焼鳥屋の唐揚げにハズレなし! 錦糸町『焼とり 鳥けい』の絶品からあげを食べてきた


2020.02.27

食楽web

「鳥の唐揚げ」(6個520円)。思わず日本酒が欲しくなる絶品です | 食楽web「焼鳥屋のからあげにハズレなし」。これは日本唐揚協会認定カラアゲニストである筆者が変わらず持ち続けている持論です。鶏肉の扱いに長け、鶏の旨みを最大限に引き出せる焼鳥屋さんのからあげは絶品なのです。東京・錦糸町のガード下にある『焼とり 鳥けい』もそんなお店。女将の五十嵐薫さんが切り盛りするアットホームな雰囲気のお店です。こちらで「鳥の唐揚げ」(6個520円)を日本酒(1合・400円)とともにいただきました。 オーダーから6~7分ほどで出てきたからあげ。白いお皿にキャベツの葉を1枚敷き、その上に美味しそうなからあげが盛られていて、見ためが非常に爽やか。さっそく実食です。片栗粉のみのサックリ衣を歯が突破した途端、濃厚な風味と、ちょっとしょっぱい味が口いっぱいに広がります。思わずお猪口の日本酒をグイとひと口。これ、体がお酒を求めてしまうからあげです。和風な味付けで、お酒にして正解でした。 このからあげ、どんな味付けをしているのやら。「醤油ベースですか?」という筆者の問いに五十嵐さんは「いえ、醤油は使っていないんですよ」とのこと。え! 醤油を使っていない!? このお酒が欲しくなる濃厚な風味はどうやって出しているのでしょう。五十嵐さんによると、そこは企業秘密なんだとか。う~む、気になりますが、でも美味しいからいいや! 日本酒と一緒なら、何個でも食べられそう。気付いたらお酒に手が伸びてしまっている、魔法のようなからあげです。「カレーパン」(1個200円)。お酒のアテにも〆にもピッタリ。中のカレーは鶏ガラスープで煮込んでいるそうです そしてこちらの超人気メニューのひとつ「カレーパン」(1個200円)もいただきました。常連さんに大人気のこの一品、来店するやいなやお酒と一緒にオーダーする人も多いのだそうです。果たしてカレーパンとお酒が合うのか? そう思いながら食べてみると、これがなかなかどうして。美味しいじゃありませんか。 パン生地がしっとりしていて、自己主張せずに中のカレーとうまくなじみます。五十嵐さんによると、カレーは鶏ガラスープで4~5時間煮込むのだそう。鶏ガラスープとは焼鳥屋さんならではです。カレーの辛さより、旨みを感じる豊かな味わいのカレー。これはつまみにもいける! そう確信しました。もちろん〆にもピッタリです。 さて冒頭の筆者の持論、今回もさらに補強されました。美味しいからあげを食べたいときは、焼鳥屋さんに飛び込んでみるのは、かなりアリな選択肢ですよ。●SHOP INFO店名:焼とり 鳥けい住:東京都墨田区錦糸4-1-9TEL:03-3626-2002営:17:30~お客さんがいなくなるまで休:日曜●著者プロフィール松本壮平ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。 

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焼鳥 鳥けい
rating

3.5

2件の口コミ
place
東京都墨田区錦糸4-1-9
phone
0336262002
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