いま東京で密かなブーム!ハマる人が続出中の絶品「BARカレー」3選


2020.01.01

食楽web

食楽web ここ数年、ブームが続いているスパイスカレー。もともとは大阪で爆発的ブームになり、今や全国各地にその勢いが飛び火。カレー専門店が続々と登場しているのはご存知の通りですが、実はバーでもこだわりのスパイスカレーをつまみに出すところが増え、そんなカレーの虜になる人が続出しているんです。 バーで供されるスパイスカレーは、いずれもお酒の味わいの邪魔をしない、アルコールに寄り添ってくれるのが特徴。そんな東京の“バーカレー”の中でも特に個性が際立った3店の絶品カレーをご紹介しましょう。ブームの火付け役! 乃木坂『Tafia』の「豚のコロンボ」ハバネロで辛味を付けた煮込み料理「豚のコロンボ」1500円が看板メニュー バーカレーブームの先駆け的存在が、西麻布のラム酒専門のバー『Tafia(タフィア)』。ここで出しているのは、正確にいうとカレーではなく、カリブの郷土料理である「豚のコロンボ」という煮込み料理です。コロンボには、マルティニークの「トロワ・リビエール」1000円を「美味しいラムには、辛くて酸っぱい料理がよく合うんです」と店主の多東さんが語るとおり、豚の塩漬け肉とトマト、タマネギ、ナスをハーブベースのスパイスで煮込んだ「豚のコロンボ」は、トマトやライムの酸味と辛味が利いており、ラムとの相性が抜群です。●SHOP INFO店名:Tafia(タフィア)住:東京都港区西麻布2-15-14 ウエストポイントビル 1FTEL:03-3407-2219営:17:00~翌3:00、木・金・土11:30~休:日未知の組み合わせ! 巣鴨『サケノマ』の「スパイスカレー」「スパイスカレー」700円は、バスマティライスで 日本酒好きが集まる巣鴨の日本酒バー『サケノマ』のスパイスカレーもイチオシです。日本酒とスパイスというと、一見すると反発し合いそうな組み合わせですが、そんな心配をを軽やかに超えていく、日本酒にぴったり寄り添ってくれる独創的なスパイスカレーをいただけるんです。ハタチの時から日本酒党という店長の石山茉莉江さん 5時間以上煮込んだ牛スジをたっぷりと入れ、和出汁を加えたスパイシーなカレーは、一度注文が入るとその香りに魅かれて注文が殺到! このカレーの評判を聞きつけて遠方からカレー好きが訪れることもある逸品です。●SHOP INFO店名:サケノマ住:東京都豊島区巣鴨4-24-4 1FTEL:03-6903-7392営:19:00~翌1:00、日曜16:00~23:00休:水注文できたらラッキー! 代々木『moonbow』の「幻のカレー」月曜と火曜に登場する「チキンカレー」1000円 昼はカレー店として、夜はバーとして営業する代々木の『moonbow』には、ランチタイムに売り切れなければバータイムでもカレーを注文できる、という幻のバーカレーがあります。店主の村島秀樹さんはキューバを訪れ本格的なモヒートの作り方を習得 チキンカレー、ナスと挽肉のカレー、ほうれん草と挽肉のカレーが日替わりで登場。スパイスを煎じて作るサラサラのカレーは、1日18食限定なので夜に残っていたらかなりラッキーです。●SHOP INFO店名:moonbow住:東京都渋谷区代々木2-30-4 ヨシダペアランドB 102TEL:03-3299-5031営:11:30~14:00、22:00~翌1:00、金・土曜21:00~翌2:00休:日、祝(文◎千葉泰江 撮影◎大星直輝・久保田敦)※当記事は『食楽』2019年冬号の記事を再構成したものです 

read-more

この記事を含むまとめ記事はこちら