チャンスは一度だけってどういうこと!? 『CAFE HELLO』で大人気の前菜ビュッフェとは?


2019.10.16

食楽web

食楽web ホテルのランチビュッフェやスイーツバイキング、レストランのサラダーバーなど、好きなものを好きなだけ楽しめるのがビュッフェの魅力。そんな中、「一度きり取り放題の前菜ビュッフェ」のお店があると聞き、取材に行ってきました。それにしても、一度きりって、一体どういうこと? 噂のビュッフェを提供している『CAFE HELLO』は、今春、小田急線代々木上原~梅ヶ丘間の地下複々線化による鉄道跡地にできたカフェレストラン。『CAFE HELLO』を擁する複合施設「世田谷代田キャンパス」は世田谷代田駅から徒歩2分ほど。同施設内には東京農業大学のアンテナショップ「農大ショップ」もあり、東京農大オリジナルグッズ、農大卒業生の酒蔵でつくられた日本酒をはじめ、食と農に関する商品を販売しています ブランチからスタートして、ランチ、カフェ&バール、ディナーまで、どの時間帯に訪れてもシチュレーションに合わせて利用できる使い勝手のよさが人気です。「イタリアレストランで腕を磨いてきたシェフによる本格的な料理はもちろん、カフェ&バール利用にも対応できるよう、イタリアンに偏らないカジュアルで柔軟なメニュー構成にしています」と、店長の荒川仁さん。 それはそうと、さっそく気になるビュッフェについて聞いてみることに。オープンキッチンのカウンターに並ぶ前菜。平日は常時8種、土・日曜は10種。メニュー、品数は日によって異なります「一度きり取り放題の前菜ビュッフェが楽しめるのはランチのみ。その日のパスタ、リゾットなどからお好きなものを1種選び、それに前菜ビュッフェがつくランチセットです。 時々、本当に一度だけ? おかわりはできないんですか? と聞かれますが、本当にワンチャンスです(笑)。前菜といっても単なる付け合わせではなく、どれも手の込んだ料理なので、実際、盛りつけてもらうと結構なボリュームになるんです」(荒川さん・以下同) 確かに、サラダやマリネ、クスクス、フリッタータなど、立派な一品料理ばかり。冷製あり、温製あり。魚介類、肉、野菜、豆などがまんべんなく楽しめます。今回は特別にシェフにお願いしてバランスよくきれいに盛りつけてもらいました。 一度きりの取り放題ですが、かなりのボリュームです。これぞ、イタリアレストランのアンティパスト・ミスト! この贅沢な前菜プレートだけでワインがどんどん進みそうです。ワインはグラス550円~、ボトル2900円~。デキャンタもあり一度きりの取り放題にしたきっかけは?「実は、姉妹店のイタリアン『イル・フィーゴ・インゴルド』で、同じスタイルのランチビュッフェをやっていて、とても評判がいいんです。取り放題は一回限りですが、このサービスを気に入って通ってくださるリピーターも多く、それならこの店でも取り入れてみようとことになったんです」パスタ、リゾットなどが選べる前菜ビュッフェ付きのランチセット(平日1300円、土・日1600円)。10月からはドルチェ&カフェ付きランチセット1900円、メイン、ドルチェ&カフェ付きランチセット3200円も登場 オープンして5ヶ月ほど経ち、今では既存店のビュッフェのクオリティを知るイタリアン好きはもとより、人気の前菜ビュッフェ目当ての人で平日、休日問わず賑わっています。デザートは現在550円。取材時のメニューなので、料金等は変更になることがあります ランチが終わってからのメニューには前菜、パスタ、メイン、デザートまでがオンリスト。「ランチ以降は時間軸に関係なくアラカルトメニューです。ボーダーがない分、遅いお昼を食べに来る人、甘いものでひと休みする人、仕事帰りに一杯飲みに立ち寄る人など、さまざまです。もちろん、ゆっくりディナーを楽しむグループやカップル、女子会、マダム会まで、お客さま自身が自在に使い道に変化をつけているようです」『CAFE HELLO』のもうひとつの顔とは? お店に入ってすぐのカウンターには、開店と同時に焼きたてのパンが並びます。これらのパンは姉妹店であるベーカリー併設のレストラン『Fiorata by BAKE SHOP』から毎朝届くもの。取材の合間にも、ふらりと立ち寄ってパンを買い求める人がいました。クロワッサンの生地をバゲットで巻いた新感覚の「CBラップ」はスタッフのいち押し。一番人気の「リンゴの天然酵母のパン・ド・ミー」は、北海道産小麦ゆめちからを使ったもちもち食感で食パンマニアをも唸らす一品。数量限定です そして、改めて気づいたのは、客席のバリエーションの豊富さ。たとえば、ライブ感溢れるオープンキッチンが見渡せるテーブル席はレストランの趣きです。 一方、ハイチェアが並ぶテーブル席はカフェ利用にお誂え。バールの雰囲気を醸し出すカウンター席は気兼ねなく長居できそうだし、外の風が心地よい日ならテラス席もオススメです。「空間や席によって、さまざまな表情を見せるお店ですが、シーンを選んで、あるいは選ばずとも気ままに使ってもらいたいですね」 話題の前菜ビュッフェに始まり、融通のきくアラカルトメニュー、パンの販売まで。「すべてはお客さまが毎日行きたくなるようなお店を目指して考えたこと」と、荒川さん。さらに、訪れる人を楽しませてくれるスタッフ陣の接客の心地よさもあいまって、毎日つい寄りたくなる魅力に溢れたお店なのでした。(取材・文◎笹森ゆうみ)●SHOP INFO店名:CAFE HELLO住:東京都世田谷区代田3-58-7 世田谷代田キャンパス1FTEL:03-3411-8877営:ブランチ10:00~11:30/ランチ11:30~14:30/アラカルト14:30~23:00(L.O.22:00)休:水曜https://www.figo-ingordo.jp/cafehello 

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CAFE HELLO(カフェ ハロー)
place
東京都世田谷区代田3-58-7 世田谷代田キャンパス1F
phone
0334118877
opening-hour
10:00-23:00
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