重量約2.3kg!? 川越市の卸売市場にある『花いち』でデカ盛りカツカレーを実食!


2021.12.20

食楽web

食楽web 川越市にある埼玉川越総合地方卸売市場、通称「川越市場」は、一般向けに野菜や魚、肉などの小売もやっている、プロから地元の人まで多くの人が通う総合卸売市場。 その場内に、デカ盛りといえばここ! という店があると聞き、向かったのは『花いち』。実はテレビで何度も紹介されている有名店で、遠くからもそのボリュームと味を楽しみに、大喰いさんが訪れるそう。期待しながら店に向かいます。 市場の場内にあるお店というと、朝早くて午後には閉まっちゃうイメージですが、ここはランチタイムが14時まで、そして夜営業もやっているとのこと。今回はランチタイムの時間に行ってきました!魚介の丼や洋食など幅広いメニュー構成。市場の中なのもあり、出てくるのも早い! ランチタイムのメニューを見ると、看板メニューの「わがまま丼」や、「まぐろたたき丼」、刺身の定食など様々なメニューが。どれもボリュームが凄そうです。これはお店の人に聞かないと。「一皿でボリュームがあるのは、カツカレーの大盛りですね」。と代表の川島大和さん。それならカツカレーに決定! 「わがまま丼」は次回来たときにします。 そして、メニューに書かれていた埼玉のご当地豚? ブランド豚「むさし麦豚」がちょっと気になり、待っている間にスマホで検索。小麦由来の飼料で育てた豚で、コクや旨み、甘さを含んだまろやかさが、国産豚の約2.5倍もある美味しい肉とのこと。さらに期待がアップしていきます。山盛りのご飯に大きなカツ!“追いカレー”までついてきたカツカレーセットはトータル約2.3kg「カツカレー」1430円+大盛り200円で1630円。サラダ、味噌汁、追いルー、福神漬けのセット 目の前にやってきたのは、こんもり山状態のライスにたっぷりかけられたカレー、そして大きめのカツ。さらにソースポットに入ったカレー。まさかの追いカレー付きだったとは! 大盛りという名にふさわしい高さ、ボリュームです。 早速計測。カツカレーは一番高いところで約10cm、ジャスト1600g。お代わり分の追いルーは163g、味噌汁が214g、サラダが101g、福神漬けが21g(全て器の重さを除く)。トータル2299g。ほぼ2.3kg! 1kg台なら一般的な胃袋の人でもいけそうだけれど、2kg超えはさすがにやばい。 どーんと乗っているカツは、約22×10cm。器からこぼれ落ちそうな大きさです。ルーに浸ってないってことは、そのまま味わってもソースかけても良しってことですね。6切れもあるってことで、単純にカツ&ライスでも、カレーがけでも楽しめるのは高ポイントです。皿の大きさは横幅29cm、奥行き22cm。A4サイズ用紙の、一回り大きいぐらい。で高さが10cm。すごい!「カレーはポークカレー。ニンジンやタマネギは、ミキサーにかけているのでほぼ形はないですね。むさし麦豚のロースは大体200g前後、ライスは、今は茨城のコシヒカリを使っています。味は中辛ですよ」と川島さん。そして、料理と一緒にやってきた、粉のボトル、これは?「これは辛い粉。味変用ですね。もうちょっと辛いのがいい、という場合はかけてください」。なるほど。このボリュームだと、確かに味変が欲しくなるかも。 早速一口! 中辛って言っていたけれど、そんなに辛くない。正統派日本のカレーで、とろみもしっかり効いています。そしてむさし麦豚のカツ。これが、ザクッとジュワッと。脂身のところまで甘くて美味しい! 肉の旨みがしっかり感じられます。ゴハン&カツで高さ約10cm。ルーは器ギリギリの量で盛られている。これだけで1.6kg 普段なら、途中でルーがなくなることを考えて、序盤はルーを控えめにするけれど、今回は追いルーがあるので、安心して攻めていきます。おそらくだけれど、この辛さなら小学校高学年ぐらいでもいける気がする。カレーライス、時々カツ、口直しにサラダとお味噌汁、などバランスよく食べすすめていきます。 ゴハンの山がほぼ半分になったところで、器の中のカレーがほぼなくなったので、ソースボートのルーを投入! この辺りで腹7~8分目。果たして完食できるのか、ちょっと心配になってきた。後半に入ってから辛い粉をかけたところ、辛さがアップするのではなく、香りが一気にアップする感じ。単調になってきたところにいいアクセントです。むさし麦豚のカツ。衣はザクっと、中ムッチリ。市場の中のお店で、この肉売っていたら買って帰りたい~! そもそも、デカ盛りカツカレーが生まれたきっかけは?「僕自身、いっぱい食べるのが好きなんですよ。で、常連さんからのリクエストで大盛りにしたんですが、もっと、もっとって挑戦してくるお客さんもいて。気がついたらこのボリュームになっていましたね」とニッコリ。川島さん自体がいっぱい食べる人だからこそ、大喰いの気持ちがわかるってことなんですね。 おそらく、多くの大喰いさんを見てきたであろう川島さんに、完食する為のアドバイスを聞くと一言「水は飲まない!」。一口でもお水を飲んじゃうと、スピードダウン、または止まって食べきれなくなるとのこと。完食する人は、水を飲まず、さっさと食べていくそうです。なるほど~。「体育会系の人も、見た目普通の人も食べていくよ~。頼むとびっくりするけどね。「3月ぐらいまでは牡蠣がおすすめ。うちの牡蠣は大ぶりで食べ応えがあるよ~」(代表の川島大和さん)「うちはいろんなメニューがあるから色々なものを食べてもらいたいですね。残さなければシェアしていいんだから」と川島さん。確かに、チャレンジメニューではないから、時間制限もペナルティもない。1人1品頼めば、シェア可能ってことですね。「これからの季節は牡蠣フライなど牡蠣料理も食べて欲しいね。うちの牡蠣は3Lサイズだから、大きくて食べ応えもあるよ」。3Lサイズなら、フライにしてもちっちゃくならない。うわ~魅力的。 ということで、次回は3~4人で来て、牡蠣料理に「わがまま丼」も頼みたい! 12月最後の日曜には、大宮市場内で朝市を開催するので、年末年始の買い出しついでに食べにくるのも良さそう。または夜の営業時間に来て、お酒を飲みつつ、いろんな料理も楽しむのもいいかなぁ。川越エリアに来た時は、また食べにくること、決定です!(撮影◎小嶋裕 取材・文◎いしざわりかこ)●SHOP INFO店名:花いち住:埼玉県川越市大字大袋650 川越総合卸売市場内TEL:049-240-2217営:9:00~14:00(L.O.13:45)、17:00~21:00(L.O.20:30)休:水曜(2021年12/29.30は6:00~14:00、12/31は10:00~14:00、2022年1/1~5は休み、2022年1/6は9:00~14:00) 

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花いち
rating

4.0

9件の口コミ
place
埼玉県川越市大袋650
phone
0492402217
opening-hour
月・火・木-土 7:00-14:00日・…
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