お茶をテーマにした日本茶専門カフェ『CHAYA 1899 TOKYO』に行ってきた


2020.03.19

食楽web

食楽web “お茶”をテーマに日本らしさを演出した東京・新橋のブティックホテル『ホテル1899東京』をご存知でしょうか? 1899年創業の老舗ホテル、龍名館が運営しています。その1階のレストラン兼デリカテッセンが、今回、日本茶専門カフェ『CHAYA 1899 TOKYO』として生まれ変わり、オープンしたというので、さっそく取材に行ってきました。新橋6丁目にあるホテルです“茶バリエ”が点てる抹茶ラテは絶品! 店内は「現代的に解釈された茶屋体験」をコンセプトにデザインされ、伝統的な茶箱を取り入れたり、和傘をモチーフにした照明器具を用いたり。全体的に木目調の内装でまとめられ、優しい雰囲気になっています。座席は全部で38、ゆったりとした作りで、ガラス張りから差し込む陽の光が開放的な空間を感じさせくれて、まるで茶屋の縁側に座ってひと時を過ごしているような感覚に導いてくれます。右/「抹茶ラテ」(600円~)、中奥/「1899抹茶パン いちごミルク」(430円。3/30までの限定)、左奥/「1899抹茶パン あんバター」(380円) こちらでまず味わってもらいたいのが、ソムリエならぬ“茶バリエ”が注文を受けてから茶せんで1杯ずつ点てて提供する、超本格派の「抹茶ラテ」、「1899抹茶パン いちごミルク」、そして「1899抹茶パン あんバター」です。  カウンターには茶釜も用意され、そこから抹茶に湯を注いて、本格的に茶せんで点てていきます。抹茶の量は3~6グラムまで、1グラム単位で自分の好みに合わせて量が選べるようになっています。価格は3~4グラムが600円、5グラム650円、6グラムで700円です。 そして新鮮なミルクに抹茶を注いで、本格的な抹茶ラテが完成します。ほかにも、「和紅茶ラテ」(500円)や「ほうじ茶ラテ」(500円)もあり、どれも温かいものと冷たいものが選べます。また、スイーツと一緒に注文すると100円割引になるので、ぜひセットで楽しみたいところです。 茶道で使用される上質な宇治産抹茶を3.5%使用した「濃茶ジェラート」(450円)も、しっかりした抹茶の味わいを感じられる絶品です。 また、お茶やスイーツだけでなく、ワインや日本酒、それに抹茶ビールなども用意され、それに合わせたおつまみもあるので、会社帰りにホッと一息つくにもいい場所です。 店内には物販コーナーもあり、狭山や静岡などのお茶農園から取り寄せたものや、八女や鹿児島産の茶葉を独自ブレンドしたものが、常時14種類(ティーバッグ10種、茶缶14種)、揃っています。茶缶のパッケージは、明治から大正にかけて日本茶を輸出するときに茶箱に貼られていたラベル「蘭字」をモチーフにしたレトロで趣のあるデザイン。訪れた際に手土産として買ってもいいかもしれません。 “お茶”という日本の伝統的な文化、習慣をモチーフに、現代の風を取り入れた『CHAYA 1899 TOKYO』で、ゆったりと、そして味わい深いお茶屋さん体験をしてみてはどうでしょうか。●DATA店名:CHAYA 1899 TOKYO(チャヤ・イチハチキュウキュウ・トウキョウ)住:東京都港区新橋6-4-1 ホテル1899東京1FTEL:03-3432-1890 営:11:30~21:00(L.O.20:30)休:無休https://1899.jp/hotels/tokyo/chaya-1899-tokyo/●プロフィール松尾直俊食と酒、医療に健康、ダイエットにトレーニングからモノ関連まで幅広く雑誌や書籍、Webなどに記事を提供しているマルチロールな編集&ライター。 

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御成門
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東京都港区西新橋
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