函館で旨いマグロを食べるならココ! 地元客が激推しする『クロマグロ専門工房 鮪斗』が最高すぎた


2021.08.18

食楽web

食楽web 北海道観光の魅力と言えば、豊かな自然やレジャーを楽しむほかに、新鮮な海産物を食べるのも楽しみの一つ。朝市に出かけたり、ガイド本に載っている有名店を予約したり、観光旅行の醍醐味ですね。 筆者の地元、函館では海産物を扱う専門店が豊富にあるので、口コミがかなり有力。実家に帰る時は必ず家族や地元の友人から情報を集めます。 最近のお気に入りは、マグロを専門に扱う『クロマグロ専門工房 鮪斗(ゆうと)』です。ここのマグロがとにかく絶品。都内だと、超高級な寿司屋や料亭に行かなければお目にかかれないのではないかというクオリティーなのですが、価格はとっても庶民的なのです。 本店のほか、函館駅からバスで30分ほどにある『MEGAドン・キホーテ函館』内の『どんぶり家 鮪斗』があり、地元の人が買い物のついでにワンコインの海鮮丼を食べて帰るなど、カジュアルに利用されています。 主要な観光地から離れているので、地元客が中心というのも特徴ですが、このマグロのためにわざわざ足を延ばす観光客も少なくありません。ランチの「マグロ丼」がこのボリュームで500円!?ランチで食べられる「マグロ丼」単品500円(税込) マグロは、津軽海峡で水揚げされたものを中心に、その時期で一番旨いマグロを仕入れています。専門業者なので、目利きはバツグン。いつ食べに行っても、最高のマグロ食べることができます。「マグロ丼」は単品500円、塩ラーメン付きは680円で食べられます。角切りのマグロ、中落ち、ネギトロが丼から溢れんばかりに盛られ、北海道産のななつぼし米にたどり着くのもやっとなほど。 赤身ですが、中トロのようにジューシー。味わいも香りも濃厚で、舌触りもなめらかです。中落ちもほどよい脂のりで甘みがあります。とにかく盛りが良いので、マグロでお腹いっぱいになりますよ。地方配送ありの「物販コーナー」も人気! さて、『鮪斗』が本領を発揮するのはここから。本店では、御造りや寿司の注文も可能で、店舗受け取りの他、出前にも対応しています。物販のコーナーでは、イクラや干物など地方配送も行っているので、お土産を買いにくるのもおすすめです。ネタの分厚さに驚愕! お造りと寿司を注文してみた ということで、筆者激押しの「おまかせ刺身5点盛り」(1~2人前1540円)、赤身、中トロ、大トロの3種類の寿司を食べ比べできる「本マグロ尽くし」(9貫1800円)、「自家製〆サバ刺身」(970円)を注文しました。 小さいころから「刺身は分厚く切るのよ」と両親のみならず、祖母や叔母にまで言われて育ちましたが、こいつはスゴイ。函館市内の他の鮮魚店と比較しても圧倒的な厚みです。 握りの方もシャリを覆い隠すほど分厚い切り身にしています。ちなみに真ん中が、中トロですが、右側の大トロゾーンと比較しても区別がつかないくらい、キメの細かいサシが入っています。 大トロは、見た目から脂っこそう……と感じた方もいるかもしれませんが、舌にのせた瞬間にすっととろけ、甘みが口いっぱいに広がりますが、意外にも後味はさらっとしているのです。 赤身は旨みがギュッと詰まっていますので、トロとのバランスもよし。意外かもしれませんが、中トロの方が赤身の旨みと相まって、より濃厚な味わいを楽しめるのです。「自家製〆サバ刺身」も必ず注文する一品。浅〆なので、サバ本来の風味と、とろけるような食感を楽しめます。サバが旬の時期なら、より美味です! 朝市の海鮮丼も絶品ですが、函館に長く滞在する予定なら、ぜひ『鮪斗』まで食べに来るのがおすすめですよ。(撮影・文◎亀井亜衣子)●SHOP DATAどんぶり家 鮪斗住:北海道函館市美原1-7 MEGAドン・キホーテ函館店B1FTEL:0138-42-7588営:11:00~14:30(LO)、物販は~19:00休:無休 

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どんぶり家鮪斗
place
北海道函館市美原1丁目7-1
phone
0138427588
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