと感動しました。 実験的にレンゲを刺してみたら確かに立ったので、手を放してもそのままの状態をキープ。その濃厚さを物語っています。「鶏だく」のスープをレンゲですくってみると、「トロリ」という感覚ではなく、もはや「ドロリ」とゲル状。飲むというより食べるという表現がしっくりくるのにも納得します。「いくらなんでも濃すぎない?」と思って飲んでみると、少しクドさを感じるものの、それ以上の圧倒的なコクが感じられ、絶妙な旨みの塊スープとなっています。 麺を食べてみようと思ったのですが、提供時の状態ではスープに粘度がありすぎて麺とスープが絡んでいません。液体のラーメンスープに麺が入っているのに絡ませるというのは奇妙な体験ですが、パスタとパスタソースのように麺にスープを絡ませて食べます。 麺は中太麺でソースのようなスープとよく絡みます。麺と一緒に食べるとスープだけで食べた際のクドさは感じず、麺とスープの相性のよさはさらにアップ。見た目のインパクトだけでなく、強烈な旨みが人気の秘訣であると納得の1杯でした。 なお旨みの強い麺とスープを食べていると、「白いご飯があればさらに美味しいのでは?」と思ったのですが、気が付いたのがほぼ食べ終わった頃だったので、ちょっと後悔しました。「鶏だく」のバリエーション「海老だくラーメン」もクセになる1杯「海老だくラーメン」950円 ちなみに『麺屋 極鶏』では、「鶏だく」以外にもバリエーションが存在。中でも「海老だくラーメン」という海老を使ったラーメンが美味しそうと思い、後日そちらも食べてみました。 鶏だくの上に独自ブレンドの海老粉末がのった一杯で、鶏だくの旨みに海老の風味と香ばしさがプラス。「鶏だく」の時点で強烈だった旨みがさらにアップしたラーメンとなっています。「ごはん」150円 こんな旨みたっぷりのラーメン。もちろんご飯との相性は予想通りにピッタリ。今回は忘れることなく無事に注文しました。ご飯もおかわり無料で、麺、スープ、ご飯と夢中で食べ進めていると、あっという間に完食! 京都を訪れて京料理以外にもちょっと目先の違う料理を食べたくなった時、『極鶏』の「鶏だく」はオススメです。(撮影・文◎けいたろう)●SHOP DATA麺屋 極鶏(ごっけい)住:京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7TEL:075-711-3133営:11:30~22:00 ※スープが無くなり次第営業終了休:月曜 臨時休業等有りhttps://gokkei.amebaownd.com/●著者プロフィールけいたろう旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。 

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麺屋極鶏
rating

4.0

83件の口コミ
place
京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
phone
0757113133
opening-hour
11:30-22:00(スープがなくなり…
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